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2022年01月08日

昭和天皇の大喪の礼には193ヶ国が参列し服喪国は34ヵ国に及んだ

 昭和63年9月19日、「天皇陛下御不例」という衝撃的なニュースが飛び込んで来た。この日以来、禁酒し御快癒を祈るも翌年1月7日、崩御遊ばされた。大喪の礼は2月24日。小雨交じりの寒い日だった。寂然として見送ったのを思い出す。

 悲しい哉、未だ国内には先帝陛下に対して、「戦争責任」などとの戯言を抜かす日本人らしからぬ輩が存在する。こうした動きは、GHQの「神道指令」や「戦後民主主義教育」「日本弱体化政策」というより、1932年にソ連共産党から日本共産党へ通達された「コミュンテルンテーゼ(命令書)」の指令による影響が大きい。

 命令書には、先ず「天皇制廃止運動」として天皇を制度と捉え、昭和時代の「戦争責任・退位論」に始まり、次いで「開かれた皇室論」と「敬称・敬語不使用運動」が記されてある。天皇戦争責任論はそれを忠実に実行しているに過ぎない。

 事在る毎に昭和天皇に対して「陛下は、所謂戦争責任についてどの様なお考えであるか」などと質問するのは日常茶飯事のことだった。こうしたことは記者の立場を利用した「吊し上げ」であり、記者の傲岸不遜ここに極まれりというものだった。

 欽定明治憲法下に於いて、国務は国務大臣が、統帥は参謀総長及び軍令部長が陛下を輔弼しその責に任ずることになっており、つまり陛下には法的に責任はない。

 然し、道義的に最も責任を痛感されたのは昭和天皇御自身であり、終戦の勅諭で「五内為ニ裂ク」と仰せられた通り、自ら身を苛まれたのは陛下御自身なのである。

 戦後、マスコミは、週刊誌などで陛下や皇族方を登場させ、不敬なスキャンダラスな記事で尊崇の念を薄れさせることに成功した。そして平成~令和に入り、「女性宮家」や「女系天皇」など反天皇制運動は更に巧妙になり今尚継続されている。

 大東亜の開放を掲げて戦われた先の大戦を、世界の国々は自存自衛の戦いと理解し評価しているのにも関わらず、国内で「侵略戦争」と断じることは如何なものか。では、世界では先の大戦をどの様に受け止め、如何に評価しているのか。

 一例を挙げてみる。イギリスの歴史学者であるアーノルド・J・トインビー「第二次世界大戦で、日本人は日本の為というよりも、寧ろ戦争によって利益を得た国々の為に偉大な歴史を残したと云わねばならない」と評価している。

「日本の敗戦、それは勿論東南アジア全域の独立運動には決定的な意味を持っていた」(ジョイス・C・レブラ(歴史学者)著書、東南アジアの開放と日本の遺産)

 歴史学者に止まらず政治学博士のジョージ・S・カナヘレは、「日本占領軍が、インドネシア民族主義の為に行った種々の仕事の中で最も重要なものの一つは、正規軍や軍事組織を創設してそれに訓練を与えたことである」と語っている。

「本当に悪いのは侵略して権力を振るっていた西欧人で、日本は敗戦はしたがその東亜の開放は実現した。日本の功績は偉大である」(アムステルダム市長)

 タイ元首相・ククリットプラモードの「日本のお蔭でアジア諸国は全て独立した。日本というお母さんは難産して母体を損なったが、生まれた子供はすくすくと育っている。今日、東南アジア諸国民が米英と対等に話せるのは誰のお蔭か。それは身を殺して仁を成した日本というお母さんがあった為である」と訓えている。

 マレーシア上院議員のラジャー・ダト・ノンチックやインドのラダ・クリシュナン大統領、スリランカのジャヤワンルデ大統領、ビルマのバー・モウ首相、シンガポールのゴーチョクトン首相。キューバのカストロ首相やチェ・ゲバラなど、結果的には我が国は敗れはしたが大国との戦いの大義と意義を理解し評価している。

 我が国を讃えた外国人も数多く、「大日本」「日本精神」の著者モラエスや、本当の日本の姿を世界に伝えた小泉八雲(アフカディオ・ハーン)もその一人である。

 アーノルド・J・トインビーは伊勢神宮を参拝した際に「この聖なる地域で、私は全ての宗教の根源的な統一を感じた」と喫驚したことを語り、 熱心な平和主義者であったアインシュタイン博士は、日本への思いを次の様に述べたという。

「世界の将来は進むだけ進み、その間幾度か争いは繰り返され、最後には戦いに疲れて必ず真の平和を求めて世界的盟主を挙げねばならぬ時が来る。(略)世界の文化はアジアに始まりアジアに帰り、それはアジアの高峰『日本』に立ち戻らねばならぬ。我々は神に感謝する。天が我等の為に日本という尊い国を創ってくれたことを」

 東京裁判で「侵略戦争」と断じたウエップ裁判長も後に「天皇は神だ。あれだけの試練を受けても帝位を維持しているのは神でなければ出来ない」と驚嘆している。やはり我が国は神の国であり、昭和天皇は国民にとって現人神であらせられたのだ。

 昭和天皇崩御での服喪国は34ヵ国に及んだ。大喪の礼には193ヶ国国の元首や代表が集まったことは歴史上空前の出来事だった。正に、昭和天皇はアジア及び世界の救世主であらされたのである。すめらみこといやさか。すめらぎいやさか。

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