徒然日記「無駄は人生に大きなプラスを生み出す」今こそ自衛隊の存在と必要性を明確にせよ!

2011年06月08日

防災と国防と領土保全は同一線上に在る

「一定の目途」とは今年の流行語大賞を取りそうな迷言で急場を凌いだ菅直人だったが、退陣するのは時間の問題の様だ。今後は大連立に向けての与野党の駆け引きが展開されるのだろうが、これを国民不在と言わずして何というか。

 岡田克也幹事長や枝野幸男官房長官らが自民党に秋波を送っている様だが、譬え大連立が成されたところで、それは東日本大震災の復興への対応が主であり、復興基本法が成立すれば大連立の大きな意味は失われるのは必至である。

 大連立を行うなら、「国防」も「防災」も「領土保全」も同一線上に在るという観点から、これらの妨げになっている現憲法の見直しから始めるべきだろう。

 だが、民主党と自民党との大連立で国民の悲願である日本人自らの自主憲法の制定が出来るとは到底思えない。国家の大本である国防も領土主権も教育論も考え方が乖離している連中が連立したところで、結局は烏合の衆の集まりでしかない。

 我が国の危機管理能力の欠如と脆弱さに加えて、中共や周辺国から突かれる様な事態を招いてはならないのだが、中共は政府の無能とどさくさに乗じて、沖縄への蚕食を更に進め、韓国も竹島の実効支配を強化している。ロシア北朝鮮も然り。

 国際環境が激変した時に動くものが主権問題であり、それは北方領土や竹島を奪還する機会が到来したと同時に尖閣諸島や沖縄を奪われる危機でもあるのだ。

 今回の大震災が我が国が主権国家として目覚める好機と捉え、強力な体制を築き、戦後の諸問題を解決に導くべきだ。多くの尊い命と被災された方々の犠牲の上に、今後日本の危機管理と防災、国防が万全なものとなり、更により高度な対策が構築されて行くことが、大震災での犠牲者の無念さに応える唯一無二のものだろう。

 震災から三ヶ月が経とうとしているが、一向に具体的な指針が示されず閉塞感と不安は募るばかり。菅直人の引退が復興への足掛かりになれば幸いだが、日本再生の青写真を明示して、速やかにその緒に就くことを強く願って止まない。

cordial8317 at 06:55
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