大丈夫、心配ない、なんとかなる!「忙しい」と言う勿れ、「忙しいとは怠け者の遁辞である(徳富蘇峰)」

2013年10月27日

「国士・中曽根康弘先生―昭和維新の志士・戦後初の右翼宰相」の著者は瀬戸弘幸大先生(笑)

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「国士・中曽根康弘先生―昭和維新の志士・戦後初の右翼宰相」という著書を著したのは今や保守活動家として高名な瀬戸弘幸大先生。当時、福島県内で右翼団体の代表としてこの本を出版した。著者の上には「行動右翼の雄」とあるのが嗤える。当時の中曽根人気に便乗した本で県内の企業は随分と購入したものだ(笑)

 我が国を貶めた国賊中曽根を「国士」などとは厭きれるが、右翼というのはこういうのでも分かるが、目先しか見えないメクラが多い。このトンデモ本は大先生の汚点だろうが、カネになったからまぁ気にしてないか(笑)

 また石原慎太郎が都知事選に立候補する際に、議員在職25年の掲額議員表彰での記念演説を重く受け止め、出馬を翻意する抗議文を自宅へ投函した。

 結局、「石原くらい愛国的で日本を護るに相応しいから」との理由から、大手暴力団で右翼人脈にも顔が利く総長が間に入り和解した。だが、石原の何処が愛国的なのか、どうも右翼の先生方というのは見る目が無いらしい。

 同じ様なのがfacebookで目に留まった。〈安倍さんを叱咤すべきで貶すなかれ〉との一句。これに続いて次の様な記事を書いている。

「安倍晋三首相を叱咤すべきであって、嫌がらせの書き込みは行き過ぎです。私は消費増税やTPPには反対ですが、だからといって安倍政権打倒には与しません。アメリカによる圧力があるのは確かであり、それを跳ね返すには、保守派の国民運動が大事になっているからです。まずは安倍頼みではなく、日本国民が立ち上がるべきなのです」。安倍信者の中では真っ当な保守派の意見だとは思うが、右翼を自任する愚生からすれば「いいね!」を押す記事ではなく、次の様に意見した。

「安倍は保守だと思ってたから裏切られたとの思いが強いのでしょうが、安倍は小泉の正当な継承者、新自由主義者です。小泉の脱原発の行動も一蓮托生、安倍を慮ってのものでしょう。日本は益々米国依存に陥り、安倍が失脚することで戦後政治の総決算も御破産。前回の福田同様、左派が蠢いて来るでしょう。保守ブームは単なる流行。『流行』とは元々病気の意味で、今の世論もある意味ビョーキ。 「熱狂する大衆のみが操縦可能である(ヒトラー)」と書き込んでみた。

 これに対し、一水会常任顧問で某大手右翼団体相談役の四宮某が、〈安倍さんを叱咤すべきで貶すなかれ〉に対し「同感。安倍政権を打倒して、どういう政権を樹立させるのでしょうか」との反論を愚生にぶつけて来た。

 この意見に違和感というか右翼人として大いなる疑問を感じたので再度、「右翼民族派が新自由主義に与する安倍を批判や苦言もせず評価するとは世も末。『反体制』なき右翼が保守論客を気取ってるのは滑稽でしかありません。国民運動が大事なら、別に安倍に拘る方が可笑しいと思いますが」と意見してみた。 

 その答えは、「安倍総理の間違っているところを批判し足らざる点に苦言を呈するのは当然です。今日唯今、安倍政権を打倒して一体どういう政権をつくるのか、誰を総理にするのか、どの政党の政権を任せるのか、ということです。今すぐクーデターなどの方法で維新政権ができるのなら別ですが…。『反体制なき右翼』が『保守論客を気取る』ことは絶対矛盾であり不可能です」。

