福島県内には地元新聞社が二社在るんですよ!「フクシマの人とは結婚しない方がいい」との妄言

2012年09月03日

政争なんかしてる場合かっつ~の!

minnpou
 団体を辞して以来続けている地元紙への投稿も三年目に入った、最近二回続けてボツになり、今回ダメなら暫く休もうと思ってた地元紙の「みんなのひろば」に四日前に投稿した拙文が採用された。これで、また俄然やる気が出ました(笑)

 閑話休題。「遠くない時期」と野田首相に約束を反故にされ怒り心頭に発した感のある自民党の谷垣総裁を見ていると、震災後「内閣不信任案」提出に絡み菅と密談し「辞任」を取り付けたと勘違いしたマヌケな鳩山由紀夫を思い出す。

 震災後、菅を辞任させようと菅鳩会談が行われた。強かな菅は「一定の目途」と言葉を濁し、その「一定の目途」を「6月末」と解釈した鳩山は不信任案に賛成する議員を翻意させ、結果、不信任案は否決された。だが菅が辞任することはなかった。

 先日、参院で野田内閣への「問責決議」が可決された。三党合意に同意した自民党が衆院を解散に追い込みたいという党略だけで僅か二十日余りで手のひらを返し、参院七会派が提出した決議案に賛成に廻ったことは大義はなく、政争と言う他ない。

 退陣に向けて四面楚歌の野田内閣にしても、「赤字国債特例法」と「選挙制度改革法案」を強行したのも、結局のところ「我々はここまでやっただろう」という国民への白々しい言い訳作りであって、これもまた党利党略の政争でしかない。

 先の総選挙の際にマスコミは連日「政権交代で日本が変わる」と垂れ流して、煽動したこともあって民主党が政権を奪い政権交代が成立した訳だが、結果は「日本が変わる」どころか危うく「日本が亡くなる」寸前のところだった。

 先の総選挙では「自民党への不満、民主党への不安」と揶揄された。結果はその通りになったが、「民主党への不安と自民党への不満」は益々殖える一方だ。

 自民党は解散すれば次期総理は自民党総裁が就くと思ってる様だが、政治の世界は一寸先は分からない。総裁選挙の結果如何では国民から総スカンと成り、その間隙を「大阪維新の会」が突き、マスコミも国民を煽動し、惑わすだろう。

 日本の内閣総理大臣は実にコロコロ代わり平成になってから既に17人、次期総選挙になれば18人目。我が国の首相はその時の国民の人気で決まってしまう。

 人気なら就任し、人気が落ちると退陣するという構図になってしまっている。これは我が国の政治が大衆迎合主義に陥ってしまったという証左である。 

 日本が未曾有の危機に瀕している今、議員に求められるのは、大局観に立って国家と国民を安寧に導く政治家である。政争などしている場合かっつ~の。

cordial8317 at 07:07│Comments(0)

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