「親父の小言」(福島県相馬市 大聖寺 暁仙 昭和3年)「国際化」とは英語を話せ米国に擦り寄ることではないぞ!

2023年05月25日

女川原発を再稼働し東北の復興を加速させよ!

 東北電力女川原発2号機の再稼働の差し止めを求めた訴訟の判決で、仙台地裁は住民側の請求を棄却した。当然の判決だが、反原発派のイチャモン的裁判に拠って再稼働が遅れれば遅れるほど、電気量と再生可能エネルギーへの賦課金が殖え続ける。

 何より、再生可能エネルギーは基幹エネルギーには成り得ず、再エネ発電賦課金は廃止するのが妥当。賦課金目当てで太陽光発電や風力発電でボロ儲してる事業者は造りっ放し。安全管理を放棄したこんなインチキ事業は見直さなければならない。

 国内6電力会社の平均値上げ幅が圧縮されたとはいえ、家庭の電気料金の値上がりは止まらない。夏の電力消費がピークを迎える前に原発を再稼働を実現するべきだ。再生可能エネルギーが増設されるほど「再エネ発電賦課金」が増える悪循環。

 東日本大震災震災時、福島県知事だった佐藤雄平は「県民の思い」だとして東京電力福島第一・第二原発全基の廃炉を訴え、次の内堀政雄知事も引き継いでいる。「県民の思い」というが、自称被災者や中核派らに洗脳された思いでしかない(苦笑)

 反原発に与するマスゴミは再稼働には反対の立場から、「未だ原発事故が収束していないのに」とか「福島の悲惨な状況が忘れ去られている」「故郷を奪われた儘で、第二原発を再稼働を許すことは出来ない」などという声を作為的に垂れ流す。

 大震災当日、民主党の菅直人政権下で福島原発の「炉心溶融」を予測した。翌日には放射性ヨウ素や高レベルの放射線を検出され、応急措置を執る方針が決まった。

 だが、翌日早朝、突然に菅直人が現地視察を強行することが決まり、応急措置に遅れが生じてしまう。当時の政府関係者は、「事故現場で『首相を被曝させられない』との判断が、ベントの遅れや現場作業に影響が出た」との事実を認めている。

 原発事故での初動ミスが事態を深刻化させたのは間違いなく、原発事故は正に菅直人に因る「人災」であり、外国人からの不法献金で四面楚歌だった菅のパフォーマンスが取り返しのつかない最悪の事態を招いてしまったというのが事実である。

 1号機の炉心損壊、その後の炉心溶融阻止に向け、即座に取るべき応急措置を優先し、「二の矢、三の矢」の対応を視野に入れて事態収拾を図るべきだったし、更には右往左往するばかりの佐藤知事のリーダーシップの無さが致命傷となった。

 福島県の復興が進まない最大要因は、当時の佐藤雄平知事の決断力の無さと無能に在る。県民の不幸とも言えるこの知事は、被害者意識丸出しで、「原発事故の責任は全て東電だ」と東電幹部を責め立てるそのヒステリックさは実に醜いものだった。

 福島第一原発事故の責任は、東電は当然のこと、設置した国や県、誘致を容認した自治体、そして東電におんぶにダッコで様々な恩恵と優遇されて来た地元住民にも在るし、便利というものばかりを追求してきた我々国民にも責任が無い訳ではない。

 佐藤元知事の、「15万人が避難し、約1400人が関連死の認定を受け、今も頻繁にトラブルが起こっている」との言い分は正に被害者意識丸出しで、加害者でもあったという認識は全く無い。抑々、数々のトラブルを起こし、問題のあった2号機、3号機を、民主党の政策に加担し、スイッチを入れたのは佐藤元知事自身だった。

 佐藤元知事の原発事故への他人事の様な言い分と責任転嫁には厭きれるばかり。今でも福島第一原発原発構内で未曽有の事故を一日でも早く収束させようと、命がけで闘っている英雄達がいることを我々国民は忘れてしまってるのではなかろうか。

 福島第二原発の稼働は不可能なのだろうか。被災者の多くが帰還出来ない理由には、「故郷に戻っても働き先が無い」というのがある。第二原発を再稼働することで東電の仕事に従事出来るし、原発関連産業も戻るだろう。福島県の復興と東北再生には、東京電力福島第二原発と東北電力女川原発の再稼働こそが最善である。

 安全基準に何ら問題の無い「女川原発」の再稼働申請は見送った儘だが、女川原発は震災後、被災者の避難所にもなりその安全性は世界でも注目されている。

 生き残った我々がいつまでも被害者意識丸出しで過去ばかりふり返り、その場に立ち止まっている訳には参らないのだ。未来に第一歩を踏み出さなくてはならない。その為にも先ずは東北電力女川原発を再稼働させ、東北の復興を加速させよ!

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cordial8317 at 06:00│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by せと弘幸   2013年07月09日 08:14
初めまして、貴殿のブログは今回が最初ではありませんが、今回の記事は私も同じ考えです。後日紹介させて頂きます。

女川原子力発電の稼動なくして、復興はない。

まさにその通りだと思います。

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