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2010年06月22日

両陛下、日本学士院授与式に御親臨

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 参議院選挙や日本相撲協会の不祥事の記事が紙面を賑せている中、片隅に天皇、皇后両陛下が日本学士院授与式に御親臨されたという記事が載っていた。陛下は「科学技術の進歩が人類に不幸を齎すことなく、真に人類社会に役立つ様にする為に、世界の人々が互いに協力しあって行く事が切に期待されるところです」と御言葉を述べられ、受賞者を労った。

 日本芸術院賞もそうだが、優れた芸術作品を創作した方や芸術の進歩に貢献された方々を称える授与式に、天皇、皇后両陛下が御親臨なされることで賞の重みが増すことは誰もが認めることだ。科学技術や芸術の分野で卓越した業績を残した方々を、国を挙げて御祝いすることは大きな意義があり、皇室が「後ろ盾」として位置付けれ御親臨なさることは、自然で望ましいことだと思う。

 日本の皇室は、後ろ盾となるだけではなく、皇族方自らが研究に勤しむ「学者」集団でもある。昭和天皇は、ヒドロ虫類の分類学的研究で知られる研究者であった。今上陛下はハゼの分類学研究者であり、秋篠宮殿下はナマズの研究で知られ、皇太子殿下もまた、水運の歴史に関する研究者として活躍されている。

 皇室が、自ら学問に勤しむ熱意ある方々によって構成されていることの意味を、我々はもう少し考えた方が良いのではないだろうか。学問というものに対する尊敬の思い、そして、科学や技術や芸術が人類普遍の価値に関わるものであるという信念を再確認する場として、日本芸術院賞や日本学士院など日本国最賞の祝いの場に天皇、皇后両陛下が御親臨なされることは英国の「王立協会」(ロイヤル・ソサイエティ)にも勝るものだと思う。

 学問だけではなく、何事にも情熱を駆り立てるものは、自然の驚異に対する感受性と、偉大な成果を残して来た先人に対する尊敬の念が無ければ、それは実に軽いものとなってしまうだろう。自然にも歴史にも恵まれた我が国には、そういった心を育む条件が力強く根付いているのである。

 将来を担う子供達に恵与すべきことは「子ども手当」というばら撒きではなく、何処に生まれ、何処で生き、何の為に学ぶのか、何を貴び、何を信じるのか、友人や朋輩と何を分かつのか、失ってしまった心の中の高貴さと、高邁な知性の磨き様を見失ってしまった今、何事も決め手になるのは、過去を大切にする心なのである。

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cordial8317 at 07:02
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