中韓との国交を断絶せよ!とは言うは易く行うは難し先人が遺した「誇り高き日本精神」こそ忘れてはならない

2013年08月17日

東北B級グルメ旅と盟友の墓参りと8月15日

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 14日の早朝、愚妻と共に愛車のフィアット・チンクエチェントを走らせ東北への小旅行へ出掛けた。予定は決めてはいないが、大学の先輩であり、上司であり、兄であり、盟友だった青森の對馬則政の墓参りが目的でもある。画像は對馬の墓。

 4年前に袂を分かつた對馬とは、爾来、葬儀へも、法事にも参列はしていない。期することがあり、一つのケジメとして墓参を済ませたいと思ったからだ。

 途中休憩しながらののんびり旅。岩手の中尊寺を巡り、初日は十和田湖で野営を予定していたが、安比を走行中、岩手県警のパトカーにスピード違反で捕まった。故意でスピードを出してた訳でなく下り坂だから惰性。裁判で決着を着ける予定。

 到着が遅くなってしまい、飛び込みで民宿に問い合わせたらすんなりOKということで世話になることに。料理も、値段も、気遣いもいい感じの民宿でした。

 翌朝、青森の浪岡に向かい昼前に到着した。對馬の舎弟でもあり、愚生の友人でもある津川直樹さんに連絡し、對馬の眠る墓へ案内して貰った。

 青森の郊外に在る墓地は地元でも有名な霊場でもあり、その小高い丘の上に墓は在った。画像はその墓だが、実に立派で、在りし日の對馬総隊長を思い出した。

 合掌、南無大師遍照金剛。今後の活動を祈念し、併せて愚生の加護を願う。この日は「終戦記念日」ということで、戦没者の御霊へも黙祷を捧げた。

 津川さんと別れ、一路秋田方面へ。予定の無いのんびりとした旅。夕方になり、ネットでホテルを検索すると、「ホテルドーミーイン秋田」がヒットし早速予約。

 ホテルへ向うも、秋田の道路というのはホント一方通行ばかりで、駅前に在るのは分かっていながら中々辿り着けず、最後はナビでやっと到着した。

 このホテルには温泉施設が在り、のんびりするには好い。それでも、時間も時間なので風呂は後にしようと、秋田の夜の街をぶらつくことにした。

 好さげな郷土料理の店で一杯やることに。地酒と郷土料理、そして〆は地元名物の稲庭うどん。この店は稲庭うどんの名店とあって絶品の味わいでした。

 程好く酔っ払いホテルに戻って、ひとっ風呂浴びてバタンキュー。翌日、早朝よりサウナや蜜柑風呂を愉しんで部屋に戻って新聞に目を通した。

 アパホテルもそうだが、このホテルも置いてる新聞は「朝日新聞」のみ。それでも、終戦記念日の翌日ということで、反靖國の論調はとても参考になった。

 所謂「終戦記念日」である8月15日の靖國神社参拝は中曽根康弘が最初と思っていたし、ウイキペディアにもそう書いてあったと思っていたが、最初に参拝したのは中曽根ではなく三木武夫だと知って驚いた。朝日新聞の取材、恐るべし(笑)

 この参拝の際に、三木は「総理大臣」としてでなく「私人」としての参拝だと強調した。未だに続く「公人か私人か」の論争が、この三木の所謂・終戦記念日での参拝がきっかけだと知り、「あ~なるほどな」と思わず膝を打った。

 やはり、所謂・終戦記念日の参拝は容共政治家であった三木の策謀であり、三木の主張に与する中曽根がそれに便乗したのではなかろうかと思った次第である。

 三木の後に参拝したのは福田赳夫だった。そして中曽根が「公式参拝」を宣言する。だが、中共からの抗議で直ぐに撤回し謝罪。その後、靖國神社が政治利用されるに至った。周知の通りで、総理大臣は春秋の例大祭に出向けば好かったのだ。

 一般の方々が所謂「終戦記念日」に靖國神社への参拝するのを否定はしないが、三木と中曽根の策謀だったのだ。8月15日の左右入り乱れての喧騒はどう見ても異常であり、折角の愛国心が贔屓の引き倒しになってしまっている感は否めない。

 ネットやSNSが普及し、この日には全国から自称保守が結集する。同窓会か出会い系コンパの様な光景はネット時代の新しい出会いのカタチなのだろう。

 左翼陣営と保守陣営の諍いにしても靖國の在り方というより単なるストレス解消のイベントでしかなく、あのデモは警察の警備予算獲得の為の口実には打って付け。

「みんなで靖国神社へ参拝する会」などと仰々しい名前を付けていながら、参拝したのは100名そこそこ。要は、遺族会やら保守派からの集票を目論んでの徒党を組んでの行動には違和感しかないし、こんなパフォーマンスに騙される保守も情けない。

 8月15日は抑々「終戦記念日」ではない。所属していた防共挺身隊初代総隊長・福田進は「8月15日は遺族や戦友の日だから貴様らは参拝するな!」と訓示した。

 遺族や戦友も高齢になり、年々参拝する方は減っているのは確かだが、遺族や戦友を押し退けて、慰霊や鎮魂とはほど遠い服装で、或いは参道でタバコを吸い、飲食をして、ワレもワレもと押し寄せる光景を訝しがってる国民は少なくない。

 愚生が教育勅語で一番好きな一節は「恭倹己を持し」という言葉である。人に対して慎み深く、控えめに振る舞うことを教えているのだが、8月15日の光景を見ながら、今やそうした恭倹己を持す日本人が少なくなってしまった気がした。

 東北の小旅行は3泊を予定していたが、予算も乏しくなってきたので予定を一日早めて郡山市へ帰還した。その日の夕方は、同級生と久々に本宮市のジンギスカンの名店「だるま」で一献。気の置けない友人との一献は最高の安着祝いとなった。

 因みに、今回の放浪旅で食べられたB級グルメは盛岡のわんこそば。十和田のバラ焼き。青森の煮干ラーメン。黒石のつゆ焼きそば。秋田のババヘラアイスと稲庭うどん。山形の肉そばと冷たい中華そばなどなど、どれも東北の逸品でした。

 途中、スピード違反やバックミラーが壊れるなど予期せぬハプニングもあったが、人情にも触れたし「名物に旨いものあり」の思い出に残る好い旅になった。

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cordial8317 at 10:39│Comments(0)

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