今シーズン初のわかさぎ釣りに行って来た!さてさて、目明きとは不自由なものだなぁ(塙保己一)

2013年11月21日

色と慾と酒とを敵と知るべし!(水戸光圀)

「水戸黄門」の再放送されている。東野英次郎の黄門様が一番好きだ。悪人を懲らしめ、弱い者を助けるという、勧善懲悪のドラマはワンパターンではあるが観てて愉しい。水戸光圀は日本人なら誰もが頭の中に焼き付いている名前だろう。

 ドラマの「水戸黄門」は、スポンサーの松下電気産業の創立者である松下幸之助が、少年時代に読んだ、立川文庫の講談本「水戸黄門漫遊記」を基に、松下幸之助の発案で始まったドラマだということを知ってる人は少ないだろう。

「TBSナショナル劇場」として、ドラマが始まる前に流される音楽の、「明る~いナショナル 明る~いナショナル みんな~ うちじゅう~ 明る~いナショナル♪」という歌詞を、何気に口ずさめる人は多いのではなかろうか(笑)

 水戸光圀(徳川光圀)は領民を愛し、善政を施した名君であり、多くの著書を遺した学者であり、将軍家の近親でありながら、尊皇思想の魁となった人物である。

「大日本史」を編纂し、勤王の志士を鼓舞した人物であり、この日本学を「水戸学」といい、佐久間象山や吉田松陰、西郷隆盛、坂本龍馬、桂小五郎など多くの志士が影響を受け、水戸学を知ることで天朝の尊厳性を崇し鼓舞し奮い立ったのだ。

 江戸時代に培った「国学」や「日本学」に拠る勤王思想や武士道精神と、大和魂という国益中心の「愛国」及び「憂国」の心の成果という教えが、「大政奉還」と「大政復古」の見事な明治維新を成し遂げたといっても過言ではない。

 因みに、「大日本史」は水戸光圀一人で書き上げたものではない。水戸藩の人々がその意思を引き継ぎ、完成を見たのは明治39年。実に260年の歳月を要している。「大日本史」は、神武天皇から第百代の後小松天皇までの歴史が綴られている。

 優れた学者を集め、調査・研究を重ねた。ドラマの「助さん」は、ドラマでは佐々木助三郎になっているが、佐々宗淳(別名、佐々介三郎)といい、「格さん」は渥美格之進。どちらも優れた学者で、光圀の代わりに全国に資料を求め旅をした。

「大日本史」という一つの書物を作るのに260年の歳月、然も一つの精神に拠ってこれを貫いているというのは古今東西に例がない。これ偏に水戸光圀の偉大なリーダーシップ故であり、松下幸之助もこうした人物像に心打たれたのだろう。

 水戸光圀は少年の頃、手の付けられない不良だったという。それが18歳の時、司馬遷の歴史書「史記」を読み、学問と修養に勤める様になり、「史記」に負けない歴史書を作ろうと志を立てたのだ。水戸光圀の訓戒というものがある。

 一 正直は一生の賓、堪忍は一生の相続、慈悲は一生の祈祷。
 一 苦は楽の種、楽しみは苦しみの種と知るべし。
 一 主人と親は無理なるものと思へ、下人は足らぬものと知るべし。
 一 恩を忘るる勿れ。
 一 子程に親を思へ、子なきものは身に比べ、近き手本とすべし。
 一 掟に怖(お)ぢよ、火に怖ぢよ、分別なきものに怖ぢよ。
 一 分別は堪忍なり、小なる事は分別せよ、大なることは驚くべからず。
 一 九分に足らば、十分に零るると知るべし。
 一 朝寝すべからず、話の長者すべからず
 一 色と慾と酒とを敵と知るべし。

 この教えを信条として修養を積んだという。この教えの一つに「欲と色と酒を敵と知るべし」というのがあるのが目に留まる。酒を飲まない人や、欲の無い人が、態態、こういうことは記さない。そういう意味でも黄門様でさえ、若い時分には女と酒に溺れ、失敗したのだろうなぁと思えば、少しは気が楽だ。呵ッ呵ッ呵ッ~!

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cordial8317 at 07:22│Comments(0)

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