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2011年01月11日

つれづれなるままに

 徒然草の序段「つれづれなるままに 日ぐらしすずりにむかひて 心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく書きつくれば あやしうこそものぐるほしけれ」は有名だが、ブログも似た様なもので毎日起こる意味もない由無し事を綴っては、もの狂おしく一喜一憂しているのではなかろうか。

 人の世は常に欲望の社会だが、吉田兼好曰く「名利に使われて、閑かなる暇もなく、一生を苦しむこそ、愚かなれ。財多ければ、身を守るにまどし。害を買い、累を招く媒なり。身の後には、金をして北斗をささふとも、人のためにぞわづらはさるべき。愚かなる人の目をよろこばしむる楽しみ、またあぢきなし。利に惑ふは、すぐれて愚かなる人なり」(三十八段)

 世俗的な名声とか地位とか財産とかに身も心も使われて、心静かにゆったりと生活を楽しむ余裕もなく、一生齷齪と暮らすなど実に愚かな事である。財産が多いとそれだけ身を守らねばならず、面倒な煩いを招く本となる。例え死んだ後でも残された遺族たちは財産分与で揉めるだけだ。そんな愚かな人々の為に自慢したところで、それも又詰まらない事だ。利欲に惑うことは最も愚かな人である。

 「まことの人は、智もなく、徳もなく、功もなく、名もなし。誰か知り、誰か伝えん。これ徳をかくし、愚を守るにあらず。本より賢愚・得失の境にをらざればなり」(同段)

 要するに「まことの人」とは、世間に対して知恵や徳や功績を誇る事などしないので、世間では誰が本物の人であるかは判らない。だから伝えることも出来ない。本当に立派な人というのはそういった事を隠し、元々損得とか名声などとは関係ない処にいて、只只己の精神の充足を求めているに過ぎないというのである。下品な人、無遠慮な人、知ったかぶりをした自己顕示欲の強い人は教養のない人と説くのである。只管利欲を求め、長寿だけを願って何になるのか。そういう人は人生の何たるかを知らないのだ。人生とは結果ではなく「如何に生きるか」の、その経緯が大事なのである。

 「花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは・・・」(百三十七段)では、桜の花は満開の時だけが美しい訳でもなく、月も満天に照り輝く夜だけを眺めるものではない。寧ろ、雨の降る夜に隠れている月を想い、満開の花よりも此れから咲こうとしている蕾にその想いを馳せ、散ってしまった後の無常を感じる事こそ味わい深いものだ。そうした味わい方を出来る人こそ、誠の教養人であり、奥床しい品性の持ち主ではないかというのである。

 兼好の様に、職を辞し精神の自由を求めれば生活は困窮する。暮らしを楽にしようとすれば心が拘束される。しがない右翼浪人だが、せめて精神だけは兼好の様に自由で有りたいと思う。

cordial8317 at 08:02
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