言葉の多き・負け惜しみ・差し出口・言葉のすぐるは愛想なし(良寛)女川原発を再稼働し東北の復興を加速させよ!

2023年05月24日

「親父の小言」(福島県相馬市 大聖寺 暁仙 昭和3年)

 福島県相馬市の大聖寺の住職青田暁仙が、昭和3年に書き残したとされる「親父の小言」というのが在る。ウイキペディア(Wikipedia)に由れば、「親父の小言」は、江戸時代後期までに成立した格言集で、現存する最古の版本で全81ヶ条の小言が載ってるが、青田家の家訓としてそのうちの45ヶ条の小言を記したという。

 中々含蓄の有る言葉が多く、県内では「親父の小言」を額に入れ飾っている家庭も少なくない。今の大聖寺住職は無自覚左翼というか反原発派のアホ左翼そのもので、毎年8月になると「大聖寺盆施餓鬼並びに新盆供養会のご案内」という広告が出る。駄文を考えた本人はさぞや御満悦な様子なのがイタイほど伝わってくる(苦笑)

 アホ住職の説明文を読むと、政治や時局を揶揄しつつ語ってるが胡散臭さがプンプン。修行不足も然ることながら、世間とは隔たった環境に居る為に考えも軽軽しく、幼稚な正義感をひけらかし、偏狭な倫理観を押し付けてる坊主も少なくない。「親父の小言」を家訓として遺した同じ寺の住職とは思えない軽佻浮華ぶりは嗤える。

 大聖寺は真言宗。詩文にも秀でた開祖の空海(弘法大師)と比べるのも痴がましいが、こんな仏の道の訓えとは程遠い御粗末な文面を書いて悦に入ってるようじゃホント情けない。相馬藩主とも縁のある由緒正しき寺にしてはその浅識甚だしい。

 原発に近い浪江町の被災者として、もう十分な補償は戴いたのだろうし、その過分な金の一部を使って修行し直しなさいな。南無大師遍照金剛。Ω\ζ゜)チーン 合掌。

 『親父の小言』

 火は粗末にするな
 神仏をよく拝ませ
 人には腹を立てるな
 人には馬鹿にされていよ
 恩は遠くからかくせ
 女房のいうこと半分
 家業は精を出せ
 たんと設けてつかえ
 人には貸してやれ
 女房は早く持て
 生物を殺すな
 義理は必ず欠くな
 大酒は呑むな
 判事はきつく断れ
 貧乏を苦にするな
 塩もたやすな
 怪我と災は恥と思え
 小商ものを値切るな
 産前産後を大切に
 泣き言は必ず云うな
 人の苦労を助けてやれ
 家内は笑ふて暮らせ
 朝きげんをよくしろ
 不浄を見るな
 身の出世を願え
 年寄りをいたわれ
 万事油断するな
 子のいうこと八九きくな
 何事もかまわずしろ
 借りては使うな
 女郎を買うな
 難渋の人にほどこせ
 年忌法事をしろ
 ばくちは決して打つな
 大めしを喰うな
 世話焼になるな
 火事の覚悟をしておけ
 水はたやさぬようにしろ
 戸締りに気をつけろ
 物を拾わば身につけるな
 何事も身分相応にしろ
 小便は小便所へしろ
 病気は仰山しろ
 不吉は云うべからず

(福島県相馬市 大聖寺 暁仙 昭和3年)

 愚生的には「親父の小言」という日本酒が好きだ。「冷酒と親父の小言は後で効く」というが、中々シャレが利いているし、福島県産品としての土産に最適。

※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。

《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。

cordial8317 at 04:55│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

言葉の多き・負け惜しみ・差し出口・言葉のすぐるは愛想なし(良寛)女川原発を再稼働し東北の復興を加速させよ!