2010年03月01日
「蛍の光」は四番まで在るのを知ってますか
今日から弥生三月、進学や就職、或いは異動や退職で別れの季節でもある。卒業式で、日教組の反対で歌われなくなった「仰げば尊し」だが、「蛍の光」は歌われているのだろうか。この「蛍の光」が四番まで在ることを知っている人は少ない。
一、蛍の光 窓の雪
書(ふみ)読む月日 重ねつゝ
何時しか年も すぎの戸を
開けてぞ今は 別れ行く
(蛍を集めた光や雪の明かりを頼りにして、貧しくとも共に苦労して勉学に励んで来た友よ、愈々お別れの時が来ましたね。)
二、止まるも行くも 限りとて
互(かた)みに思う 千萬(ちよろず)の
心の端を 一言に
幸(さき)くと許(ばか)り 歌うなり
(学舎に留まる人も、また学を修めて卒業し、旅立って行く人も、今日を限りにと思ってお互いに交わした心の架け橋、永遠の絆を、無事に有れとばかりを念じ、この歌の一言に想いを託して歌います。)
三、筑紫の極み 陸(みち)の奥
海山遠く 隔つとも
その真心は 隔て無く
一つに尽くせ 国の為
(九州の端や東北の奥まで、海や山々によって遠く離れていても、真心は唯一つにして互いに国の発展の為に尽くそう。)
四、千島の奥も 沖縄も
八州(やしま)の内の 守りなり
至らん国に 勲しく
努めよ我が背 恙無く
(千島列島の奥も沖縄も、日本の国土の守りだ。学を修め職を得て、どの地に赴こうとも、日本各地夫々の地域で、我が友よ、我が夫よ、我が兄弟よ、どうか無事にお元気で、勇気を持って任に当たり、努めを果たして頂きたい。)
「蛍の光」を知れば、日本の歴史や先人の営為が見えて来る。
一、蛍の光 窓の雪
書(ふみ)読む月日 重ねつゝ
何時しか年も すぎの戸を
開けてぞ今は 別れ行く
(蛍を集めた光や雪の明かりを頼りにして、貧しくとも共に苦労して勉学に励んで来た友よ、愈々お別れの時が来ましたね。)
二、止まるも行くも 限りとて
互(かた)みに思う 千萬(ちよろず)の
心の端を 一言に
幸(さき)くと許(ばか)り 歌うなり
(学舎に留まる人も、また学を修めて卒業し、旅立って行く人も、今日を限りにと思ってお互いに交わした心の架け橋、永遠の絆を、無事に有れとばかりを念じ、この歌の一言に想いを託して歌います。)
三、筑紫の極み 陸(みち)の奥
海山遠く 隔つとも
その真心は 隔て無く
一つに尽くせ 国の為
(九州の端や東北の奥まで、海や山々によって遠く離れていても、真心は唯一つにして互いに国の発展の為に尽くそう。)
四、千島の奥も 沖縄も
八州(やしま)の内の 守りなり
至らん国に 勲しく
努めよ我が背 恙無く
(千島列島の奥も沖縄も、日本の国土の守りだ。学を修め職を得て、どの地に赴こうとも、日本各地夫々の地域で、我が友よ、我が夫よ、我が兄弟よ、どうか無事にお元気で、勇気を持って任に当たり、努めを果たして頂きたい。)
「蛍の光」を知れば、日本の歴史や先人の営為が見えて来る。
cordial8317 at 05:42
この記事へのコメント
1. Posted by 中年の星 2010年03月01日 13:14
爆発五郎様
初めて知りました。
四番の歌詞は素晴らしいですね。
これは伝えていかなければならないと思います。
初めて知りました。
四番の歌詞は素晴らしいですね。
これは伝えていかなければならないと思います。