2016年06月

2016年06月30日

「人を殺す為の予算」発言は沈静化させるべからず(笑)

 日本共産党の藤野政策委員長がNHKの番組で語った「人を殺す為の予算」との発言の反響が余りにも大きく、参院選への影響を考えて政策委員長を辞した。

 小池書記局長と共に陳謝した会見を見れば発言への単なる言い訳に過ぎず、パフォーマンスでの謝罪であり、こんなことで沈静化するほど軽い発言ではない。

 与党は、藤野の「人を殺す発言」や、志位委員長が発した「急迫不正の主権侵害、大規模災害など、必要に迫られた場合には、自衛隊を活用するのは当然だ」との発言を徹底的に指弾するべきだ。抑々、藤野は番組でどう語ったのか。

 藤野「税金の使い方を改めていく、軍事費が戦後はじめて5兆円を越えましたけど、人を殺す為の予算ではなくて、人を支えて育てる予算。これを優先して行く」

 稲田朋美が「それは言い過ぎですよ。日本を守る為ですから」と指摘する。

 藤野は「そして働く方の改革もしていく、こういう改革が今必要だと思います」

 石田祝稔(公明)「まずですね。さっきの(人殺し予算発言)取り消した方がいいですよ。人を殺す為の予算だなんてね。それは大問題ですよ。」と指摘するも、藤野は聞く耳を持つことなく「軍事費ですよ!」と開き直った。

 石田「まぁ自衛隊が違憲だと言ってる共産党だからわからなくもないんだけども」と厭きれるも、藤野は「分かんない!軍事費じゃないか!」と駄々を捏ねた(苦笑)

 石田「人を殺す予算と言うのは撤回した方が好い」

 藤野「軍事費ですよ!」

 この間、共産党と共闘してる民進党の政調会長である山尾志桜里は、これらの討論の最中もだんまりを決め込み供手傍観を極め込んだのは言うまでもない(苦笑)

 番組内では聞く耳を持たず、逆に勝ち誇った藤野だったが、その後、facebookやTwitterやツイッターでの反響が余りにも大きいことを知り、慌てた共産党幹部らがこの問題発言の沈静化を謀ったということだ。

 だが、発言の経緯を見ても確信犯であり、共産党が如何に自衛隊を違憲の存在どころか忌み嫌っていることが理解出来るだろう。藤野は会見の最後にこう述べる。

「防衛というところを超えて、今度の安保法制で海外に送る、危険な任務を加えるということが心にあった。そうした安全保障法制を無くして行くという点については、今後も頑張らなければいけないという気持ちは変わらない」

「危険な任務を加えるということ」と自衛隊員を慮った様な発言で締め括ったが、自衛隊を憲法違反と断じ、自衛隊員の訓練をも妨害しておきながら白々しい。自衛隊員のリスクを考えるならそれこそ安保関連法に同意すべきではないのか。

 法整備もせずに憲法解釈や党利党略で、眼前の危機に対し拱手傍観していることの「リスク」の方が断然に高い。東日本大震災で自衛隊の活動を目の当たりにしてる愚生としては、藤野と志位の暴言は断じて看過出来る発言ではない。

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2016年06月29日

全ての捩れは国の基本法である日本国憲法が元凶である

 日本共産党の藤野保史がNHK番組で、防衛費を「人を殺す為の予算」と発言したことが与野党に波紋を広げている。波紋というより、参院選選挙でこの発言を利用したい自民党側と、「真意は違う」との詭弁を弄す共産党と、発言の沈静化を図り、参院選選挙での影響を最小限に抑えたい民進党との政治的駆引きは当分続きそうだ。

 自衛隊へのこうした「人殺し予算」発言や、党首討論会で志位が発した「急迫不正の主権侵害、大規模災害など、必要に迫られた場合には、自衛隊を活用するのは当然だ」との自衛隊蔑視発言は、普通の国民ならば怒りを覚えるだろう。

 東日本大震災で自衛隊の活動を目の当たりにしてる愚生としては、共産党の暴言は断じて看過出来る発言ではないし、自衛隊に世話になった県民が恩を仇で返す様なことをしてはならないと思う。そんな中で、県内では自衛隊を否定する共産党と共闘を謀る民進党の候補者がリードしてるというから、どうなっているのか。

 自衛隊どころか被災者をも馬鹿にする様なこうした暴言に苦言も呈さず共闘を続けるというのは如何なものか。そこまでして共産党の票が欲しいのか、そんな候補者を何故に支持しているのか不思議でならない。自衛隊を侮蔑する共産党の本質を知れば到底支持出来るものではないのだが、福島県民はもう少し真剣に考えるべきだ。

 共産党の自衛隊に対する誹謗中傷や自衛隊批判は今に始まったことではない。今回の「人を殺す為の」発言にしても藤野個人の発言というより、安保関連法案を「戦争法」として国民を誑かしていた共産党の確信的暴言である。

 昭和25年8月9日に警察予備隊が発足して以来、1822名の自衛官が殉職されており、東日本大震災で殉職された方々を入れるとその犠牲者は1850名以上にも及ぶ。

 悲しい哉、東日本大震災などでの災害派遣や訓練などで1850名以上もの自衛官が殉職されていることを知る国民は少ない。 米国を始めとした世界の国々の多くは、国に殉じた方々は英雄として扱われるが、我が国の場合は何故かそうしたことは行われないどころか、自衛隊を侮蔑して止まない勢力がいるのも確か。

 国家の危機の要請に応じ、敢然と戦場に赴いて戦い散って逝った英霊に対し、感謝の誠を捧げ、慰霊し顕彰することは世界の何処の国でも余りにも当然のことで議論の余地などないし、今を生きる我々国民の義務でもあるのは当然であろう。

 我が国は諸外国に比べ、悠久の歴史と民族の一体性に恵まれている。ところが皮肉なことに我が国では自衛隊員の殉職にしろ、靖國神社に眠る英霊にしろ、国の礎となられた方々は国家、国民から顧みられることが少ない。このことがどれだけ国民精神の頽廃を招いているのか、我が国の政治家らは考えたことがあるのだろうか。

「人を殺す為の」発言の元凶は、現憲法9条第2項「前項(第1項)の目的を達成する上で陸、海、空の戦力は保持しない」という条文である。この条文を読めば、小学生でも自衛隊が現憲法下では歪な存在であることが分かるというもの。

 全ての捩れは国の基本法である日本国憲法が元凶である。いつまでも自衛隊を巨大な警察組織として誤魔化して放置することがあってはならない。

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2016年06月23日

参院選公示。国民の政治的良識が試される選挙である!

