「葉隠聞書(葉隠)」は優れた道徳規範の書拙ブログ「爆ちゃん吼える」は「たけし吼える」のパクリ(笑)

2011年01月26日

ゲリラ・テロリストの根絶は不可能である

 今月24日、モスクワ郊外のドモジェドボ国際空港で自爆テロが起きた。実行犯の1名は、治安機関に由れば「夫を殺された北カフカス地域の女性だ」という。昨年起きた連続テロの実行犯には17歳の少女が加わっていたし、スラム武装のテロ実行犯に女性テロリストは多く、最近では別段驚くことは無くなくなった。

 数年前、イスラム武装勢力の幹部だというサニーラ・ジャシムという女が逮捕されている。この女はイスラム過激派組織に所属し、これまで80人以上の女性を「自爆テロリスト」に仕立て、少なくとも28件の自爆テロを引き起こしたという。

 同容疑者の自供によると、精神的に落ち込んだ状態の女性に狙い言葉巧みに誘って仲間に引き入れ、訓練所で自爆テロを教え込み、バグダットなどで敢行させた。

 テロリストに仕立てられた女性は、治安当局に殺された者やテロで夫を失った者、生活苦で生きる希望を失った者、更には、組織の男性構成員が若い女性を強姦し、自暴自棄にさせた上で同容疑者が近づき、自爆犯にしたケースも有ったという。

 全く以て卑劣にして非道であり、鬼畜の如き所業と言えるが、実はこのサニーラ・ジャシャム容疑者も、「協力しないのなら住まいを爆破するぞ」と脅されていたというのだから気の僕といえば気の毒である。イスラム過激派に大義無し。

 イスラム過激派は「聖戦」などと大義を掲げるが、一般人を犠牲にする無差別テロに大義や神聖な目的も無く、神を語る資格なんぞ無い。八百万の神を信じ仏を尊ぶ日本人には理解し難いものだが、一神教を信じる国々の不幸はここに在る。

 米国もテロの恐怖に曝されているが「世界の警察」を気取り、勝手な正義を押付け、我が物顔で世界を伸し歩く傲慢不遜な態度を改めない限りテロは治まらない。

 今や、米国の自己中心的不正非道に苦しむ非西洋諸国の多くが唯一最大の外敵や脅威と考えている。米国自身が「無法者の超大国」だと気付く事は無く、テロ根絶の名の下に更なる弾圧が続けば、テロの連鎖は果てしなく続くだろう。

 テロの根絶を願うのなら、圧政に呻吟する民族の解放と独立させる以外にない。畢竟、それは政治体制の崩壊を意味し、ロシア然り、米国然り、中共然り、中近東然り、北朝鮮然り、それはゲリラやテロリストの根絶以上に不可能なものだ。

 日本には「一殺多生」という言葉が有る。「一人を殺すことに拠って多くの人を生かすこと」という意味だ。テロリズムの根幹は「一殺多生」に在る。

cordial8317 at 14:15
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