「沈黙は最大の抵抗である」右翼浪漫派を気取ってみるも

2010年02月02日

鳩山政権は小沢傀儡政権

 愚生は小沢一郎のアノ作り笑顔が嫌いである。小沢に限らず、菅直人も貧乏神の様な岡田克也のニヤケ顔も大嫌いだ。小沢は人と協力してやるということは苦手で、主張もコロコロ変わる。それを鳩山や菅が弁解して歩く姿は滑稽の一言。

 田中角栄に政治の帝王学を学んだ割には、小沢には角さんの様な人情味も人間的な魅力も全く無い。 そういった意味では、小沢というのは田中角栄よりも娘の真紀子の方に似てしまった様だ。角さんは、「天下を獲るには敵を造るな」と教えたというが、小沢からは離れる側近が多いのは何故かと言えば敵を造るからだ。

 弱冠47歳で自民党幹事長を務めこの世の春を謳歌するも、51歳で旧竹下派を飛び出し、終には自民党を離党する。以後「新生党」「新進党」「自由党」と「創造と破壊」を繰り返し、民主党代表となるもカネへの卑しさから西松事件で引責辞任。

 引責辞任したのも束の間、民主党幹事長に就任するという離れ業をやってのける。「選挙屋」の本領を発揮して総選挙を圧勝する。今や民主党内には小沢に物申す者は存在せず、鳩山政権は小沢独裁の傀儡政権と言っても過言ではない。

 小沢を語る上で、「不透明な政治資金疑惑」を切り離して考える事は出来ない。政治資金疑惑が発覚すると小沢は白々しく、「私は陸山会所有の全ての不動産について如何なる権利も持っていない」と詭弁を弄したことは記憶に新しい。

 民主党は「政治資金の透明化」「政治資金規制の強化」の政策を掲げてはいるが、「政治資金による個人蓄財の禁止」はどこにも明記していない。

 収支報告書の開示や領収書の保存などを挙げながら、小沢が行った政治献金の大きな抜け穴に関しては全く手を打たないということだ。はっきり言えば手を打てないというのが本音で、如何に民主党が小沢の独裁政党であるかが垣間見れる。

 注目すべきは疑惑になった政治資金も解散時にネコババした政党助成金も自分の懐に仕舞い込んだ儘なのだ。こんな国民をバカにしたふざけた話があるか。

 この小沢資金で当選した議員が「小沢チルドレン」と言われる新人議員や、小沢の腰巾着・山岡賢次や小沢主義を標榜する「一新会」の連中なのだが、そんな人品に悖る連中が、国会を我が物顔で闊歩する姿を見てるだけで胸糞が悪い。

 一新会には、民主党内の保守派と言われている松原仁がいる。「永住外国人への参政権付与」に躍起になっている小沢と同調すること自体が不可思議であるが、こうした似非保守こそが世の中を撹乱していることを知るべきだ。

 民主党は「無駄遣いの見直し」「新たな治水対策考える」という理由を掲げ、公共事業を見直すとして群馬県の八ッ場ダムをその象徴として大々的に取り上げた。

 この民主党の目玉であり、一丁目一番地とも言うべき政策も、熊本県の川辺川ダム、或いは長崎県の諫早湾干拓の中止も、西松建設が関与していない工事ばかり。つまり、小沢に献金しなかった企業の工事ばかりだということは実に分かり易い。

 小沢の地元の岩手県の胆沢ダムを中止をしない理由として、「既に本体工事に入っているから」というのは、余りにも説得力が無さ過ぎて嗤うしかない。

 今、世間を賑わせている不正献金問題は、この胆沢ダム工事を請け負った水谷建設など関係企業ばかりで、事件がはっきりするまで工事は中止すべきだろう。また、小沢らの関与が明らかになった場合は請負い業者を一新すべきである。

 小沢一郎には数々の疑惑が有りながら、そこを地球もせずに避けて政策を立てる辺りが、今の民主党の恣意的な政治姿勢を如実に表している。正に、民主党は小沢独裁の「鳩山傀儡内閣」であり、国民にとっては百害有って一利無し。

cordial8317 at 08:05
「沈黙は最大の抵抗である」右翼浪漫派を気取ってみるも