「ライダイハン」問題を抱える韓国に我が国を責める資格など無い本日1月14日は「尖閣諸島開拓の日 (尖閣の日)」

2021年01月11日

この身あるは親があり家があるからであり 親があり家があるは国があるからであり

 哲学者・西晋一郎は「この身あるは親があり家があるからであり 親があり家があるは国があるからであり 国があるは国の歴史があり国の精神があるからである」と訓える。実に分かり易いが奥深い言葉だと思う。

 今の自分が存在しているのは、親がいてその親がいて、また沢山の御先祖様の御蔭で存在している。それ以前に国家が在り、国の歴史の下で成り立っている。

 我が国は歴史上、人口移動の殆どない稀有な国である。日本列島に存在していた人は皆、我々の御先祖様なのだ。その共通の御先祖様からの流れの中に今日の我々が存在している。我が国の歴史は、正に御先祖様の歩みそのものなのだ。

 一方で、その我が国の歴史を悪し様に罵る連中がいる。左翼や捻くれ者らだが、そういう輩というのは御先祖様の歩みを否定していることと同じであり、つまりそれは自分の存在自体を否定していることと同じ。日本人として恥ずべきことだ。

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という。自分の人生の中での高が知れてる経験よりも、先人の多くの経験から学ぶことが懸命で、御先祖様の営為を学ぶことが歴史を学ぶことであり、今の自分の生き方が、追追、子孫の歴史となって行く。

 相田みつをの詩に「自分の番 いのちのバトン」というものがある。

 父と母で二人
 父と母の両親で四人
 そのまた両親で八人
 こうしてかぞえてゆくと十代前で
 千二十四人
 二十代前では?
 なんと百万人を越すんです
 過去無量の
 いのちのバトンを受けついで
 いまここに
 自分の番を生きている
 それが
 あなたのいのちです
 それがわたしのいのちです

 今を生きる我々は「今は自分の番」という意識を持って、先人が脈々と紡いで来た長い歴史に思いを馳せて子や孫に繋げて行くという立場でしかないのだ。

 命を繋ぎたくても繋げなかった時代がある。時代に翻弄され、国の為に、家族や故郷の為に、愛する者の為に尊い命を投げ出された英霊の方々の命である。

 靖國神社の「英霊の言の葉」の一つに20歳の青年の次の様な遺書があった。

 お父様お母様。
 ただいま出撃命令がでました。
 私は立派にやって参ります。
 本当はその前に最後のお礼とお別れを申し上げたかったのですが
 その暇もなく行かなければならないことをお詫び申し上げます。
 私の鞄には、缶詰やお酒が入っています。
 軍から支給されたものを皆様とご一緒に食べようと残しておいたものですが
 それも叶わぬ夢となりました。
 どうか皆様で召し上がってください
 それでは行って参ります。
 長い間お世話になりありがとうございました。
 お体お大事になさってください。
 ごきげんよう。
 さようなら。

 日本という国に生を享けた国民全てに英霊の方々の遺書でも読ませたいものだが、祖国に殉じた英霊の方々からすれば、まやかしの平和を謳歌する現代人のだらしない生き方を嘆きながらも、命を賭して護った祖国を見て微笑んでいるに違いない。

 今日は「成人の日」。国民の祝日に関する法律(祝日法)第2条には「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」との趣旨が明記されている。本来、成人式は「小正月」の1月15日に行われていた。

 平成10年の「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」及び、平成13年の「国民の祝日に関する法律及び老人福祉法の一部を改正する法律」の所謂「ハッピーマンデー」の施行に伴い夫夫の月曜日に行うこととなった。

 ハッピーマンデーとは国體破壊を謀る左翼陣営の策謀であり、左翼陣営の最終目的は、我が国の重要な祝日である「勤労感謝の日(新嘗祭)」と「建国記念日(紀元節)」をハッピーマンデーに組み込み意味の無い休日にすることである。

 諸外国に比べ、我が国の祝祭日ほど「国柄」の分かる伝統文化はない。何故なら祝祭日の殆どが皇室行事に由来しているからだ。我が国の祝祭日は単なる休日ではないのだ。祝日の意味と意義を教えて行かねばならない。

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 愚生の成人の日は、実家から送って貰った紋付き羽織袴を下宿の三畳一間の部屋で着替えて靖國神社に詣でたのを昨日のことの様に思い出す。玄関を出る際に下宿屋の婆さんが驚いてたっけ。あれからもう40年かぁ。人生とは正に光陰矢の如し。

 成人になった記念に「正論」の懸賞論文に応募したが佳作にも入らなかったなぁ。うろ覚えではあるが「イランイラク戦争に思う」ってなタイトルで「GNP1%以内という防衛費を撤廃し国防の充実を図るべき」という内容だったと思う。

 成人のモラルの低下は「七五三現象」とも呼ばれ、成人式での乱痴気騒ぎが恒例行事となっているが、こうしたことでも「大人になったことを自覚し自ら生き抜こう」という覚悟や自覚に乏しい20歳の成人式に意味があるとも思えない。

 今日「成人の日」を迎える若者よ、大人になった証しとして、両親に感謝を込めて花束に「ありがとう」の一言を添えて贈ってみては如何だろう。

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cordial8317 at 07:09│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by 常住不断   2014年01月14日 12:25
いつの間にか国の起源について教育しない国。
祭日から祝日へ思考停止を増幅させる国。
文化の衰退、すなわち国力の衰退につながるを知ってや知らずかの国。

高校・大学の卒業式に生粋の日本女子がかわいいという理由だけで”チマチョゴリ”を着る時代。自国のの文化だけではなく、他国の文化の侮辱にもあたる行為にも鈍感な国民。

日本はもう崖っぷちです。

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