2014年07月

2014年07月19日

「みたままつり」、法政大学應援團に拠る奉納演武に感動す(備忘録第2弾)

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 13日に引き続いて昨日は再度靖國神社へ向う。今日は初めて夜に行くので浴衣を着て行くことにした。昼過ぎの新幹線で上京。上野で先ずは腹ごしらえ。とんかつの名店「蓬莱屋」に行くも満席なので、蕎麦屋の老舗「蓮玉庵」へ顔を出した。

 蓮玉庵は池波正太郎や文人墨客、落語家などに愛された名店。ただ、福島や山形の本物の蕎麦を知っている者として流石に江戸前の蕎麦はイマイチ美味しいとは思えないが、まぁそれでもビールの小瓶と冷酒、それから「天せいろ」を注文。

「切って切れるは蕎麦なれど、切っても切れぬは蕎麦と酒」。こういう風情の好い蕎麦屋というのは客の空いた時間にスッと寄って、飲むのが好い。でも、藪蕎麦などの人気店になると飲む客というのは歓迎されない。江戸の蕎麦屋に粋はない。

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 その後は気の利いた店を探してぶらぶら。最近は通しで営業する店は少なくなり、呑兵衛としては淋しい限り。アメ横のスカジャン屋「大熊商会」へ顔を出す。

 大熊社長自ら店に出て営業中だが気の所為かチョッと元気がなさそうだ。不景気だから色々大変だろうなぁ。その後、ぶらぶらして時間を潰し九段へ向かう。

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 法政大学應援團の演武は夜の8時30分頃だというので未だ未だ時間はある。ということで、本日の主役の應援團団長の父親と友人らと「寿司政」で待ち合わせ。

 寿司政は文人墨客が贔屓にした店で、山口瞳は自著「行きつけの店」でここのシンコを食べないと「私の夏が終わらない」と絶賛している。刺身や料理をつまみながら冷酒を呷り、シンコの握りを頂く。心地好く酔ったところで靖國神社へ向かう。

 寿司政で好きなのが「ばらちらし」。これを土産にして帰りの新幹線の中や自宅に帰ってから食べるのだがこれが抜群に旨い。ネタが江戸前の「仕事をしている」ものばかりなので、時間が経つほどに赤酢の寿司飯とネタが馴染んで更に味を増す。

 何しろ折りを開けて驚くのが見た目の美しさ。それを見せびらかして食べれば優越感に浸れること間違いなし。生憎、今回はばらちらしはない。

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 程好く酔ったところでいい時間になった。靖國に向かう。いつも飲む時間が早いので「みたままつり」の夜の光景は見たことがない。人の多さに圧倒される。参道を通るのは無理ということで、脇の道路を進むも行き交う人で歩くことすら儘ならない。

 自然発生的にこれだけ多くの国民が「みたままつり」に集うというのは我が国の将来も満更捨てたものええはない。そんなこんなでどうにか法政大應援團が演武をする拝殿前の広場に到着。そして間もなく演武が始まった。

http://youtu.be/1uqLVEN6nG4←クリックすると動画が見られます!

http://youtu.be/SiaDNxQfwiU←クリックすると動画が見られます!

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 法政大学應援團の旗手。気合が入ってます。押忍! 

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 法政大学應援團第八十九代団長は憂国の起業家であり畏友の隠岐康の長男・龍一君。3年ぶりで会ったが実に頼もしい日本男児に成長していた。

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 彼女か?可愛らしい女性二人に囲まれてどことなくニヤケ顔の龍一君

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 参加者で記念撮影。龍一君の後ろの禿、否、男性が憂国の起業家の隠岐社長。

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 隠岐社長と本日撮影担当の人見さん。

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 いつも仲のいい松本夫妻とも遭遇。

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 序にもう一枚。松本夫妻♪

 今回の気合い溢れる若者達の演武は正に感動もの、ホントいいものを観させて頂いた。誘って頂いた隠岐氏に感謝。学徒出陣した法政大学OBは勿論のこと、靖國に眠る英霊も現代を生きる若者の姿を頼もしく思い、きっと微笑んでいるに違いない。

 演武が終わり、解散となった。隠岐社長らは参会した仲間と門前仲町で直会をするというので、愚生は大熊さんを誘い浅草小島の「秀鮨」で一献することに。

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 浅草小島の名店「秀鮨」

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 大将の秀さん

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 大好きな煮蛤、絶品です。

 考えてみたら寿司屋のハシゴ。まぁ同じ寿司屋でも中身は違う。「九段下寿司政」も一流店だが、ここ「秀鮨」も一流。どちらかといえば「秀鮨」の方が好い。

 美味しい寿司と友人との会話は盛り上がり酔いも絶好調となった。「自宅に泊っていけば」と誘ってくれた大熊さんと再会の約束をして、定宿でもある御徒町のカプセルホテルに泊まった。どうにか今回は野宿をしないで済みました。呵呵。

