12月23日は所謂A級戦犯として処刑された殉国七士の命日でもある行動右翼の防共挺身隊に所属していたという誇りを胸に精進して欲しいものだ

2022年12月24日

クリスマスケーキを買う気分で「古事記」も購入しませんか(笑)

 今日はクリスマスイブ。明治神宮の表参道もイルミネーションで飾られる。表参道とは名前の通り、明治神宮へ続く参道として整備された通りである。その表参道が、クリスマス商戦からイルミネーションで埋め尽くされる光景は違和感しか無い。

 我が国の教えである神道とは、日本人の心に清む惟神の道である。昨日は上皇(太上)陛下の生誕祭であり、平成の御代の天長節。日本人でありながら陛下の御生誕を祝わずに、キリスト生誕を祝う光景は米国の価値観の継承そのものである。

 明治天皇及び憲昭皇太后の御遺徳を偲ぶ神社に続く参道が、キリスト教に侵略されたかの様な光景は日本にはそぐわない光景であり、本来の参道に戻すべきだ。

 過去に、大日本愛国党の筆保泰禎書記長を始め、右翼団体からの抗議で表参道のイルミネーションが撤去されたことがあるが、その自粛も一時的なものだった。

 表参道のイルミネーションや明治神宮外苑の再開発もそうだが、「時代の流れ」ということだけで明治神宮や神道そのものが軽んじられることは赦し難い。

 神宮外苑の再開発は明治神宮への影響を最大限に考慮する必要があるが、反対するべき明治神宮が率先して開発に携わっていることは正に営利主義そのもの。

 神職らの賤しい営利主義が周辺に及ぼしている現状を憂慮せざるを得ない。明治神宮外苑は、明治天皇の思し召しに沿う教育・文化を重んじる区域とするべし。

 クリスマスイブが終わると年末年始に向けて街の様相も変わり、年末年始に向けまっしぐら。敬虔なカトリック教徒でもないのにキリスト生誕を祝い、大晦日には寺で除夜の鐘を撞き、元旦には神社に初詣に行き、年賀状には元号を記す。ホント、日本人の宗教観というのはめちゃくちゃというか、実に大らかな民族でもある(笑)

 キリスト生誕を祝うのは結構だが、我が国には日本らしい八百万の神が存在する。クリスマスケーキも結構だが、ケーキより「古事記」を買いませんか。

 古事記というと難しく感じるが、今ではマンガ本や読み易い現代語訳の本も多く出ているので、クリスマスケーキを買う気分で購入して頂きたいものだ。

「古事記」の書き出しでは「天地創めて發けしとき高天原(たかまのはら)に成りし神の名は天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、次に高御産巣日神(タカミムスビノカミ)、次に神産巣日神(カミムスビノカミ)、この三柱の神は皆獨神と成りまして身を隠したまいき」と在る。この三神こそが我が国の万物の根源である。

「造化三神」を始め、「神代七代(天神七代)」や「伊邪那岐(イザナギ)」と「伊邪那美(イザナミ)」が生んだとされる神は三十五柱に及ぶが、キリストやマホメット、孔子などと同様にこうした我が国の神々も日本人ならば知っておくべきだろう。

 こうした我が国の神話が描かれているのが「古事記」であり、筆録は太安麻呂(おおのやすまろ)。我が国で最初の書籍であり、語り部の稗田阿礼(ひえだのあれ)が暗誦していた「帝紀」「旧辞」を基に編纂されたものとされている。

「古事記」は読む人によって感じ方も違うし、古代人が何を言わんとしたのかは捉え方も夫夫で、愉しい古典だと思う。西洋の神が天地創造の神で唯一絶対の不変の存在と描かれているが、我が国の神々は宇宙の後に生まれたとされいる。

 何気ないことなのだが、我々の祖先は唯一絶対の神が世界を意の儘に創造したのではなく、それ以前の「無」の時間を認識していることに刮目したい。つまり、「ビックバン」以前の世界を想定していたというこの教えは驚くほど科学的だと思う。

「高天原」とは「三次元世界」を表しており、「高」は高低の差を示す縦軸である。「天」は空間であり時間であり、「原」は無限に水平に広がり行く横軸のこと。

「古事記」には、我々の先祖の歩んできた歴史が比喩を駆使して活き活きと描かれており、同時に日本語本来の美しさも感じられる。難しそうな漢字が使われてはいるが、日本語が未完成な時代に作られたものなので漢字自体には意味はない。

「音」を頼りに読み解くことが大切で、日本語の「言葉」とは「言ハ」であり、「コト」を表現する言語である。これは他国の言語には見られない特徴で、一つの言葉に多くの事柄を含めて伝え合う日本独特の文化であり、古事記の文章の中に在る「こと」を探って読み解くことが大事。夫夫その感じ方が違っても別に構わない。

「日本神話」の特徴は、神でも失敗や過ちを起こすということ。キリストやモハメットという神が失敗や過ちを起こすことなど考えられないことだが、これだけでも日本の神は愉快だ。だが、この教えは「二度の失敗はしない」という教訓でもある。

 年末年始を控え、皆さん方も色々と悩みも尽きないでしょうが、我が国の神様でも失敗しているのですから人生気楽に行こうじゃありませんか。呵呵。

※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。

《会費&御支援》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円(月2500円)。法人120000円。協賛会員は300000円~。

cordial8317 at 08:43│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by 雪   2013年12月23日 03:37
5 早速、自分用と子供用に古事記さがします。(*^^*)

多神教の日本の神様は人間味もあって、とても大好きです。ビックバン以前の事がどのように書いてあるのか、書籍によって違うとは思いますが、そこら辺の記述をよむのが今から楽しみです。

あと日本の神様にまつわる3本足の鳥居や三種の神器、日ユ同祖論、オカルトチックな話も好きです。( 〃▽〃)

良い本を薦めて下さって、有難う御座いました。

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

12月23日は所謂A級戦犯として処刑された殉国七士の命日でもある行動右翼の防共挺身隊に所属していたという誇りを胸に精進して欲しいものだ