 岡田克也が国会議員に成りたての頃は若かったというのもあるが、如何にもどっかの御曹司という感じでそこそこの顔だったが、最近は顔面が崩れ、人を疑うような嫌みというか、他人の悪口ばかりを論う厳しい怒りを含んだ顔になってしまった。

 人間の顔というのはある年齢以上になると、不思議と心というか生き様が顔に表れるもので、福島瑞穂や共産党の連中も然りだが、ある意味でこういう連中が共闘を結ぶというのも人相学的にはあるのかも知れないなぁと思ったりもする(笑)

「国民と進む」の「国民」は「こくみん」ではなく「あなた」と読む。如何にも左翼らしい。想えば我が国は戦前と戦後では全く別な国になった。無条件降伏した日本は米国の51番目の洲になっても不思議ではなかったが帝国主義の崩壊で免れた。

 その代わり米国は徹底した教育改革を行った。その徹底した「戦後民主主義教育」は意図した以上の効果を上げ、現在もあらゆる処に影響を及ぼし続けている。

「戦後民主主義教育」で育った世代というのは、国家から恩恵を受け乍らも、個人と国家を常に対立させ、恰も国家は「人間を抑圧する組織」と見做し、反国家反体制的なポーズをとることが「進歩的」で「文化的」だと錯覚している。

「市民」という言葉を好む戦後民主主義者の多い民進党が、「国民」という字を使うことは画期的なことだが、支持率を殖やしている日本共産党に肖ってのことだろう。それでも「こくみん」とは呼ばないのは、せめてもの抵抗だろうか(笑)

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 この「あなた(貴方・貴女)」だが、辞書には「やや気兼ねがある。ある距離を置いて接する場合に同輩または同輩以下に対して用いる。普通は目上には使えない」との意味が書かれれてある。「国民」を「あなた」と呼ぶのには厭きれるが、どうせなら「あなた」じゃなく「みんな」と呼ぶ方が好かったのではあるまいか(笑)

 要は、民進党は「国民」を見下し、同輩以下の存在として認識しているということが理解出来た。こんな言葉遊びをしている様では、選挙後は惨敗し、共産党に併呑されるとまでは行かないまでも、解党の憂き目に遭うのは必至だろう。

 愈愈、有識者に由れば、我が国は二大政党、つまりは「保守」か「革新」か、「自民党」か「共産党」かの二者択一的政界再編が成されて行くらしいが無理だ。

 野党の為体もあって共産党への期待が高まってるのは確かだが、共産党の正体とは一体どんなものなのかを知る国民は少ない。要は、あやふやな怪しげな曖昧な次元で以て、「反自民」への期待から賛同者が殖えている様な気がしてならない。

 ソビエト連邦崩壊後、ヨーロッパの共産党は挙ってマルクス・レーニン主義を捨て去り、党名変更を断行した。先進国の中で合法政党に地位を有しつつ「共産党」として存在してるのは、一党独裁の中国共産党を除いて、悲しいかな我が国だけだ。

 共産党の柔軟・現実路線は実に強かで、「国民」使用もそうだが、党綱領の中で「君主制廃止」を謳っていながら「天皇制」をも容認し国民を煙に巻く。

「天皇制」とは共産党の造語であるが、尤も「天皇」は「天皇」であり制度では無い。天皇を制度としたい共産党の妄想であるし、頭の中は君主制の廃止である。

 それにしても「戦争法」もそうだが共産党というのは造語がホント好きだよなぁ。またそうしたインチキに騙される人が多いのも困ったもので、政治を知る人も一票、政治なんぞ全く知らない人も一票だということを彼らはよく理解している。

 公示前、日本記者クラブでの党首討論会で共産党は「自衛隊は憲法違反」と宣い、「急迫不正の主権侵害、大規模災害など、必要迫れれた場合には、自衛隊を活用するのは当然だ」と御都合主義を披歴した。これほど自衛隊を馬鹿にした発言はない。

 こうした共産党の過去の政策への矛盾した発言に記者から質問を受けると、志位は恬として恥じ入ることなく、「矛盾を創ったのは自民党政治だ」と意味不明の反論したが、この開き直り、この責任転嫁こそが共産党の本性を如実に現している。

 蛆虫共産党と共闘し「安倍政権打倒!」を訴える民進党だが、こうした売国野党しか存在しないことが我が国の政治が三流と揶揄され続ける元凶でもある。

 参院選挙が公示された。売国マスコミは国民の安直な正義感に迎合し、自分達の主張こそ「正義であり民主主義である」との主張を居丈高に振り翳し、国民を煽動し、安倍政権崩壊の序章にせんが為に死力を尽くすだろう。今回の選挙は良識の府であるべき参議院の議員を選ぶ、国民の政治的良識が試される重要な選挙でもある。

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2016年06月21日

後期高齢者の「消費拡大」こそが日本経済を救う

 麻生太郎が、北海道小樽市での自民党支部大会で講演し、「90になって老後が心配とか、訳の分からないことを言っている人がテレビに出ていたけど、『お前いつまで生きているつもりだ』と思いながら見ていました」との発言が批判されている。

 マスコミのいつもの切り貼り。一部分の言葉を論い世論を誘導する常套手段だが、これに反自民党の国民や野党が便乗し麻生を批判する。そこに何故か蓮舫が登場して、麻生発言を擁護したことで沈静化に向かったのは珍しいパターン。

「いつまで生きるつもり」との言葉に喰らい付くが、「これは『早く死ね』というのじゃなくて、90歳の既に後期高齢者の老人が『老後』という言葉を使ったことに対して、『90歳が老後じゃないなら何歳から老後なんだ」という麻生らしい(笑)

 仏陀(梵、釈迦の尊称)は、「長寿は無間地獄、最大の苦しみなり」と訓えているが、この90歳の方の悩みを思うと、長生きってのも考えものだよなぁ(笑)

 麻生は、90歳の元気な老人を揶揄しながらも、高齢者の「消費」の大事さを訴えただけに過ぎない。約1700兆円もの個人金融資産の多くを保有する高齢者の「消費」こそが日本経済上昇のカギを握ってるの知った上での発言でもあった。

 麻生というと、過去にも、医療費負担について「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んで、糖尿病になって病院に入っているヤツの医療費は俺達が払っている。公平ではない。無性に腹が立つ」と語り物議を呼んだのは記憶に新しい。

 麻生は、医療費の抑制策として、病院に通わずに医療費が掛からなかった高齢者に対して「『10万円をあげる』と言ったら、医療費は下がる。それが最もカネが掛からない方法だ」とのアイデアを披歴したことがあるが、麻生だけに批判された(笑)