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2014年07月15日

「みたままつり」で会おう!大村益次郎像の下で(備忘録第1弾)

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 日曜日、友人らと靖國神社の大村益次郎像の下で待ち合わせ。東京の蒸し暑さには閉口する。九段下駅から大鳥居を潜る。待ち合わせ時間には早いので奉納されている大小3万灯を超える提灯と各界著名人揮毫の雪洞を眺めてから先ず社頭にて参拝。

 拝殿左手に在る「鎮霊社」に詣でるも、祭り中は閉鎖ということで入ることは出来なかった。「鎮霊社」には所謂賊軍とされた会津藩や我が二本松藩、西郷隆盛といった方々が祀られており、靖國に参拝した際には必ず詣でることにしている。

「みたままつり」や例大祭など混雑が予想される時期には閉鎖されていることが多いが、遠方から来たのに敷地にさえ入れないのはチョッと寂しい。門前にて会津藩や二本松藩の先人に頭を垂れる。暑いので遊就館内の茶寮「結」で休憩することに。

 軽く食事をした後は、遊就館内をのんびり巡る。涼んで汗も引いたところで大村益次郎像の下へ向かう。待ち合わせ時間の15時には未だ30分ほどある。

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 ボ~ッとして靖國に集う人々の人間ウオッチングをしていると背中をポンポンと叩かれた。振り返れば宮崎の福田秀春さん。久闊を叙し世間話をすれば、何やら介護の仕事で8キロ痩せたとか。見倣いたいがそれは無理というもの(笑)

 群青の会の大熊雄次会長や拉致問題などの署名活動をしてるFBFの尾形さんとも再会。そうこうしていると、横浜の大物右翼御一行様が参上、再度拝殿へ向かった。

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 予定より人数が大人数になってしまったので暑気払いは「銀座ライオン」か、御徒町の「大統領支店」のどちらにしようかと相成り「大統領」に決定し御徒町へと向かう。「大統領支店」は普通の居酒屋。大統領で飲むならやっぱり本店が好い。

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 日曜日ということもあり、店内は大入り満員。先ずは生ビールで乾杯!問答無用の一献の始まり。つまみは適当に頼んだ。こういう席はつまみなんてのはどうでもいい、気の置けない仲間とどうでもいい話で盛り上がるだけ、ただそれだけ。

 大人数になると各各の話しが遠くて聞こえず、やや盛り上がりに欠ける。そんな中で、尾形さんが右翼の大物との一献ということで敬意を払い政治談議を始める。横浜の右翼の巨頭はこういう酒席での政治談議は大嫌い。何故なら政治談議というのは結論が出ないことが多いからだが、それより他愛もないバカ話が好きな御仁。

 政治談議が余程面白くなかったのだろう、中途半端に飲んだところでその大物右翼の蜷川正大さんから「そろそろおひらき」ということとなり解散となった。抑々、福田さんは二十一世紀書院の社友会メンバーなのだから、蜷川さんが最後まで連れてきゃ好いものを、何故か愚生と尾形さんが世話することになった。

 九州の宮崎から態々上京し、それでなくても社友会メンバーとして会費なども貰ってるのだから最後まで面倒見るべきなのに、蜷川さんってホント冷たいな(苦笑)

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 その後は、福田さんと尾形さん、Y女史らと転戦。愚生は終電で帰る予定だったのだが、友と別れ難く、上野から結局は新宿ゴールデン街に出没。その後も歌舞伎町の寿司屋で飲み明かす。福田さんの青春時代の放浪の旅の話しに感動する。

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 眠気と酔いで意識朦朧。時計を見れば4時近い。もしやバスなら行けるかもとバス乗り場に向かうも始発は8時。ということでベンチで仮眠を取ることに。

 福田さん、目の前の公園のベンチを見付けると早速新聞を広げたと思ったら就寝してしまった。続いて尾形さんも爆睡してるし、どんだけ野武士なの(笑)

