「体罰」という「愛」が子供の理性を正しく鍛える昭和19年11月8日、神風特別攻撃隊に続いて回天特攻が実戦に投入された

2023年11月07日

なにごとの おはしますをば しらねども かたじけなさに 涙こぼるる

 通称・伊勢神宮の正式名称は「神宮」という。「天下無双の聖地」、若しくは「日本第一の宗廟」と云われるのが伊勢神宮であり、神道の中心的な存在である。

 神路山の皇大神宮(内宮)と、高倉山の豊受大神宮(外宮)の両正宮からなり、両宮の間は約5キロある。外宮から先に参拝するのが古来からの習わしである。

 参拝方法は「二礼二拍手一礼」ではなく、「八度拝八開手」と称して、拝を八回行い、拍手を八回打つ作法なのだが、二礼八拍手や二礼二拍手でも好いらしい。

 神宮の敷地内には、合わせて14の別宮と116の摂社・末社が在り、正しく我が国の総氏神が鎮座する神域である。 内宮は、第11代天皇である垂仁(すいにん)天皇の時代に、宮中に祀られていた天照大御神を伊勢の地に移した時を創祀とする。

 日本の祖神としてあらゆる神徳がある。五十鈴川の清流に架かる宇治橋を渡ると内宮の神苑となる。参道は深い森に囲まれ、静謐且つ荘厳な雰囲気に満ちている。

 なにごとの おはしますをば しらねども かたじけなさに 涙こぼるる(西行)

 神様を拝むには心身を清めることが大事で、どの宗教もそうだが、特に神道では清浄という「禊(みそぎ)」を尊ぶ。神宮に橋が無かった時代、参拝する為には必ず歩いて五十鈴川を渡らなければならず、自然に禊が出来る様になっていた。

 現代では川などで禊をしてからということが難しいので、神社には参道に「手水舎(てみずや)」が置かれ、ここで身を清める。手水舎は「禊」の場所であり、神社では重要な場所なのだが、手や口も清めずに本殿に参じることはイケません。

 外宮は、内宮の創始から約500年後に丹波の国から高倉山へ移された。祭神の豊受大御神は、穀物神で天照大御神の食物を調達するという意味がある。内宮より参道が短いせいか、明るくて開放的な雰囲気があり親しみ易さを感じさせてくれる。

 内宮、外宮とも、社殿は日本最古の建築様式の一つである「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」。檜を素材にしていて清楚な佇まいを見せている。

 社殿は20年毎に造り替える「式年遷宮」という制度があり、持統天皇の時代に第1回の遷宮が行われたとされており、鎌倉時代に檜を切り尽した影響から用材の確保が困難を極めた時代もある。最近では平成25年に62回目の遷宮が行われている。

 式年遷宮とは20年毎に神様に新しい社殿に遷り戴き、神の瑞瑞しい力の蘇りを祈る神事であり「大神嘗祭」とも呼ばれるものだ。

 繰り返し再生することで、いつも変わらない姿で、瑞瑞しい儘に「永遠」を目指すことを「常若(とこわか)」と言う。この「常若」の考えこそが神宮の大本の精神であり、この思いと祈りこそが先人の英知を象徴しているものと言えよう。

「万葉集」の時代、全ての物には魂が宿るとする信仰があった。米には稲魂(いなだま)、木には木魂(木魂・こだま)、言葉には言霊(ことだま)と言う様に、国にも国魂(くにだましい)が在るとされた。八百万は正しく我が国の精神でもある。

 別名(オオヒルメムチ)といわれた「天照大神」は光の魂であり、正しく日霊(ひるめ)である。その奉る神や国の魂を定期的に清新にすれば、我が国はいつの世も若々しく愈々栄える。つまり弥栄(いやさか)に成るとされたのである。

  20年毎に国の魂を生まれ変わらせることに拠って国家が若返り、そのことで永遠を目指そうとするのであるが、何とロマンチックで素晴らしい想いであろうか。

「常若」というのは、「古事記」や「万葉集」にある「常世(とこよ)」と同じ様に御目出度いことで、室町時代の古文書にもしばしば出てくるが、いつも若々しいこと、永遠に若いことを意味し、それは正しく神宮の目指す理念である。

 いにしへの 姿のままにあらためぬ 神のやしろぞ たふとかりける(明治天皇御製)

 伊勢神宮では1年365日、祭りの無い日はなく、全て合わせると千数百に及ぶという。中でも〈祈年(きねん)〉〈神御衣(かんみそ)〉、月次(つきなみ)、神嘗(かんなめ)、新嘗(にいなめ)は五大祭として盛大に執り行われている。

  日本人なら「お伊勢参り」は一生に一度はしたいものだ。おはらい町に在る「おかげ横丁」はそんなお伊勢参りの人達で連日賑わっているが、自然発生的にこうして全国から詣でる姿を見れば、日本というのは未だ未だ大丈夫だと痛感する。

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cordial8317 at 06:32│Comments(0)

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