 介護保険でもそうだが、高齢者が、何でもかんでも利用しなきゃ損みたいな風潮に一石を投じる意味でも、「健康高齢者褒賞金制度」は面白い試みであり、是非とも実行して頂きたいと思ったものだが、未だ実現には至っていない。

 麻生は終末医療について、「私は少なくとも遺書を書いて、そういうことをして貰う必要はない、さっさと死ぬからと書いて渡しているが、そういうことが出来ないと死ねません。いい加減、死にたいと思っても『生きられますから』なんて生かされたんじゃ、叶わない。しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねる様にして貰わないと」と語っている。

 その上で、麻生は「残存生命期間が何カ月かとそれにかける金が月に一千何百万円だという現実を厚労省も一番よく知っているはずだ」とし、終末医療での財政負担が重い現状を指摘しているが、この認識は現在の医療制度の闇でもある。

 麻生でなくても、終末期医療については疑問を抱いてる国民は少なくない。欧州などでは終末医療での延命治療は「虐待」だと捉えられる。助かりもしないのに、医者の医療費目当てにズルズルと生かされたのではホント堪ったものではない。

 家族に迷惑を掛けずにコロッと死にたいというのは日本人なら誰もが持つ死生観だろう。人の人生は様々だろうが、「生」というものだけに拘るより、個々の「死」の尊厳というものを重んじる医療を考えて行かねばならないのではなかろうか。

 国家予算に占める医療費の負担は年々殖えるばかり。国民医療費は年々増加の一途を辿り、内、高齢者の医療費は医療費の増加と比例して増えて行くばかり。とすれば、高齢者が貯蓄から「消費」する重要さを知ることは大事なことである。

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2016年06月20日

右翼も小さくなったが政治家はもっと小者になった(笑)

 英国労働党の女性議員が暴漢に銃撃され死亡した。この事件を受けてマスコミは、EU離脱か否かという問題より、「議員への銃撃は民主主義の否定であり、議員の警備を厳重にするべきだ」という声が上がっているが、本末転倒である。

 我が国も過去に政治家へのテロが起こったが、政治家の訴える政策や主張がこうした行動を起こさせたとすれば政治家としての本懐だし、政治家冥利に尽きるというものだろう。我が国の政治家がマジメにやらなくなった大きな要因は、政治家へのテロが困難になったからだと思っている。真剣さが無くなったのだ。

 テロというより日本的に言えば「天誅」だろうか。三島由紀夫は嘗て、政治家の怠慢を「喩えば暗殺が全然なかったら、政治家はどんなに不真面目になるか、殺される心配がなかったら、いくらでも嘘がつける」。蓋し名言であろう。

 国益を忘却し、党利党略、私利私欲に狂奔する政治家に「天誅」とは言わないまでも、一発、ポカン!と食らわしたいと思ってる市井の徒は少なくない。

 だが、現実には、我が国の国会議員の要人に対する警備は過剰で、テロは疎か演説中の野次でさえもロクロク飛ばせない状況である。政治家へのこうした過剰警備が、政治家が真剣に政治をやらなくなった原因であると断じても過言ではない。

 政治家の警備に当たるSPは、その昔、大日本愛国党の筆保泰禎書記長が、佐藤栄作元総理の葬儀告別式の際に、葬儀委員長だった三木武夫総理を殴打した事件をきっかけに創設されたものだ。あわや浅沼稲次郎暗殺を彷彿させたが、筆保書記長は取り調べで「容共的な三木に猛省を促すのが目的だった」と述べている。

 その昔、筆保書記長に、この殴打事件の逸話を聞いたことがある。筆保書記長が三木を殴打した際に、三木が発した言葉は「犯人はコイツだ」と言ったそうだ。そんなことはテレビ中継もされてたし、誰もが分かることだろう(笑)

 昔の政治家ならば「話せば分かる」とか、「男子の本懐」ってなことになるのだろうが、三木の小物ぶりを示すも逸話だろう。筆保書記長曰く、「右翼も小さくなったが、政治家はもっと小者になった」と自嘲気味に語っていたのを思い出す(笑)

 こうした小者の政治家なんぞを物々しく警備をするから、その政治家どもは然も自分が大物にでもなったと勘違いしてしまうのだ。今は、暗殺されるという恐怖が無いから、売国奴が増殖してしまう。警察が過剰警備を止めれば政治家も少しは恐怖に感じ、マジメに働いてくれるかもと思ってる市井の徒は少なくないと思う(笑)

 万が一政治家が襲われれば警察トップの首は飛ぶ。そんな訳で過剰警備は続くから市井の徒に拠るテロは不可能。でも、警備に当たる警察の惹起は可能だ。第二の「大津事件」、津田三蔵巡査の出現を期待するしかないか。呵呵大笑。

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2016年06月19日

右翼団体に「共産主義ではなく民主主義ですよ」と言ったら吃驚してた(笑)

「日教組のボス」であり「参議院のドン」と言われた輿石東が、遅きに失したが政界からの引退を表明した。教員として22年、山梨県教組の組合活動に10年、議員として26年という生活に「心残りはない」と胸を張る。17日付けの産経新聞にその輿石のインタビュー記事が載っている。その中でこんな行(くだり)が目に留まった。

「以前、右翼団体から『日教組だから共産主義だろう』と抗議されたことがあって、『共産主義ではなく民主主義ですよ』と言ったら、吃驚していたけど」。何処のへっぽこ右翼か知らないが、こんな返答に吃驚していたんじゃどうしようもない。

 こんな遣り取りがあったとも思えない。輿石は確かに民主主義者だろうが、その民主主義の前に「戦後」が付く「戦後民主主義者」であるというのが正しい。

「少なくても僕は、日本のシンボルである国旗などを大事にしなければならないと考えてる」らしいが、「国旗など」というのは「国歌」も含むのだろうが、国旗・国歌を「シンボル」などと宣っていることが彼奴の正体を如実に現している。

 米国は、様々な占領政策で日本人の去勢と改良を行った。日本国憲法が米国製というのは余程のバカでない限り知ってるが、「労働三法」と呼ばれる法律も、「教育委員会制度」もまた米国製だということを知る人は限りなく少ない。

「労働三法」とは、「労働組合法」「労働基準法」「労働関係調整法」の3つの法律をいうが、これは憲法第28条の労働基本権の理念に基づいて制定されたもので、日本の労使関係を規定し、対等的労使関係の基礎となっている。

 これは米国の学者共が、日本を実験台にして作られたものだ。「理想的な労働関係の法律を作る」とか「労働者の保護」という目的で作られたものだが、「労働者によるストライキによって生産低下を狙ったもの」というのがその真意である。

