正しい日本語を教えず何が国際化社会か。「教育再生機構」の提言を嗤う歴史は歴史家に任せればいいというものではない

2013年05月30日

かの国の「歴史」とは都合の好い様に創られる創作物に過ぎない


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 昭和14年(1939年)5月、蒙古との国境ハルハ河を越えて蒙古兵が満州国側のノモンハン地区に侵入する。日本軍はこれを撃退したが、蒙古軍は駐留ソ連軍と共に再三に亘り侵入を繰り返した。

 一度は撃退されたソ連軍だったが、大量の戦車を含む大兵力を動員してハルハ河を越えて侵入し、ここで大激戦が展開されることとなった。

 8月20日には、ソ連軍は10万近い軍を動員し、2万人弱の日本軍に対し総攻撃を仕掛け、日本軍は大打撃を被った。これが「ノモンハン事件」だ。

 昭和12年に始まった日支事変から2年後、何故に満州と蒙古の国境で突如この様な激戦が発生したのだろうか。

 実はこの一年程前にソ連は、ソ満国境の張鼓峰でやはり侵入事件を起こしている。この時には日本軍は相手側に5千5百の大打撃を与えて撃退した。この時、日本軍がソ連領に侵入してこないことをスターリンは見逃さなかったのだ。

 希代の悪党であり戦略家のスターリンは、ヒトラーのソ連攻撃を予測し、東側からの脅威を除く為に、日本と支那とを戦争に引き込むことに残力を挙げた。第二次世界大戦が共産主義による策謀だった証左の一つであろう。

 「盧溝橋事件」「上海事件」ではそれに成功したが、予想外に日本が強い。そこで日本がどう出るか偵察したのが「鼓張峰事件」と「ノモンハン事件」だった。

 ノモンハン事件で日本との「停戦合意」が成立した翌日の9月17日、スターリンはポーランド侵攻を命じ、ソ連軍はポーランドに侵入を謀った。

 ノモンハン事件は共産主義者によって悪宣伝に使われた。「貧弱な装備で旧式戦法の日本軍が、ソ連の進んだ機会化部隊に完膚無きまで叩きのめされた」という日本軍を貶す虚偽宣伝である。日本人は未だそれを信じきっている。

 歴史探偵を自任する半藤一利や司馬遼太郎もそうだが、五味川純平などはその最たるものだろう。何しろソ連の公式発表、日本軍の損害5万2千、ソ連軍9千284を真に受けているのだ。

 ソ連が崩壊し情報公開されて判ったことは、ソ連の損害は2万6千人、日本軍1万8千、実はソ連の損害は日本を大きく上回っていたのだ。

 しかも日本軍はソ連の戦車・装甲車800両、航空機1673機を撃退している。10万近い大兵力を動員した側は損害は少ないのだが、結果はその逆だということは如何に日本軍が強かったかということである。

 抑々、歴史と言うものは為政者に都合の好い様に作られるものなのだ。ソ連に限らず中国4千年の歴史にしろ、朝鮮の輝ける歴史にしろ、かの国での歴史とは、新しい王朝が如何に正当性を持つかという謂わば創作物に過ぎない。

 安倍にしろ、政治家は歴史認識を問われると「歴史は歴史家に任せる」などとキレイゴトを言うが、それは言い方を変えれば議論を避けるということであり、逃げるここと同義。「言い訳は見苦しいばかりではなく同じ過ちを繰り返す」

 我が国の歴史学者は中韓の学者に比べればモラルを持っているが、他所の国は違うし、中韓の歴史家なんぞ酷いものだ。

 彼らにとって優秀な歴史家というものは、自国の正当性を如何に論じられるかだけで、捏造してでも真実と言い張れるかなのだ。

 捏造には全力でカネで買収し、銅像や記念館を建て既成事実化するのが常套手段。「従軍慰安婦」という大嘘も、「南京大虐殺」という大嘘も、我が国が毅然と反論して行かなければ、時代が経つにつれ真実になってしまうだろう。

 田中角栄の「日中共同声明」での歴史認識が、「河野談話」や「村山談話」に繋がり、こうした歴代の不作為を後生大事に踏襲してきた自民党は、保守政党の欠片も無い欠陥政党と断じざるを得ない。

 それを証拠に、安倍を見ても野党時代には勇ましいことを言ってても未だに河野談話や村山談話の破棄すら出来ない意気地なしではないか。歴史問題の苦境は我が国の為政者によって我が国自らが招いたものなのだ。安倍よ、シッカリせい!

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cordial8317 at 06:49│Comments(0)

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