「真の平和は自らが創り出さなくてはならない」と気付くのはいつのことだろう靖國神社に眠る神霊の時代を超えた囁きに耳を傾けることこそ大事である

2013年08月08日

終わらざる夏。ソ連の蛮行と同胞の悲劇を忘れるな!

 河野談話や村山談話は個人的な見解で国会決議ではない。ハッキリ言えば個人的見解なんぞ重んずる必要もない。重んずるべきは「国会決議」ではないのか。

 講和条約発効した翌年の第十六国会の議決に拠り「戦傷病者戦没者遺族援護法」が改正され、それを以て「戦犯」と称された方々は法的に復権された。

 所謂「A級戦犯」という呼称は国会決議の軽視であり、法律違反だ。国会決議を軽んじて「戦犯」などと言うこと自体、日本の政治家として不適格である。

「日華国交条約」は国会で採択した国際条約であり、天皇の国事行為である。だが、田中角栄の「日中共同宣言」に因って反故されて「日中国交条約」が締結された。

 我が国のこの日華国交条約の蹂躙は、「日ソ不可侵条約」を蹂躙した赤帝ソ(ソビエト連邦)と同じであり、道義国家として決して許されざる蛮行だった。一方で摩訶不思議な国会決議が採択されている。「北方四島返還要求」がそれだ。

 北方領土とは歯舞、色丹、国後、択捉の四島を含む、北は占守島までの全千島列島及び南樺太である。それら領土の主権を有しながら、態態、国会で「北方領土は四島のみ」として決議したことは歴史の軽視でありばかりか弱腰外交の極みである。

 守られるべき国会決議が守られず、浅はかな認識の下で国会決議が成されることが国益に沿うとは思えない。北方領土にしろ、竹島にしろ、慰安婦問題や南京事件なども、日本の政治家が招いたものであり、政治家の無能と堕落は救い様がない。

 ロシアの北方領土の主権への屁理屈は「ヤルタ秘密協定」を楯にしての主張であるが、「ヤルタ秘密協定」こそが国際法的にも意味を成さない協定なのだ。

 1945年(昭和20年)2月に、ルーズベルト、スターリン、チャーチルがロシアクリミア諸島のヤルタで会談を行った。ルーズベルトは千島列島をソ連に引き渡すことを条件に、日ソ中立条約のロシアからの破棄を進言しソ連の対日参戦を促した。

「ヤルタ協定」では、「ソ連が日本との戦争に参戦すること」「南樺太をソ連に返還すること」「千島列島をソ連に引き渡すこと」などが決められたと言われている。

 この密約に従ってドイツが無条件降伏した約3ヶ月後の昭和20年8月8日未明(日本時間9日未明)に、ソ連はヤルタ秘密協定を忠実に遂行。我が国と締結していた「日ソ不可侵中立条約」を一方的に破棄すると満州や南樺太に侵略を開始した。

 日本人同胞の虐殺と強姦、略奪行為がこの日を以て行われるに至った。我が国が降伏した8月15日以降もソ連の侵略は治まることはなく、南樺太、全千島列島、北方四島が終には強奪されるのである。このソ連の侵略は日露戦争の報復でもあった。

 火事場泥棒をしておきながら未だ謝罪もせず、それどころかロシアはこの日を「対日戦勝記念日」として祝っていることは日本人として憤激に堪えない。政府もマスコミも平和屋も米国の原爆投下を糾弾するが、未だ旧ソ連の蛮行を責めたことはないが、我々はロシアの鬼畜の如き行為と同胞の悲劇を決して忘れてはならない。

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cordial8317 at 06:09│Comments(0)

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