 だが、米国の大失策。労働組合が乱立し労働人を蔓延らせ、嗤えることに反米闘争の闘士を育ててしまうという皮肉な結果となった。米国が作った法律で守られた労働者が「反米」を叫んでいるが、「飼い犬に手を咬まれる」とはこのことだ(笑)

 輿石が、日教組の組合員としてのさばることが出来たのも、言ってみればこうした米国の愚策の御蔭というか、米国様様なのだ。日教組と同様、教育崩壊の元凶が「教育委員会制度」であるが、これも米国が教育破壊を目的として導入したものだ。

 米国は、「戦前の日本の軍国主義が日本の中央集権的教育制度を齎し、それが結果戦争に繋がった」と結論付けている。その日本の学校教育を、内務省の中央集権的統制から解き放ち、その管理を地域住民の代表に拠って構成される合議制の「教育委員会」の下に置こうと画策して、それを実行したのである。

 教育委員会のモデルとなったものが、米国の教育委員会制度であるがこれは、米国の開拓時代の原住民の占領統治の思惑から生まれたもので、日本の統治もこれと同じ様に、「占領によって米国の意の儘に置こう」というのが狙いだった。

 米国の実行した「戦後民主主義教育」と、日本国憲法を始めとした様々な法律や制度の強制は、米国の当初の思惑以上に大きな成果を齎し続けている。

 現憲法を始めとした悉く失敗した米国の策謀を有難く思い、それを当たり前だと錯覚し、それを変えることすら躊躇しているとは滑稽という他はない。

 米国は「日本国憲法」で日本と日本人を骨抜きにし、「労働三法」で労働者を優遇して生産性を落とし、「教育委員会」の制度導入に因って我が国の教育を荒廃させたのだが、その米国の政策の御先棒を担いでたのが日教組の輿石らだったのだ。

 それにしても「反米」を唱えている左翼や労働組合どもは、米国製の憲法を護り、米国製の労働三法に守られ、米国製の教育委員会の下で米国の行った自虐史観を信じ、純粋な子供達を洗脳していることに違和感と矛盾を感じないのだろうか。尤も、矛盾を感じ、恥じ入る様なら左翼ではいられない。自殺するわ(笑)

 日教組の倫理綱領第八項には、「教師は学校を職場として働く労働者である。教師は、労働が社会における一切の基礎であることを知るが故に、自己が労働者であることを誇りとする」「教師は労働者として自己の立場を自覚して、強く人類の歴史的進歩の理想に生き、一切の停滞と反動を敵とする」と明記されている。

 自らを労働者と呼び、労働者として現体制の否定と革命謀略の推進を謀る売国団体が日教組であり、日教組の教師どもの優秀な教え子こそ、中核、核マル、核労協、連合赤軍などの極左暴力集団であり、永田洋子(ひろこ)や坂口弘死刑囚なのだ。

 公務員には統一ストは認められておらず、「煽り」「唆し」「誑かし」は地方公務員法第三十七条違反に問われるものだが、当局の対応は「触らぬ神に祟りなし」的な甘い対応に終始し、反国家・反民族の不逞行為を看過しているのが現状だ。

 教育者でありながら国旗、国歌に反対し、我が国の歴史・伝統・文化を否定し、国體破壊を目指す日教組は国内最大の「癌」であり、その中枢にいた輿石も「心残りはない」などと言ってないで、革命に殉じた永田や坂口を思い猛省したら如何か。

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2016年06月17日

イチロー選手、日米通算安打4257本をマークしピート・ローズを越えた!

 マーリンズのイチローが日米通算4257安打をマークし、メジャー歴代1位のピート・ローズの持つ4256安打を超えた。だが、メジャー通算と日米通算を比べることに意味はない。この最多安打の記録に対し賛否両論渦巻いているが、「イチロー」の名が歴史に刻まれたのは確かだし、他国の地で光り輝くイチロー選手を誇りに思う。

 イチローの記録に対し、大リーガーとしてのプライドが傷つけられたとでもいうのか、ピート・ローズがこの記録に噛付いて、「日本では次は高校時代の安打まで数えるのではないか」とか、日本で本塁打王になったタフィー・ローズの名前を挙げ、「日本から来た多くの選手が失敗してる」とか実に醜い批判をしていた。

 ピート・ローズがいう様に、「日本のプロ野球と大リーグが同等だ」と思う人はいないだろうが、逆に日本のプロ野球に参戦し失敗した大リーガーも多くいる訳で、こういう批判をすればするほどピート・ローズの器の小ささが露呈される。

「それを言っちゃおしめえ~よ」とは寅さんだが、来日する大リーガーが日本で通用しないことの方が多い。尤も、野球賭博で永久追放されてるピート・ローズだが、日本で野球賭博をした選手がどんな末路なのかは言わずもがなだ。

 ローズの私生活を見れば二度の結婚と離婚を経て、現在は韓国人の女性と婚姻関係にあるという。ネット右翼ならここで、「やっぱ朝鮮人と付き合ってる野郎はどこかヘンだわな」となるんだろうか。ネット右翼じゃなくてもローズの意見は戴けない。

 別に大リーグ記録に私生活は関係ないだろうが、40歳を過ぎて自己管理を徹底し、ストイックに生きるイチローと比べても違い過ぎる。当の本人は我関せず。「試合数の少ない日本だけローズの記録を超えれば更に凄い。メジャーは試合数が多いから」と語っているが、メジャー通算3000本に迫る実績は消えることはない。

 ローズも米国人が得意とするジョークで、「イチローが始めから米国でやってなくて好かったよ!」くらい言えば男の値打ちも記録の価値も上がったのに。

 そういやイチロー選手が2004年、年間262安打を放ち大リーグ最多安打記録を更新した際にも、「ジョージ・シスラーが記録を作った当時は154試合で、イチローは162試合だから比較にならない」とケチを吐けたのは記憶に新しい。

「米国人の記録を破る日本人を許すまじ」という荒い鼻息が聞こえてきそうだが、イチローの記録に水を差すピート・ローズらを見てると「正義は自国に在る」と言って憚らない、傲慢不遜な米国人の本性を顕している気がしてならない。呵呵。

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2016年06月16日

舛添ネタを傍観しながら何事も男の引き際は熟熟大事だなぁと痛感する

 舛添要一東京都知事がやっと辞任を決断した。舛添の疑惑は、政治資金規正法違反に問われた訳ではない。「公私混同疑惑」を払拭出来ずに、見苦しい言い訳をすればするほどその疑惑が深まる結果となり、国民(都民)は舛添を見放した。

