「日本の行動は不快感与える」というが序に教えてやろう(笑)なにごとの おはしますをば しらねども かたじけなさに 涙こぼるる

2013年04月27日

健康な高齢者に「10万円あげる」と言ったら医療費は下がる

 麻生太郎副総裁は、医療費負担について「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んで、糖尿病になって病院に入っているヤツの医療費は俺達が払っている。公平ではない。無性に腹が立つ」と語り、その上で、医療費の抑制策として、病院に通わずに医療費が掛からなかった高齢者に対して「『10万円をあげる』と言ったら、医療費は下がる。それが最もカネが掛からない方法だ」とのアイデアを披歴した。

 介護保険でもそうだが、何でもかんでも利用しなきゃ損みたいな風潮に一石を投じる意味でも、麻生のこの主張は正論であり、「健康高齢者褒賞金制度10万円」は面白い試みであり、大いに結構なことだ。是非とも喫緊にやって頂きたいと思う。

 以前にも麻生は終末医療について「私は少なくとも遺書を書いて、そういうことをして貰う必要はない、さっさと死ぬからと書いて渡しているが、そういうことが出来ないと死ねません。いい加減、死にたいと思っても『生きられますから』なんて生かされたんじゃ、叶わない。しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねる様にして貰わないと」と麻生節炸裂。その上で、「残存生命期間が何カ月かとそれにかける金が月に一千何百万円だという現実を厚労省も一番よく知っているはずだ」と、終末医療での財政負担の現状を指摘した。

 国家予算に占める医療費の負担は年々殖え続け止まることを知らない。国防や靖國問題を語ることも大事だが、今や我が国の財政を危機的な状況にしている医療費の現実や医療の実態を国民一人一人が知り、考えることはもっと大事だと思う。

 国民医療費は年々増加の一途を辿り、昨年度は約37兆4000億円。この内、高齢者の医療費は約16兆円と医療費の増加と比例して殖えている。我が国の歳入は約40兆円ほどで、その殆どが医療費で消えてしまう計算である。このまま行けば約10年後には国民医療費は歳入を越えて実に50兆円に及ぶと予想されている。

 新薬や医療技術が向上するのは大いに結構な話しではあるが、現実を見れば華美で分不相応な病院施設も目立つのも事実である。「本当にそんなものが病院に必要なのだろうか」と疑問を抱く国民も多い。医療に携わる医師や製薬会社が「医を以て世に尽くす」という根本に立ち返らない限り、医療費は殖え続けるだろう。

 厚労省は、価格の低い「後発医薬品(ジェネリック)」の利用促進や入院日数短縮など、医療費抑制策に取り組んではいることにはいるが、現実的には「焼け石に水」で、医療費高騰に歯止めが掛かるどころか医療費は膨らむ一方である。

「乱診乱療」「薬漬け」「保険点数の水増し請求」「大口脱税」など、医師会や営利に狂奔する悪徳医師の構造的腐敗にメスを入れることが、こうした膨れ上がり続ける医療費の見直しにも繋がる訳だが、如何せん、「日本医師会」の集票力とバラ撒かれる政治献金で政治家の誰もが口出しすら出来ないのが現状である。

 高齢化社会に向けて、社会保障の充実や医療技術の向上を図ることは結構なことだではあるが、日本医師会が牛耳る医療行政にメスを入れて、「医は算術」と言わんばかりの現在のマンネリ化する医療制度の正常化を図ることこそ大事だろう。

 麻生でなくても終末期医療については疑問を抱いてる国民は少なくないだろう。欧州などでは終末医療での延命治療は「虐待」だと捉えられる。助かりもしないのに医療費目当てにズルズルと生かされたのではホント堪ったものではない。

 家族に迷惑を掛けずにコロッと死にたいというのは日本人なら誰もが持つ死生観だろう。人の人生は様々だろうが、「生」というものだけに拘るより、個々の「死」の尊厳というものを重んじながら生きて行くことが大事ではなかろうか。

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cordial8317 at 12:05│Comments(0)

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