3.11は心静かに犠牲になられた方々に哀悼の意を表そう!「東京裁判は連合国側の勝者の判断によっての断罪」という正論

2013年03月12日

熱狂する大衆のみが操縦可能である

 昨日の福島県内は追悼式やら「復興コンサート」やら「キャンドルナイト」やら、どんちゃん騒ぎ大騒ぎ。もう少し心静かに祈ることは出来ないものだろうか。

 まぁ「熱狂する大衆のみが操縦可能である」とはヒトラーの言葉だが、最近はそんな日本人が多くなった気がするなぁ。そんな中で、福島原発事故の被災者だという約1700名が国や東電を相手取って提訴した。何故昨日の提訴なんだろう。この連中は自分のことしか頭にないのだろうか。見れば、いい大人じゃないの。

 福島原発事故が「人災」だったというのは事故調査委員会で既に明らか​になっている。人災でありながら当時の最高責任者だった菅直人は何ら責任は取ってはいばかりか、性懲りもなく衆院に出馬して「反原発」を訴えるノー天気ぶり。

 事故前に外国人からの不法献金を糺され、四面楚歌だった菅は、事​故を利用しようと「現場視察」というパフォーマンスを強行し、起死回生の一発勝負に出た。この菅の現場視察が原発事故の対応に要らぬ混乱を招き、被害が拡大した。

 東日本大震災当日から炉心溶融という「最悪のシナリオ」を予測していながら、菅直人が強く望んだ現地視察で、即座に取るべき一連の措置に遅れが生じたのだ。

「首相を被曝させない」(政府当局者)ことを理由に、1号機の炉圧を低下させる為の「ベント」と呼ばれる応急措置が遅れたというのが真相だったのだ。

 菅直人の現場視察のパフォーマンスでベントが遅れたのと、SPEEDIが活用されなかった為に県民に要らぬ放射​線被害を齎した訳だが、SPEEDIの数値の隠蔽は「原発周辺20キロ圏内」という根拠のない​避難指示を正当化する為のものだった。

 原発の北側に在る浪江町や飯館村、葛尾村の放射線量が高かったのはSPEEDIの数値を示していた。なのに、早々に発表してしまった「20キロ圏内避難指示」を撤回する​ことを躊躇し、SPEEDIの情報を隠蔽したというのが正直なところ。

 1号機の炉心損壊、その後の炉心溶融阻止に向け、即座に取るべき応急措置を優先し、「二の矢、三の矢」を視野に入れて事態収拾を図るべきだったのは今更乍ら当然のこと。地震当初から炉心溶融が予測されていたのなら、更にもっと迅速に、より多くの周辺住民を避難させるべきだったのは言うまでもない。。

 今や国内では胡散臭げな連中が過剰な放射線の恐怖を煽り続けているが、その「脱原発​」というキレイゴトが東北の復興どころか復旧をも妨げてしまっている。

「生業を返せ!」「地球(地域)を返せ!」と仰々しいが、訴えるなら東電や国ではなく、当時の最高責任者だった菅直人こそ告訴、告発すべきだろう。

 関東へ電力を供給していた福島県が、原発事故以来、瓦礫の受け入れを拒否され、差別や風評被害といった仕打ちを受けるとはよもや思わなかったが、これは国や東電の責任も然ることながら、誘致した自治体や住民にも責任は少なからず在る訳で、今になって他人を責めてどうなるというものでもなかろう。

 津波で多くの命が失われて行ったその日に集団提訴というパフォーマンスをし、その結果、僅かばかりの慰藉料を貰ったところで解決する問題でもなかろうに。いつまでも被害者ぶってる姿を目の当たりにし福島県民として恥入るばかり。

 我が国の将来を考えた時に、我が国の技術力を信じて原発を推進する人もいれば、広島・長崎の影響か目の敵の様にアレルギーを抱いている人もいるだろう。だが、原発事故以来ロクロク休養も取らず福島第一原発構内で懸命に命がけで事故を収束させようと努力している人がいることを我々は決して忘れてはならない。

 原子炉を供給出来るメーカーは世界でも限られている。中でも東芝、日立、三菱重工の3社が断トツのシェアを誇る。冷却水循環パイプは室蘭製鉄所が完全独占状態。

 今回の災害に対しても東芝、日立、三菱重工社員らが懸命の努力をしていることは余り知られてはいない。世界が福島原発事故の行方を注視する中で、必ずや人知が未曾有の国難を救い、その努力が報われる日が来ることを信じて止まない。

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cordial8317 at 08:00│Comments(0)

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