 過去の小沢や鳩山らと同様「政党交付金(助成金)」の在り方が問われる問題であり、それらを一切議論せずに「政治とカネ」を語ることがあってはならない。

「政治資金規正法」とは、議会制民主主義の根幹を成す法律であり、政治家の性善説に則ったものであるのは言うまでもない。つまり、法律を創る側の政治家がその法律を熟知し、巧妙にすり抜けて蓄財や私生活に充てるなど言語道断であり、政治資金の実態を偽るということは、国民を欺いて政治判断を歪めることに他ならない。

「李下に冠を整さず」という言葉がある。「李(スモモ)の木の下で、曲がった冠を直そうと手を上げれば、スモモを盗むのかと疑われるから、冠を直さない。疑いを招き易い行為は避ける方が好い」という諺というか教えである。

 政治とは最高の倫理であり、最高の道徳でなくてはならないのだが、舛添の疑惑はその倫理道徳からも、また政治的、道義的に見ても自らが疑いを招き入れる結果となった。政治家の心構えを「南洲翁遺訓」で西郷隆盛はこう訓えている。

「万民の上に位置するものは、己を慎み、品行を正しくし、贅沢を戒め、倹約に努め、職務に努力して人民の見本とならねばならない。そして民衆がその働きぶりを見て『気の毒だなぁ』と思うようでなければならない」

 マスコミや都議会から総スカンを食らってる舛添も「気の毒だなぁ」と思えなくもないが、舛添に限らず、己を慎み、品行を正しくし、贅沢を戒め、倹約に努め、職務に努力して人民(国民)の見本となってる政治家なんぞ見たこともない。

 抑々、徳州会から5000万円の融資を受けただの、新右翼・一水会の木村会長に仲介料500万やっただとか、5000万円がこのバックに入らないだとか、大した問題でもないのに猪瀬を責め辞めさせたのは何だったんだろう。

 こんなんだったら、2020東京オリンピック開催に尽力した猪瀬直樹の方が好かったんじゃね~のと思うわ。まぁ、舛添の権力に執着する卑しさを傍観しながら、何事も男の引き際や辞めっぷりは熟熟大事だなぁと思った次第です(笑)
 
 散々舛添を弄んだマスコミは、「東京都知事選挙をやることで幾らの税金が無駄になる」と報じ、それに便乗した国民が迎合する。国民の判断力というのは古今東西常に低く、その意見もマスコミに流され、時代に流され、大衆に流され、実に幼稚で気紛れなものだ。大衆迎合と愚民政治とは正に一対を成すものである。

 過去を振り返るまでもなく、民主党の政権交代にしろ、その圧倒的支持を得た民主党が失脚したのも、自民党の政権奪回にしても、安倍人気にしても、その全てが多くの国民の安っぽい風潮からホンのチョッとの間、支持されただけ。

 言い換えれば、選挙結果なんてのは民衆の一時の気紛れの結果でしかない。政治とは、国家観を重んじながら、国民目線とかけ離れた人間観、歴史観、世界観、時には高度な権謀術数を必要とするものなのである。経済もまた然り。

 我が国の世論とは、ワイドショーに煽られた平均的意見であり、そのマスコミは国民の安直な正義感に迎合し、自分達の主張こそが「正義であり、民主主義である」との主張を居丈高に振り翳し、国民を煽動し続けているのが現状だ。

 正に「民主主義とは衆愚政治である」ことを痛感する。衆愚政治はこれからも続くだろう。そして行き着く処まで行かなけりゃ気が付くことも無い。そしてその時に維新という革命が起こるのだ。そう、歴史は常に繰り返されるものであるから。

 今度の参院選も、マスコミに煽られた有権者の気まぐれで選ばれるのは間違いない。所詮、自民党にせよ民進党にせよ、「自民党しかないのか」とか「民進党にでも入れとくか」という「でもしか政党」。有権者の不幸はここに極まれり。

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2016年06月13日

新聞休刊日は手持無沙汰というか隔靴掻痒の感は否めない

 今日は新聞休刊日。昔はそんなになかったと思うが、最近は、新聞販売店の慰労・休暇の目的ということで毎月の様にある。いつも朝4時頃に起床し玄関のポストから新聞を取ることから始まる日課なので、新聞休刊日は手持無沙汰というか隔靴掻痒の感は否めない。

 現代に於いては「ニュースなんてネットで見れるじゃないか」と言われるが、やはり新聞の活字から読み取るのが好いし、ホッとする。昔は何紙も購読していたこともあるが、基本は地元紙の福島民報新聞を愛読。民報新聞社は自由民権運動の流れを汲む新聞社で、同じく地元紙の福島民友新聞よりも硬派な内容で気に入っていた。

 だが、原発事故以来、県民に寄り添った内容というより、被害者意識からか、反原発派に阿る記事が多くなり、その主張も安っぽい幼稚なものに成り下がってしまったので30年来の購読を止めた。暫くはコンビニでスポーツ紙などを買って競馬や競輪の予想に役立てていたが、今は産経新聞のみを購読している。

 産経新聞の主張はストレスなく読めるのが好いが、産経新聞ばかりを読んでいると考えも偏ってしまうのも確か。親米保守派や自称愛国者らは頻りに朝日新聞やテレビ朝日などの主張に噛付き批判するが、朝日新聞社は株式会社であり、利潤を追求する中で、リベラルの読者らに媚びる記事を書くのは当然のことでもある。

 読者に保守派の多い産経新聞がタカ派的主張をするのもこれと同じことで、サラリーマンの新聞記者諸侯らに公正や公平を求めることは無理というものだろう。但し、彼らには「社会の木鐸」としての矜持が備えてなくてはならず、「木鐸の努め」とは、世人に警告を発し、教え導くことにある。

 だが、どうみても、未だ自虐史観から目覚めることなく中韓に媚び諂い、我が国の国柄や国體を崩壊させんが為にそれらの走狗と化してしまっているのが現状で、「社会の木鐸」には程遠い。

 嘗て、坂の上の雲を追い続けたあの時代、国民の側に立ち「自由民権」を主張した新聞や言論人は、「反骨」を旨とし、権力に対して敢然と闘い、大衆の代弁者を自負していた。時の権力は、新聞社や記者を弾圧するも、彼らはジャーナリズムの矜持と使命を以て決して弾圧に怯むことはなかったのだ。
 
 今や正統ジャーナリズムは存在せず、権力への批判は単なるパフォーマンスと化し、民衆に迎合して、何でも腐して終わり。悲しいかな、そうした冷笑的な態度こそが真のジャーナリズムだと錯覚してしまっている。

 我が国の政治が未だ三流と揶揄され続けるのは、何か問題が出ればその萌芽は我が国に在ると政権を糾弾し、国民を導くことなく、世論をぶち壊して悦に浸っている進歩の無い低能ジャーナリズムこそが元凶でもある。自分で読み取り、自分で判断する正しい眼を養わなくてはならない。

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2016年06月08日

議員とは奉仕活動であり究極のボランティア活動であると認識すべし!

