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2021年10月21日

選択的夫婦別姓は我が国が誇る戸籍法廃止への一里塚である

 第四十九回衆院総選挙が公示された。前日には日本記者クラブでは党首討論会が行われ各党首が我田引水的ニンジンを有権者にぶら下げ党勢拡大を目指す。国会では政争ばっかしてたのに、選挙となったらどのコロナ対策を優先とは嗤うしかない。

 公示に合わせたかの様に、北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイル2発を日本海に発射。津軽海峡では中共とロシアの軍艦が公然と横切った。こうした中で「敵基地攻撃能力は古めかしい議論」などと訴えてる公明党の無責任さには厭きれるばかり。

 古めかしいからダメなのか?日本国憲法はもっと古めかしいぞ。その古めかしい憲法九条第一項と第二項を順守するというその考えこそが古めかしい。池田一神教(創価学会)を妄信するインチキ平和主義の公明党が与党にいる不思議。

 選択的夫婦別姓賛成は言うに及ばず、敵基地攻撃能力を否定し、靖國神社に反対し、何より反天皇を標榜してる公明党が政府与党であることは悪害しかない。自公連立解消には、健全野党の出現を待つしかないが、それもまた無理というもの。

 国家の大本である国防問題は票にならないどころか、軍事力増強を訴えれば訴えただけ票が減る。「平和」というのは自らの手で生み出すもの。野党の「平和」は単なる党勢拡大の為に有権者を誑かす言葉であって空念仏で平和は創造不可能。

 選択的夫婦別姓については岸田首相以外の党首は賛成。選択的夫婦別姓推進派は「選択的なんですから、同姓にしたいなら同姓にすればイイ、別姓にしたいんだったら別姓にすればイイ」と語る。夫婦別姓推進派は、「民法」の改正は二の次で、我が国が世界に誇る「戸籍法」を廃止させるのが狙いである。

 夫婦別姓問題が浮上すると始めは同意していたものの、「夫婦別姓が男女平等の理想」とか「苗字を変えることで仕事上の不都合を生む」という理由を不審に思う国民が多くなり、別姓推進派は戦略を見直した。それが「選択的夫婦別姓」である。

 平成10年以来、「民法の一部を改正する法律案」が国会に10数回提出され、選択的夫婦別姓制度について議論が成されているが国民的合意には至っていない。だが、ここ数年で推進派やマスコミの世論誘導で中身も知らずに賛成している。

 自民党議員が十年以上騙された「夫婦別姓」運動と同じ騙され方をしているのが「選択的夫婦別姓」であり、「女性宮家」問題や「女性天皇論」も出処が同じ。共産主義者が謀るこうしたカタチを替えた破壊活動に騙されてはならない。

 選択的とはいえ夫婦別姓を許せば家族の一体感を損なうのは自明の理であるが、「姓が変わる事によって家族の絆が失われるとかっていうのはアホか。なんで反対するのかさっぱり分からない」 と、論拠を示さず反論するばかり。

 夫婦別姓は子供に与える精神的影響も大きく、同棲という事実婚を増加させ、離婚の増加や婚姻制度の崩壊を齎すのは明らか。 姓が罷り通れば不倫や重婚なんぞ当たり前になり、倫理観や道徳観が低下するだろうことは諸外国の事例で分かる。

「選択的夫婦別姓制度」を導入した、イタリア、オーストリア、ドイツ、デンマーク、スウェーデン、ハンガリー、フランス、スペインなど欧州の国々では婚姻率が4割以上も減り、離婚率が2倍となり、婚外子の割合が5割も増加。北欧、フランスでは婚外子が5割を超えている。原因は「選択的夫婦別姓制度」である。

  抑々、婚姻に際し氏(苗字)を変えることで職業上不都合が生じるという人は、会社などでは通称名で旧姓使用が一般化しており、婚姻に際して氏を変更することは、関係者や知人に連絡や告知することにより問題が生じることは無い。

 また、氏姓を変えることにより自己喪失感を覚えるという様な意見もあるが、それよりも結婚に際し同じ姓となり、これから新たな家庭を築くという喜びを持つ夫婦の方が圧倒的多数であり、同性こそ極めて一般的な普通の夫婦の感覚だろう。

「氏は自分個人の名前の一部」という誤解が混乱を招いているのも確か。戸籍を見れば分かるが、戸籍の筆頭者のみが氏と名で書かれており、その他の家族は続柄と名しか書かれていない。つまり、氏は家族を表す名称ということを理解していない。

「別姓」が導入され別姓世代が続けば家系は確実に混乱して、戸籍制度や家族制度は瓦解し、祖先と家族・親と子を結ぶ連帯意識や地域の一体感を失うのは自明の理。延いては、日本人の倫理道徳観にまで悪影響を及ぼすのは必至である。

 日本社会で家族との絆を支えているのが「戸籍」である。戸籍は国民の出生・結婚・死亡などの身分の変動を「夫婦と未婚の子」を単位として登録するシステムで、結婚や相続など家族生活を営む上で極めて重要な役割を担う。

 別姓推進派は「別姓導入は戸籍制度改廃への一里塚だ」と公言してる様に、戸籍法廃止が究極の目的であり、その為の「選択的」なのだ。普通なら「別姓するくらいなら結婚などしなきゃい好いだろうに」と思うが、あくまでも選択的夫婦別姓の目的が「戸籍法の改正」に在るのだとすれば合点が行くというものだろう。

 推進派は、戸籍制度が家族単位である点を戦前の「家父長制度」の残滓と捉え、個人単位の「個籍」や、欧米諸国を模した「個人登録制」にすることを求めている。

 別姓導入によって「家族の絆」が弱まるだけではなく、別姓導入は初めから家族制度の解体を意図した策動とも言えるのだ。 つまり、夫婦別姓はそれ自体が目的ではなく、日本の誇る戸籍制度そのものの崩壊を目論んだ破壊活動というのが正しい。

 日本人の日本人らしさの根幹を成すものが「戸籍制度」であり、個人だけでなく、祖先や親兄弟、子や孫といった歴史の縦軸の中に生きるという制度であるのだ。選択的夫婦別姓を粉砕し、「家族制度」と「戸籍制度」こそ世界に普及させよう。

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cordial8317 at 06:11│Comments(0)

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