靖國神社会報誌のコラム「靖濤」よりカダフィ死亡!死んでオリオンの星座とならん

2011年10月18日

昨日は靖國神社の秋季例大祭で清祓の儀を拝見しました

 昨日は靖國神社へ参じて「清祓の儀」を拝見し、浮世の垢で穢れた吾身も清められた思いでした。今日から当日祭、第二祭、第三祭と続く。終戦記念日やみたままつりの喧騒さとは違う静謐な境内で、御神霊と静かに心を通わせる。

 昨日、午後1時1分発、上り「やまびこ54号」で上京。東京駅に到着後、大手町まで徒歩で移動。先日の「爆ちゃんの無事を確認する会」の際は、不覚にも靴摺れが出来てしまったが、昨日はどうにか靴摺れを起こさず歩くことが出来た(笑)

 大手町から東西線で九段下へ。九段下の坂をゆっくり歩きながら靖國神社へ向かった。秋季例大祭だというのに訪れる人々は少なく、靖國神社の参道を下校する児童や生徒の姿もホッとする情景だ。そうこうしていると靖國神社の参道が迎える。

 靖國神社への参拝というと、どうしても8月15日の所謂「終戦記念日」を思い浮かべる人も多いだろう。また桜満開の時節や、みたままつりの賑わいも味わい深いが、やはり靖國神社には静謐な環境こそ相応しい場所だと感じる。靖國の大鳥居を潜り、大村益次郎の銅像を横に眺め、社へと向かう。手水舎で清め、いざ参拝。

 本来ならば先ず、本殿左側の奥に鎮座する「鎮霊社」に詣で、会津藩士や先祖のニ本松藩士の慰霊をしてから本殿参拝をするのだが、本殿前の広場は午後三時からの「清祓」式典場になっていて参拝することは叶わなかった。

 社頭での参拝を済ませると間もなく「清祓の儀」が執り行われた。その間は参拝中止となり、集まった参拝客はその厳かな光景に緊張気味に見入っていた。靖國神社へは随分来ているが「清祓」は初めてで暫し感動しながら神事に目を凝らした。

 靖國神社を後にし、九段下の「寿司政」で直会がてら軽く一杯やろうと思ったが、時間が午後3時半を過ぎていて、店はどうせ休憩時間になっているだろうと諦めた。江戸前を謳っていながら蕎麦屋もそうだが通しで開いている店が少なくなり、昔の風情は無くなってしまい愚生の様な酒飲みにはチョッと寂しい時代になった。

 都営新宿線で新宿へ向かい、友人と待ち合わせしている赤羽に埼京線を乗り継いで向かった。到着したのは良いが待合せの時間より1時間も早い。赤羽駅界隈を探索してみた。流石に酒飲みの聖地と言うだけあって朝から営業している店も多い。大学時代、親からの仕送り3万円と実兄から2万円から貰っていた。

 その兄は「アストリア」というアパレルメーカーに就職して。赤羽店に勤めてた頃に連れて行って貰った鰻屋が未だ営業していたので懐かしさから入ってみた。「肝焼き」と「鯉のあらい」とビールを注文、程無く運ばれ肝焼きを口にするも不味いのなんの。やはり、懐かしい思い出は遠い記憶の儘で仕舞ってた方が好い(笑)

 友人の奥村女史も到着し、もつ焼きの名店「米山」へ移動する。開店約1時間前ということで当然先頭だったが、あっという間に行列が出来た。並んでる客同士で会話も弾み、待ち時間も気にならない。夕方6時15分に開店となり、いざ入場。

 定番の生レバから始まり、半焼き、つくねと出てくる。飲み物はホッピーの白、そして次にグレハイ(焼酎のグレープフルーツ割り)を呷り、最後はトマハイ(焼酎のトマトジュース割り)を。トマハイを飲んでる頃は終わりも近い。

 もつ煮込みとマカロニサラダと水餃子が運ばれ、美味しく頂き、御勘定。酔っ払ったが、久しぶりの米山と気風の好い友人との一献は実に愉しいものだった。

 後ろ髪を引かれる思いだったが、老犬の世話があるので赤羽で別れた。別れ際に手土産を渡される。手ぶらで来たのに友人の気遣いに恐縮しながらも、「森伊蔵より美味しい芋焼酎だから」と頂いた。どんな焼酎かと覗いて見たら瓶もラベルも森伊蔵とソックリ。名前も「森以上」。美味しいに決まっているわな。呵呵。

cordial8317 at 15:40
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