終戦70年の首相談話に「反省」を盛り込むというがフランス週刊紙シャルリエブド襲撃事件に思う

2015年01月07日

人日(じんじつ)に七種菜羹を食べると万病を逃れるという言い伝え

 今日は七日。年明け初めての節句を「人日(じんじつ)」という。この日は七草粥を食べて、正月での飲み過ぎや食べ過ぎで疲れた胃腸を労わるのが好いとされている。三日とろろもそうだが、どんだけ呑んだのよってな話だわな(笑)

 春の七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ(母子草)ハコベラ、ホトケノザ(田平子)、スズナ(かぶ)、スズシロ(大根)最近はスーパーなどでも「七草かゆセット」として売られていて気軽に味わえる。冬の栄養源としてビタミンを補給する意味もあるというが、大してあるとも思えないし、何より不味い(笑)

 また七日は「爪切りの日」でもあるらしく、七草の日にその年に初めて爪を切ると風邪をひかないという謂れもある。その爪切りの際には、七草を浸した水に爪を浸して、柔かくしてから切るらしいが、ハッキリ言って面倒臭い(笑)

 これらは、支那古来の「人日に七種菜羹(しちしゅさいかん)を食べると万病を逃れる」という言い伝えが起源だという。こうしたことでも、支那と日本というのは恰も同文同種だとか一衣帯水だと勘違いしている日本人が多いが、日中間に国交関係が樹立されたのは20世紀からで、未だその関係は100年ほどしか経っていない。

 況してや現在の中華人民共和国は、たった65年ほどの歴史しかない新興国。逆説すれば共産主義が60年以上も続いている世界でも稀有な国だ。多民族が混在する支那大陸は正に人種の坩堝、国家としての連続した歴史は存在しない。

 陰謀と策略の権力闘争を繰り返し、契丹族の遼、タングリート族の西夏、女真族の金、モンゴル人の元、満州族の清など異民族による征服王朝の時代を含め、易姓改名の原則の下に「族滅」し、王朝が変わる毎に歴史や文化が断ち切られて来た。

 支那大陸との交流は、聖徳太子が607年、当時の隋王朝との対等外交に踏み切ったのが始まり。645年に「大化の改新」が成立。しかし、この後の663年、朝鮮半島の白村江(はくすきのえ)の戦いでの敗戦を機に中華圏との正式な外交を絶った。

 その後、遣唐使が250年間、派遣されてはいたが、菅原道真の献策に拠って廃止される。確かに、唐の文化が奈良時代の平城京を中心とした天平文化に影響を与えた例はある。だが、我が国が国書を携えて派遣したのは「倭国」としてであり、我が国が「日本」と名乗ってからは一度足りとも正式な国書を携えなかった。

 以来、我が国は正式な国交関係は持たずに経済関係を保ち、「政経分離」の方針を貫たというのが歴史的真相である。明治4(1871)年に日清修好条規を結んだ相手は満州人の清朝であり、支那を支配していたが漢民族の国ではなかった為に、支那との正式な外交は明治45年の中華民国の誕生まで待たなければならなかった。

 抑々「漢民族」なるものは存在しないという。古代支那の都市に、様々な地方から交易を目的として集まった雑多な民族が「漢民族」だが、後漢末期、紀元184年の「黄巾の乱」によって人口は10分の1の500万人足らずに減少し、その後北方の騎馬民が流れ込んで来た為、漢民族の文化伝統は死に絶えたというのが歴史的事実。

「中国4000年の歴史」も「漢民族」も空想的な概念で、要は嘘っぱち。「三国志」や「水滸伝」などの英雄なんぞフィクションに過ぎない。「四書五経」などの孔孟の教えにしても、支那かぶれの日本人が好意的に伝え、実践しているだけだ。

 そんなシナ人を更に招き入れる為に、数次ビザの発給要件を緩和するというから尋常じゃない。昨年行われた日中首脳会談の合意に基く人的交流促進の一環だという。

 日中平和友好条約には「両締結国は善隣友好の精神に基づき、且つ平和及び互恵並びに内政に対する相互不干渉の原則に従い、両国民の交流促進のため努力する」と踏襲されているが、両国民の交流促進は我が国からの一方的なものに過ぎない。

 こうしたことは「日韓基本条約」でも言えることだが、条約には「主権・領土の相互尊重」「相互不可侵」「相互内政不干渉」も記述されている。現実を見れば、尖閣や竹島への主権侵犯然り、靖國神社への内政干渉然り、中韓側が公然と条約を蹂躙しているのは歴然たる事実ではないのか。 日中友好なら毅然と相対するべきだ。

 抑々、我が国が戦ったのは中華民国であり、韓国は日本だった。戦争もしていない中華人民共和国との「平和条約」や、日本が全面的に支援した韓国への補償や賠償とは摩訶不思議なことだが、こうした善隣条約に疑問を呈する者はいない。

 そればかりか、共産党一党独裁の中共に与し、阿る輩が絶えないのは我が国政治の堕落そのもの。諂えば諂うほど逆上せ上るのが何故に分からないのだろう。

 シナ人や在日外国人への優遇政策は驚くべき金額に及ぶ。例えば、シナ人留学生には1人当たり、年間250~300万円の予算が組まれており、学費は免除、月々の生活費も保証されている。日本人の苦学生を見捨てていながら何たる優遇措置か。

 4年間で平均1000万円以上の血税が使われており、こうした外国人留学生への予算は実に約2700億円に及ぶ。更には、安倍政権下では民主党政権下よりも厚遇し、これらの留学生を3倍に拡大するというのだからもうキチガイ沙汰と言う他はない。

 これ以上、シナ人へ何を支援し何を援助してやるというのか。これではまるで援助交際ではないか。我が国外交の負けっ放しの状況は隔靴掻痒の感を拭えない。

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cordial8317 at 08:32│Comments(0)

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