 産経新聞の特集記事、「日本再構築(番外編)識者に聞く」の第三部「地方議会が危ない」に続く番外編が、先週の土曜日に載った。識者四人での会談の中で、山形県庄内町の原田真樹町長の意見は実に括目すべき内容だった。

「時代の流れが急速だ。町村の人口割合は十数年間で極端に減り、経済の低迷で国、地方の財政運営は益々厳しくなっている」との認識をしました上で、行政と議会が町の生き残りを真剣に考える上で地方議員の在り方を問題提起している。

「議員の役割は行政のチェックと提案機能だが、地方議員が現行制度の中で十分に果たせるのか」と疑問を投げかける。というのも、地方選では定員割れになる自治体もあり、またアルバイト感覚で、「誰も出ないなら出る」という選挙なんてのもあって、年金生活者や農業従事者ばかりでは地方の政治は偏ってしまうと嘆く。

「地方の選挙制度や議会運営は限界に来ている。議員の固定化が進み、新しい時代を読み解く考えが弱い」という認識を示した上で、「様々な職場で資格を持つ人が、仕事をしながらその専門知識や現場の土地勘を議会に持ち込めれば、町政に直接反映出来、町の決断も早くなる」との理由を挙げるが、蓋し正論であろう。

 その為には、「夜間・休日議会が必要である」との提案をしているが、全くその通りで、夜間や休日ならば普通のサラリーマンでも議員になれるのだ。今の議会というのは真昼間からの開催で、議員を生業にしてる連中しか集まらないし、いつも同じ顔の連中が集まり、なあなあな議会に終始してしまっている。

 海外の先進国では、地方議会というのは夜間や休日に開かれるのが多く、幅広い住民自治が行われており、報酬もボランティア的要素が強く薄給が当たり前。

 悲しい哉、先進国である筈の我が国は未だに昼間や日中の議会に拘り、議員様方は当選すれば偉くなったと勘違いし、高給を頂き乍ら、地方自治の何たるかも学ぶこともなく、旧態依然の議会運営が繰り返されているのが現状である。

 報酬面も「自治体の財政事情を考えれば、安定収入のある人が、最低限の報酬でボランティア的に議員活動するのが望ましい」と訴えているが激しく同意する。

 抑々、その昔は、地方議員だった愚生の父親もそうだったが、地方議員は仕事を持ちながらなる人が多かった。報酬も微々たるもので、名誉職の色合いが濃かったが、いつの間にやら議員報酬だけで食える様になってしまったのが大きな間違い。

 議員報酬とは、奉仕的な議員活動に対する対価であり、無闇矢鱈に報酬を弾んで議員の生活を裕福にする為のものでもない。県内の矢祭町では逸早く議員報酬を「日当制」にしているが、給与的要素を持たない報酬の在り方と仕組みを構築すべき。

 議員定数の削減をしたところで、報酬が上がってるのじゃ意味はない。定数は地方自治法で決められてる議員数を上限とし、議員とは奉仕活動、究極のボランティア活動であるという認識を共有すべきであろう。政治家は、隗より始めよ!

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2016年06月07日

いやさか、いやさか、いやさか~!

 北海道七飯町の山中で行方不明になった北斗市の小学2年田野岡大和君が、親から「躾(しつけ)」として置き去りにされた件で、北海道警は児童虐待防止法に基づき児童相談所に通告したという。何か、チョッとピントがズレてはしないか。

 記事に由れば、警察は保護責任者遺棄容疑での立件を視野に捜査してたというのだから厭きれるばかり。置き去りといっても数分後には戻っており、保護責任者遺棄容疑などでの刑事責任は問えないと判断したというが、当たり前だろ(苦笑)

 その大和君は今日、入院先の函館市立函館病院を退院する。今後は、何かと注目されるだろうが、気にすることなく、懸命に捜索をしてくれた警察や自衛隊、消防団、地元の方々に世話になったことを忘れずに明るく元気に育って欲しいものだ。

 それにしても山道を歩き、自衛隊施設を見つけマットに包まり、暗闇をじっと耐え、空腹を水だけで凌いで生き長らえた大和君のあの精神力は大したものだ。

 サバイバル経験者でも着の身着の儘で寒い夜を過ごすのは困難を極める。ボーイスカウトは、大和君を三顧の礼で入隊させないのかなぁ。ホント勿体無い。

 ボーイスカウト日本支部は「世界スカウト機構憲章に基づき、日本に於けるボーイスカウト運動を普及し、その運動を通じて青少年の優れた人格を形成し、かつ国際友愛精神の増進を図り、青少年の健全育成に寄与することを目的とする」団体。

 初代総裁は後藤新平。以前、ボーイスカウトでは「弥栄(いやさか)」という言葉を儀礼で使うということを靖國神社のコラム「靖國」で初めて知った。実は、この「IYASAKA」は世界共通語であり、その歴史を紐解いてみたい。

 イギリスの「ギルウェル」指導者訓練所に、1924年(大正13)、後に日本ボーイスカウト連盟の指導者訓練の草分けとなる佐野常羽という人物が入所する。因みに、佐野の父親は「日本赤十字社」の創始者・佐野常民である。

 ギルウェル訓練所のウィルソン所長は、参加した各国指導者に各国のスカウト祝声(エール)を披露するように指示した。その際、佐野は漢語である「万歳」ではなく、日本古来の古語である「弥栄」を声高らかに唱和した。

 佐野は「益々栄える(More Glorious)」という意味であることを説明した。ウィルソン所長は「発声は日本のものが一番好い。その上、哲学が入っているのが良い」と賞賛し、以後、ギルウェル訓練所の祝声を「弥栄」とすることになった。

