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2012年08月29日

大陸からの侮蔑は今に始まったことではない

 尖閣列島や竹島問題で中韓からの日本バッシングが盛んだが、こうした侮蔑は今に始まったことではない。古代から大陸では​我が国を「倭(ヤマト)」と呼び、「倭人」「倭国」と蔑​視してきた。「倭」とは醜いとか卑しいといった軽蔑の意味だ。

 ヤマトの国を「邪馬台国」、日の皇子の女皇を​「卑弥呼」と呼ぶのは我が国を馬鹿にしてる呼称で、日本人自身がこうした名称を使​うのは愚かなことである。

 その「ヤマト」に、先人が「大和」の字を当てたのは、我が国の理想が​「和」であったからだ。「大和心」にしても、日本人は誰に教わった訳でもなく、誰もが自分の生まれた日本という国を「穏や​かな平和の国」と無意識に思ってたからだろう。

「大和魂」というと特攻隊の雄雄しい姿を浮かべる人が多いが、「​敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花」と謳われた様に、大​和の心とは、花鳥風月、山川草木、春夏秋冬、恵まれた自然に逆ら​わず調和して暮す従順な心をいう。

 そう考えると、古代の大陸人と変わり映えのしない中韓とは​、一衣帯水だからという妄想だけで​付き合って行こうなどということ自体が抑々の間違いなのだ。

「東アジア大交流時代」なる愚策は我が国を蚕食しようとする中共の策謀に他ならない。丹羽駐日大使の乗った公用車が襲われ日の丸が奪われたが、先日の韓国の親書返送と同じくやってることは我が国への宣戦​布告にも匹敵する下劣なものだ。

 日中国交正常化40年を控え、駐日大使公用車の襲撃事件をどの様​に解決を図るのか見ものだが、日本の要請通りに犯人を逮捕し処罰す​れば人民の不満が爆発するし、看過すれば国際社会から失笑を買う​だろうし、忘れるのを待つだけだろう。

 抑々、中韓の人民がこうした軽挙に出るのは「愛国無罪」や「親日分子​取締法」なる法律が存在するからだ。日本政府は、世界にこうした国際的にも首を傾げたくなる法律の存​在を知らしめて、中韓両国にこの法律の即時撤廃を要求すべきだ。

 抑々、日中国交回復四十年を祝うこと自体笑止千万で、我が国が主権回復した昭和27年4月28日に、台湾(中華民国)と「日華国交条約」を締結した。これを日中共同宣言に因り一方的に破棄してたことは明らかな憲法第98条違反である。

 憲法を蹂躙してまで結んだ条約に効力はなく無効であり、「日華国交条約」の恢復を図るべきだ。日中国交回復四十年を機に、当時の田中角栄ら権力者が憲法を蹂躙してまで何故に日中との条約締結に至ったのかを検証すべきである。

 我が国は台湾を裏切ったが、台湾の歴史教育は実に公正で、統治時代の認識も台湾の近代化にかなり役に立ったという論調で書かれており、鉄道や電気や水道といったインフラのみならず教育までも日本と全く同じレベルに徹底されている。そんな台湾には、「日本精神(リップンチェンシン)」という言葉があるという。

「勤勉である」「約束は破らない」「人を裏切らない」とか、こういう人を「あいつは、リップンせチェンシンがあるヤツだ」と褒めるというらしい。過去の台湾への仕打ちと現在の我が国の現状を省みれば恥ずかしくて赤面してしまいそうだ。

 台湾には更に「信義誠実の原則」という日本人が忘れてしまったであろう日本的価値観の美徳が未だ連綿と生きているという。我が国が負けた瞬間に、手のひらを返して「創氏改名」までも非難し始めた韓国とは豪い違いである。手のひら返しの不得手な台湾との友好と友情こそ大事に育まなくてはならない。



cordial8317 at 08:09│Comments(0)

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