2023年10月02日
出雲の大社に集まった神様達は国中の縁結びの会議を催すという
「神宮」といえば伊勢神宮のことだが、「大社」と言えば出雲大社のことを指す。神宮とは違った荘厳さで「国中第一の霊神」という記述がある程に崇敬されてきた神社である。 大社での正式な参拝方法は「二礼四拍手一礼(二拝四拍手一拝)」。
10月は「神無月」だが、出雲地方では八百万の神が集まるので「神有月(かみありづき)」と言い、出雲に集まった神様達は国中の縁結びの会議を催すという。
平安時代の「延喜式」には「杵築大社(きづきのおおやしろ)」と記されており、明治4年に現名の「出雲大社」に改められるまで、永くこの名が続いていた。
本殿は遥か昔には高さ32丈(約97メートル)の高さだった。平安時代では16丈(約48メートル)の規模だったといわれている。木造建造物では恐らく世界最大規模。建築様式も日本最古の大社造りで、正に伊勢神宮と双璧を成す社である。
寛文7年(1667年)に8丈(約24メートル)の高さになった。出雲地方では大社を敬う上で24メートル以上の建築物は建てないことになっている。大きさで圧倒されるのは拝殿の注連縄で、重さ3トン、長さ13メートル、胴回り9メートル。
愚生も行ったことがあるが、神前の前に立つと注連縄の大きさに驚く。注連縄の下に立ち小銭を注連縄に向け投げて、上手く小銭が挟まると願いが叶うという。
祭神は大国主命。「大国さま」と呼ばれ親しまれており、縁結び、福の神としての深い信仰を集める。祭典は古式に則り5月の例大祭礼、11月の古伝新嘗祭が有名だが、旧暦の10月の神迎祭、神在祭、神等去出祭に出雲大社らしい特色がある。
「国中の縁結びの会議」というのを聞くと、どこか微笑ましく温かい気持ちになるが、こうした八百万の神による話し合いこそが神道の教えの神髄でもある。
大社の祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)の六世の孫とされる大国主命(おおくにぬしのみこと)である。「日本書紀正伝」に由れば素戔嗚尊(すさのおのみこと)の息子よいう説もあり、国津神の主宰神で、日本国を創った神とされている。
「大国さま」と呼ばれ親しまれており、縁結び、福の神としての深い信仰を集めている。祭典は古式に基づき、旧暦の10月に斎行される神迎祭(かみむかえさい)、神在祭(かみありさい)、神等去出祭(からさでさい)に最も特色があるとされる。
出雲地方に全国から集まった神様達は、国中の縁結びの会議を催すという。想像すると昔話を聞くようで、温かい気持ちになる。縁結びとは楽しい伝説である。
「国譲り」の神話で有名な、稲佐の浜から本殿まで続く祭りの行列は、古の儀式を思わせ、優美且つ壮観らしいが、いつの日か拝して実際に観てみたいものだ。
大社には今迄にニ度参拝したことがある。駐車場の敷地内に大きな「さざれ石」が在り驚いた記憶がある。小さな花崗岩が永い年月をかけ、大きな巌となる。
出雲には「君が代」の世界が存在していた。因みに「出雲蕎麦」が名物だが、蕎麦っ食いの愚生としては何度食べても納得行くものはない。次回は、地元で有名な蕎麦屋を聞き出して行ってみたいと思っている。勿論、蕎麦前は欠かせない。呵呵。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
10月は「神無月」だが、出雲地方では八百万の神が集まるので「神有月(かみありづき)」と言い、出雲に集まった神様達は国中の縁結びの会議を催すという。
平安時代の「延喜式」には「杵築大社(きづきのおおやしろ)」と記されており、明治4年に現名の「出雲大社」に改められるまで、永くこの名が続いていた。
本殿は遥か昔には高さ32丈(約97メートル)の高さだった。平安時代では16丈(約48メートル)の規模だったといわれている。木造建造物では恐らく世界最大規模。建築様式も日本最古の大社造りで、正に伊勢神宮と双璧を成す社である。
寛文7年(1667年)に8丈(約24メートル)の高さになった。出雲地方では大社を敬う上で24メートル以上の建築物は建てないことになっている。大きさで圧倒されるのは拝殿の注連縄で、重さ3トン、長さ13メートル、胴回り9メートル。
愚生も行ったことがあるが、神前の前に立つと注連縄の大きさに驚く。注連縄の下に立ち小銭を注連縄に向け投げて、上手く小銭が挟まると願いが叶うという。
祭神は大国主命。「大国さま」と呼ばれ親しまれており、縁結び、福の神としての深い信仰を集める。祭典は古式に則り5月の例大祭礼、11月の古伝新嘗祭が有名だが、旧暦の10月の神迎祭、神在祭、神等去出祭に出雲大社らしい特色がある。
「国中の縁結びの会議」というのを聞くと、どこか微笑ましく温かい気持ちになるが、こうした八百万の神による話し合いこそが神道の教えの神髄でもある。
大社の祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)の六世の孫とされる大国主命(おおくにぬしのみこと)である。「日本書紀正伝」に由れば素戔嗚尊(すさのおのみこと)の息子よいう説もあり、国津神の主宰神で、日本国を創った神とされている。
「大国さま」と呼ばれ親しまれており、縁結び、福の神としての深い信仰を集めている。祭典は古式に基づき、旧暦の10月に斎行される神迎祭(かみむかえさい)、神在祭(かみありさい)、神等去出祭(からさでさい)に最も特色があるとされる。
出雲地方に全国から集まった神様達は、国中の縁結びの会議を催すという。想像すると昔話を聞くようで、温かい気持ちになる。縁結びとは楽しい伝説である。
「国譲り」の神話で有名な、稲佐の浜から本殿まで続く祭りの行列は、古の儀式を思わせ、優美且つ壮観らしいが、いつの日か拝して実際に観てみたいものだ。
大社には今迄にニ度参拝したことがある。駐車場の敷地内に大きな「さざれ石」が在り驚いた記憶がある。小さな花崗岩が永い年月をかけ、大きな巌となる。
出雲には「君が代」の世界が存在していた。因みに「出雲蕎麦」が名物だが、蕎麦っ食いの愚生としては何度食べても納得行くものはない。次回は、地元で有名な蕎麦屋を聞き出して行ってみたいと思っている。勿論、蕎麦前は欠かせない。呵呵。
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cordial8317 at 05:02│Comments(0)
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