 当時、ギルウェルへは世界中の指導者がボーイスカウトの指導と訓練法を学びに来ており、そうしたことからこの「弥栄(IYASAKA)」は世界中に広がった。

 いやさか、いやさか、いやさか~!ん~実に好い響きである。

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2016年06月06日

保守活動家らのデモを全て一括りに「ヘイトスピーチ」と報じ断ずることは片手落ち

 昨日、川崎市と渋谷区で催された「行動する保守運動」の活動家によるデモは、レイシストしばき隊(以下シバキ隊)ら反対派の妨害に因って阻止された。

 保守活動家もそうだと思うが、愚生もそうだが、左翼に対抗するというより「反日」が嫌いなだけ。日本に住み、国の恩恵を享けながら日本を卑下したり、貶めてることが赦せないだけで、民族差別というものではなく、そういうニホンジンらしき連中も少なくないが、反日勢力には在日朝鮮人が多いというだけのことだ。

 保守活動家らのデモを全て一括りに「ヘイトスピーチ」と報じて、これらを断じてることに違和感を覚えるには別に愚生だけではあるまい。況してや、保守運動のメンバーは道路使用許可を申請した上で集会を開き、デモを行っている。

 一方のシバキ隊のグループは、カウンターと称して無許可で道路を占有し、道路に寝そべるなど通行の妨げになっており、明らかな道交法違反だろう。

 保守運動に参加したメンバーに由れば、シバキ隊のメンバーらは一人に対し10人ほどの集団で取り囲み恫喝などを繰り返すという。例えば、シバキ隊の在日メンバーから「おい、日本人、殺してやろうか!」と煽られ、カッと来て「なにコラ!お前ら朝鮮人は日本から出て行け!」と反論したら、相応の処罰を受けるだろう。

 報道する側や取材する側も「ヘイトスピーチ」という一方的な報道ではなく、行動する保守運動の主張は何なのか、その主張に問題があれば整然と反論すれば好いし、実際にヘイトスピーチが行われているのかを公正・公平に報じるべきだろう。

「在日朝鮮人を叩きだせ!」だとか「朝鮮人を殺せ!」といえばヘイトスピーチとして規制されるが、これが「在日米軍」や「アメリカ人」「天皇」となれば規制されないばかりか、違法行為をしても赦されるというのは如何なものか。

 在特会や行動する保守運動の活動に批判的な右翼団体は「武士道精神に悖る」だとか「品格が無い」などと断じているが、そういう貴方にも武士道精神も無いでしょ。「品格が無い」って、右翼の迷彩服や隊服に凄さはあるが品は無いと思うがなぁ。

 愚生は、桜井誠の様なああいうスタイルの団体が在っても好いと思ってるし、話し方にしても品格が無いというとは思えない、ああいう話しっぷりこそアジテーター。こじんまり纏まって一律化してしまった既成右翼よりもずっと魅力的だ(笑)

 右翼が「ヘイトスピーチ」をエラそうに批判するならば、天皇への侮蔑を繰り返す「反天連(反天皇制運動連絡会)」のデモこそ糾弾し、刺し違えてでも阻止するべきではないのか。まぁそうなれば「品格が無い」と言われてしまいますが(笑)

 安倍首相にしても、行動する保守運動を「ヘイトスピーチは日本人の誇りを傷付ける」というのなら、公の場所で堂々と「天皇粉砕」を叫ぶキチガイ共も同じ様に批判して排除するのが当然だと思うのだが、そんな声は全く聞こえてこない。

 抑々、日本国憲法の「表現の自由」や「集会の自由」を楯にこうしたことが赦されるのなら、こうした保守活動家の街宣のみを「ヘイトスピーチ」だとして規制しようというのは片手落ちというものだ。この「片手落ち」、差別用語で放送禁止用語だが、こういうことも今後はネットでの規制対象になってしまうのか。

 現憲法では確かに「結社」「集会」「表現」の自由が保障されている。憲法は国の最高法規であり、憲法が最優先されるのは当然のこと。だがどうだろう。街宣にしても、デモをやるにしても、警察にショバ代を払って「道路使用許可」を貰うのだが、無差別にやれる訳でもなくやる際にも時間も音量も規制される。

「結社」も「表現」も「集会」も自由なら、右翼のビラ貼りの規制も、警察へのショバ代も、音量規制も、時間制限も明らかに憲法に抵触するのではないのか。

 護憲派は、こういう事実も「憲法違反」として糾弾したら如何か。だが「自由」や憲法云々の前に「公共の福祉」を守るという常識がそこになくてはならない。

「道路交通法」や「静穏保持法案」「騒音防止条例」などで規制するのもそういう理由からだが、見方を変えれば「日本国憲法」というものは国の基本法として機能しておらず、「道交法」や「刑法」より軽い法律と見做されているとも言えよう。

「大日本帝国憲法」第二十九條には「日本臣民ハ法律ノ範圍内ニ於テ言論著作印行集會及結社ノ自由ヲ有ス」この「法律ノ範圍内ニ於テ(法律の範囲内)」というのが大事で、法律の範囲内で「集会」や「結社」の自由が認められるのだ。こうした文言を見ても、やはり我が国の憲法には「大日本帝国憲法」が相応しいと言えるだろう。

「表現の自由」でも赦されるなら、マスコミも「放送禁止用語」なんてのは要らないだろうし、マスコミは先ずはそこから始めて言論の自由の模範を示せば好い(笑)

 今回の行動する保守運動や在特会の街宣やデモの中身も語ることなく、単なる「ヘイトスピーチ」だと騒ぎ立てるのは左翼陣営の論理のすり替えでしかない。

 マスコミは「ヘイトスピーチ」ばかりを問題視させることに拠って、「在日特権」やシナ人を始めとした優遇制度を矮小化することが狙いであり、その結果、更なる優遇制度が講じられ、外国人への参政権なども付与される危険も孕んでいる。

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2016年06月05日

西太平洋潜水艦救難訓練に招待しときながら「旭日旗」を理由に入港拒否

 日米韓、豪州、シンガポール、マレーシア各海軍の合同訓練を韓国海域で行った。慣例となっている他国の母艦の入港が韓国政府の判断で見送られた。その理由というのは、海上自衛隊の「旭日旗」が問題だったというのだから厭きれる。

 韓国メデイアが自衛隊の合同訓練と入港に反対し、「旭日旗は嘗ての日本軍国主義の象徴だ」などと吠えていたらしく、それをレームダックの朴槿恵がその反日勢力に配慮し中止したという。大衆迎合というか、世論を気にする韓国政権らしい。

「西太平洋潜水艦救難訓練(パシフィック・リーチ)」は韓国海軍の主催であり、招いておきながらこの対応はないだろう。韓国内の「反日勢力」というが、この訓練は対北朝鮮への圧力であり、こうした訓練に水を差す行為は「反日派」というより「親北朝鮮派」による反日を利用した国内世論の分断工作というのが正しい。