「反体制なき右翼」とはこの右翼団体の相談役に浴びせたのだが、全くチンプンカンプン。この人は大手任侠系右翼団体のメンバーというか相談役だが、ヤクザ系団体を隠し、四書五経をひけらかし学者や言論人ぶってるところがどうも気に入らない。

 嫌味で「政治家ですねぇ(笑)てっきり、右翼の相談役だからもっと激しいことを言うのかと思ってました(爆)」と入れてみたがその後反応は途絶えた(笑)

 この右翼相談役四宮某も安倍にぞっこんなのだろうが、要は瀬戸大先生や広域暴力団の総長のそれと一緒。それこそ四宮は「国士・安倍晋三先生」という本でも書いた方が好いんじゃないだろうか。まぁ今どきなら「I ♡ ABE」か(笑)

 流行保守ならいざ知らず安倍を支援する右翼というのは理解に苦しむ。右翼は本来「反共」は当然ながら「ナショナリズム」「反体制」「反資本主義」を標榜しなくてはならないが、体制側に与し、反骨主義も無くして何が右翼か。

 今や「ナショナリズム」も「反体制」も「反資本主義」の何れも左翼の手中に在るのを、右翼側にいる人間として悔しいとは思わないのだろうか。

 何が「維新政権は未だ先」などと己が政治家にでもなったつもりで悠長なことを言っているのか。それでは単なる傍観者ではないか。

 現在の右翼陣営の為体は、右翼としての生き方を忘れ、育ちが分かりそうな上昇志向で一丁前の評論家や文士を気取るこうした自称・国士の先生方が元凶でもある。

 最近の右翼は政治家的な意見ばかりで、在るべき筈の「反体制」も「反権力」も「反骨」の精神も持ち合わせてはいない。全てが個性の無い、何処でも知り得る理論をひけらかしては悦に入る。右翼は抑々政治家じゃないっての。

 安倍を保守だと思うからこういう勘違い右翼が後を絶たないのであって、安倍は売国奴小泉純一郎の正当な継承者であり、その実は親米派の新自由主義者。

 安倍の実践する「グローバル経済至上主義」により、我が国は米国依存が更に進み、「戦後レジームからの脱却」どころか米国の51番目の州に成り下がる。呵呵。

cordial8317 at 05:22│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by 求道者   2013年10月27日 20:26
 こんにちは。
先日、故野村秋介氏の「さらば群青」を読み返しました。
最後の最後「我が内なる右翼という敵ー右翼の敵は右翼だ」・・・
この件に「全てが込められている」と思ったものです。

右翼人と多く付き合い、学校では学べない多くの事を学びましたが
反面、幻滅させられる事も多かったものです。影での足の引っ張り合い等々。
だからこそ「我が内なる右翼という敵」の意味が直感できました。
見聞きした事の全ては胸にしまっておきますが・・・

 追伸
「食文化の崩壊」に関する記事は貴重なご指摘と思います。
先日、あの日教組が全国大会で
「急須の使い方を知らない生徒が増えている。お茶は最初からペットボトルに入っていると思い込んでいるようだ。危機的な状況。」
というテーマで討論したそうです。悔しくてなりませんでした。
 なんであの鬼畜日教組に日本文化の危機を語られるのか!?と。

 そういえば弱者救済も左翼の専売特許と化しました。小泉自公(創価統一)政権以来、その新自由主義政策は労組と反貧困運動等の左翼に結果として
「燃料投下」
をし続けています。この事を多くの「国士気取り保守ヨイショ」の保守派・右翼人士に聞いたところ完全に無視され、またまた幻滅しましたが・・・

 伝統芸能・古典・江戸文化等々に詳しい者もなぜか岩波文化人や共産党だったりですね。
 そうかと思えば右翼の源流・玄洋社史を「原点回帰」して書いているのが保守ブームの火付け役を務め、今は反米に転んで干された漫画家だったりします。

 もう訳がわかりませんが、今後も貴ブログにおかれましては
「日本人本来のあるべき姿勢」を教示していただきます事を切に願います。

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