「農業競争力強化支援法」の成立が国土を蚕食されてる元凶偏狭な愛国心より先ずは大和心を涵養すべし!

2023年12月08日

大東亜戦争後、アジアの国々は独立を果たし「人種平等の原則」は成立した

 本日12月8日は、畏くも「開戦の詔勅(宣戦の詔書)」が渙発された大詔奉戴日である。昭和16(1941)年12月8日未明、大日本帝国海軍は米国領真珠湾を攻撃、東アジアに永遠の平和を確立し、我が国の光栄の保全を期す戦いの火蓋が切られた。

 昭和16年12月8日に渙発された「大東亜戦争・開戦の詔勅(米英両国ニ対スル宣戦ノ詔書)」には戦争に至る経緯が記されこう結ばれている。一部摘記する。

【東亞安定ニ關スル帝國積年ノ努力ハ悉ク水泡ニ帰シ帝國ノ存立亦正ニ危殆ニ瀕セリ事既ニ此ニ至ル帝國ハ今ヤ自存自衞ノ爲蹶然起ツテ一切ノ障礙ヲ破碎スルノ外ナキナリ皇祖皇宗ノ神靈上ニ在リ朕ハ汝有衆ノ忠誠勇武ニ信倚シ祖宗ノ遺業ヲ恢弘シ速ニ禍根ヲ芟除シテ東亞永遠ノ平和ヲ確立シ以テ帝國ノ光榮ヲ保全セムコトヲ期ス】

(東アジアの安定に関して我が帝国が掃らってきた積年の努力は悉く水の泡となり、帝国の存立も正に危機に瀕することになる。事ここに至っては我が帝国は、今や自存と自衛の為に決然と立上がり一切の障害を破砕する以外にない。皇祖皇宗の神霊を戴き、私は汝ら国民の忠誠と武勇を信頼し、祖先の遺業を押し広め速やかに禍根を取り除き、東アジアに永遠の平和を確立しそれに拠り、帝国の光栄の保全を期す)

 我が国にとって、先の大戦は結果的に敗れはしたが、アジア諸民族の独立と復権を齎し「詔勅」で示された大義と、アジアの「希望の星」としての役割は見事に果たしたと言えよう。タイのククリットプラモード元首相は次の様に述べている。

「日本のお蔭でアジア諸国は全て独立した。日本というお母さんは難産して母体を害なったが、生まれた子供はスクスク育っている。今日、東南アジアの諸国民が、米・英と対等に話が出来るのは一体誰のお蔭であるのか。それは身を殺して仁を為した日本というお母さんがあった為である。12月8日は、我々にこの重大な思想を示してくれたお母さんが一身を賭して重大決意された日である。更に8月15日は、我々の大切なお母さんが病の床に伏した日である。我々はこの2つの日を忘れてはならない」

 米国では、12月7日(現地時間)を汚名の日「リメンバーパールハーバー」として、日本を卑怯な国として糾弾して止まない。開戦から80年以上経った今でも、依然として我が国は「騙まし討ちした卑怯な国」の汚名を着せられ続けている。

 汚名を着せられた原因は何のことは無い、駐米日本大使が宣戦布告の覚書を渡し遅れた職務怠慢に他ならないが、抑抑、何故、我が国が開戦を決意し、真珠湾攻撃に至ったかが問題。それには1953年のペリー来航時代迄遡らなければ理解出来まい。

 我が国は強力な中央集権国家を形成しようと江戸時代の封建制度を改め「明治維新」の大業を成し遂げる。15世紀の大航海時代以来、白人に因る世界制覇の波がアジアにも押し寄せ、アジアは次々と列強に蚕食され植民地となって行った。

 その間に勃発した「日清・日露戦争」も「日韓併合」も避けては通れない宿命的な歴史だったのだ。「日清・日露戦争」での日本大勝利の報は、固唾を呑んで見守っていた世界の人々を驚嘆させ、特に有色人種に与えた影響は強烈だった。

 日露戦争勝利から15年後、パリ講和会議で我が国は「人種平等の原則」を国際連盟規約に載せることを提案するも、議長を務める米国大統領ウイルソンが拒絶し否決される。「有色人種に人権など必要無い」との差別が横溢していたからだ。

 その後、世界は第二次世界大戦に突入して行くこととなる。我が国は、ABCD包囲網や最後通牒を突き付けられ、「最早、生き残る道は戦争しかない」との決断に至った。大東亜戦争の大義は「開戦の詔勅」に御示し遊ばされいる通りである。

 終戦から6年後の昭和26(1951)年、上院軍事外交委員会で元帥であったマッカーサーが「日本が戦争に飛び込んで行った動機は、安全保障の必要に迫られた為である」と告白しているが、我が国は決して騙まし討ちも、侵略もしていないのだ。

 大東亜戦争後、アジアの国々は独立を果たし、悲願であった「人種平等の原則」は成立した。その事実をしても如何に大東亜戦争が聖戦だったかが理解出来よう。

 昭和20年9月2日、戦艦ミズーリの甲板上で、重光葵外相と梅津参謀総長が降伏文書に調印する。上海爆弾事件で右足を失った重光全権は、ステッキを頼りに義足を引き摺りながら喘ぎ喘ぎ上った。調印を前に一杯の水を所望するが拒否された。

 米国内に横溢していた「卑怯者の『ジャップ』にやる水などない」という憎悪が目に見える様だ。今も糾弾して止まない「リメンバーパールハーバー」も、結局は日本人への偏見と差別であり、先の大戦を反省すべきは我が国ではなく米国である。

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cordial8317 at 06:20│Comments(0)

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