 それにしても、この反日派だが、朝日新聞の社旗も旭日旗を模したものだが、慰安婦問題もこの朝日の捏造なのにそれを信じて利用するというのも如何だろうか。反日派というのは、韓国も日本国内でもダブルスタンダードが御得意(苦笑)

 また、愚生の母校・国士舘も旭日旗に富士山をあしらったものだが、今や国士舘には多くの韓国人が留学している。ならば来なきゃ好いのに(笑)

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 画像は、旭日旗の前で畏まる画像は朴正煕。日本名・高木正雄。日韓基本条約を締結した大統領である。独裁者との批判に加え、日本統治時代の「対日協力者」「親日派」と断定され、第1回「親日人名辞典」リストに記載された人物でもある。

 2002年、韓国16代大統領に盧武鉉が就任すると、歴史の見直しに強い意欲を示し、日韓併合や日本統治時代の親日派、朝鮮戦争時代の韓国軍による民間人虐殺、軍事政権下での人権抑圧事件の真相究明を主張する。韓国国会では過去清算の立法を進め、真相究明や責任の追及、補償を行う為に「過去史整理基本法」を成立させる。

 更に、日本統治時代の親日派の子孫を排斥する為に「親日分子取締法」を施行し、「親日派」とする李完用元首相ら9人の子孫が所有する財産36億ウォンと相続した土地を没収し、全斗煥元大統領ら170人の叙勲を取り消すという暴挙も行っている。

 これらの事後法は、文明の原則である法の「不遡及の原則」に反しており、まともな国際社会では許されるものではない。それが韓国では当たり前なのだから、これらの事実を見ても韓国と胸襟を開いて付き合うなどとは笑止千万と言う他はない。

 韓国に悪しき歴史を印した盧武鉉も、過去の大統領と同じく、妻ら親族が受け取ったとされた巨額不正資金疑惑に耐えられず自裁した。盧武鉉に限らず、韓国の歴代大統領の末路は実に不幸なものばかり。絶対的権力が集中する歪な大統領制が、朝鮮の卑しい民族性から異常な金銭欲、権力欲が不正に奔らせるのだろう。

 初代大統領・李承晩は絶大な権力を握るも独裁色が度を越して反感を買い、大統領選の不正で学生らのデモに拠って退陣に追い込まれ、ハワイに亡命した後で病死。

 その後に就任した朴大統領は、大阪在住の在日韓国人の文世光らの暗殺計画に因って夫人を失い、その後自らも暗殺された。後に続く全斗換大統領は「反乱首謀容疑」で死刑判決を受け収監。続く盧泰愚大統領も収賄容疑で有罪判決を受けた。

 金永三大統領も不正融資事件で近親者などが逮捕され退陣。波乱の人生を送りながら大統領にまで昇りつめた韓国初のノーベル賞受賞者の金大中も、最後は不正資金事件で息子が逮捕され退陣している。こうなると、大統領に権限が集中し過ぎることの反作用というより、道徳的価値観の無い民族性の問題と言う他はない。

「親日人名辞典リスト」に載った朴正煕大統領の娘が韓国大統領となり、父の名誉を回復するのかと思いきや無しの礫とは。父親が草葉の陰で泣いているぞ。

 朴槿恵大統領は冷静に歴史を見つめ、「親日分子取締法(反日法)」なる世界に恥ずべき悪法を廃止すれば歴史に名を遺し、韓国にも新たな曙光が射すことだろうが、旭日旗に右往左往してるようじゃ任期を待たずに引退した方が好さそうだ。呵呵。

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2016年06月04日

財多ければ身を守るにまどし。害を買い累を招く媒なり(徒然草第三十八段)

 最高裁第二小法廷は、遺言状に記された花押は押印とは認めないとした判決を判断を下した。「花押」は、戦国武将らが挙って使用し、花押で誰からのものかが判断出来たし、現在でも閣議で作成される文書には、署名の代わりに花押が用いられる。ならば、最高裁の判断に倣えば、過去の閣議決定も無効ということになるな(笑)

「花押を記して文書を完成させるという一般慣習は我が国にはない」との指摘は甚だ疑問。「我が国には」というより「一般には」というべきで、ならば閣議で成された花押に拠る決定合意も無効と言われても仕方あるまい。亡くなった男性は花押を使用しており、那覇地裁や高裁で示された「花押は有効」とする判断の方が正しい。

 最高裁は、司法権を担当する司法に於ける最高機関ではあるが、最高裁で出される判決が全てが「正義」とは限らない。全ての裁判所(下級裁判所)は最高裁判所の下に置かれ、唯一の終審裁判所として上告及び特別抗告について裁判権を持つ。

 最高裁で判断するのは、その上告や特別抗告が現憲法に合致しているか否かだけ。つまりは「花押」の使用は、一般の認印や実印での押印とは違い、現憲法に基く法の下での平等の点から問題があり「違憲」とした安っぽい判断に過ぎない。

 愚正も、インチキではあるが花押を記し、手製の篆刻を押すこともあるが、花押があるだけで文章が格調高くなり、何か戦国武将にでもなった様で気分が好い(笑)

「財多ければ、身を守るにまどし。害を買い、累を招く媒なり。身の後には、金をして北斗をささふとも、人のためにぞわづらはさるべき」(徒然草の第三十八段)

 意味は「財産が多いとそれだけ身を守らねばならず、面倒な煩いを招く元となる。例え死んだ後でも残された遺族たちは財産分与で揉めるだけだ」。遺産相続を巡る記事を読みながらそんなことを考えた。その三十八段にはこんなことも書いてある。

「まことの人は、智もなく、徳もなく、功もなく、名もなし。誰か知り、誰か伝えん。これ徳をかくし、愚を守るにあらず。本より賢愚・得失の境にをらざればなり」

 要は「まことの人」とは、世間に対して知恵や徳や功績を誇ることなどしないので、世間では誰が本物の人であるかは判らない。だから伝えることも出来ない。当に立派な人というのはそういったことを隠し、元々損得とか名声などとは関係ない処にいて、唯々己の精神の充足を求めているに過ぎないと教えているのである。

 兼好は、下品な人や無遠慮な人、知ったかぶりをした自己顕示欲の強い人は「教養のない人」と説き、利欲を求め、長寿だけを願ってる人は「人生の何たるかを知らない」と訓える。要は、人生とは「如何に生きるか」、その経緯が大事なのである。

 兼好の様に職を辞し、精神の自由を求めれば生活は困窮する。暮らしを楽にしようとすれば心が拘束される。 愚生もしがない右翼浪人で生活は因果応報で慢性的不如意の日々が続いてはいるが、せめて精神だけは兼好の様に自由でありたいと思う。

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