 いやぁ~福田さん、尾形さんのワイルドさに感心しながら、愚生も寝ようとするも蚊の襲撃に遭い退散。うろうろして近くの高島屋の前のベンチで2時間ほど寝た。

 しかし、まさか新宿で野宿する羽目になるとは思わなかったが、浪人の修業が足らないと痛感する。愚生なんかより、福田・尾形両名の方が遙かに逞しいですわ。そんなとこで、今日は再度上京して「みたままつり」の第二弾に参上します。

 法政大学應援團による英霊に対する応援・エールが靖國神社にて初めて奉納されます。法政大学始め学徒出陣で散華された英霊に感謝と慰霊の真心を捧げたいとの申し出から実現される訳だが、こうした応援団による奉納演武の輪が広がることを期待したい。まぁ、流石に今日は野宿ということにはならないとは思うが。呵呵。

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2014年07月09日

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 13日から16日まで靖國神社では「みたままつり」が開催される。宮崎から畏友が上京するというので13日の3時頃に大村益次郎の銅像の下で会う予定でいる。

 まぁ暑気払いで一献やるのが目的でもある。九段下の「寿司政」でシンコで一杯と行きたいが、あそこは美味しいのだが勘定する時に酔いが一気に醒める(笑)

 15日には、友人の倅が団長を務める法政大学應援團に拠る、英霊に対する応援・エールが靖國神社初めて奉納されるというので、再度上京して見物する予定だ。

「みたままつり」は、占領下だった昭和22年から始まったもので、故俗になられた英霊奉慰の祭祀ではあるが、盆行事を大事にする祖先供養でもある。

 そんなこともあり、春秋の例大祭の厳かさや、8月15日のアノ左右入り乱れての喧騒とは違う趣があり、愚生的には桜満開の季節と同じく大好きな行事でもある。

 我々は普段、神の存在など意識することなく生活をしているだろう。「自分は無宗教だ」と言いながらも、日本人ならば心の深いところで、動かしている「何か」が在るのではないだろうか。その「何か」こそが先人から脈々と受け継いでいる「神々の記憶」であり、それこそが「神道」であると言えようで。

 姿なき「神」は、自ずと知覚されるものではなく、人間の感性の源である「魂」と直接に響きあう存在である。また、「祭り」というものも、本来は「神祀り」であり、神輿などを担ぐことで人々は、その「神」に触れて熱狂する。

 豊作を祝い、大漁を寿ぎ、「神」に感謝し、来年も再来年も善い年であるよう祈願し、「神」と共に酒を飲み、「神」と共に騒ぎ歓喜を分かち合う。祭りとは「神」を通じて人間を癒し、地域の共同体の絆を深め維持させて来た原動力でもある。

 みたままつりも、英霊の方々(神)に対する畏敬や欽仰する祭りである。正に我が国は随神(かんながら)の道を歩んで来た世界にも稀有な国だと痛感する。

 政治家は田舎で盆行事に参加するのと同じ様に「みたままつり」に参拝しなさい。背広を脱ぎ捨て、浴衣に下駄や雪駄という出で立ちでいいではないか。靖國に集う人々と祖先供養という盆行事を愉しむことが英霊奉慰に繋がるのだ。

 祖先の霊を祀る「盂蘭盆(お盆)」に合わせ開催される「みたままつり」も祖先霊を供養し、苦しんでいる亡者を救う、支那でも古くから行われている風習と同じで、「みたままつり」に参じたところで批判される謂れは無いだろう。

「戦犯」と蔑称され続ける英霊の方々の名誉の恢復無くして真の復興無し。安倍は仰々しい靖國参拝ではなく、夕涼みがてら昭恵夫人と共に「みたままつり」へ詣でて、それを戦後レジームからの脱却への突破口とするべきだと思う。

 極東軍事裁判に於いて弁護する機会も与えられず、一審即結審という復讐という名の茶番劇で、或いは異国の地で弁明も許されず不当に処刑されたこの方々の命は決して軽いものではない。現代を生きる我々はこの悲劇を忘れてはならない。

 国際法の原理に基づき「この法廷で日本を裁く権利は無い」とし、「各被告は全ての起訴状中の各起訴事実部につき無罪とされなければならない」と述べたパル判事の意見は忙殺され、未だ「侵略国」と断罪され続けているのは政治家の怠慢である。

「東京裁判史観」が未だに国内では蔓延っているが、抑々「極東軍事裁判」自体が戦勝国に因る日本苛めである。「人道に対する罪」は恥ずべき事後法であり、それに基づいて罰するということは国際法上も無効であり、正に茶番劇そのものだった。

「この法廷で日本を裁く権利は無い」としたパル判事の主張が正しいものだったことは、判決から2年半後、奇しくも米国軍事委員会で証明されることとなる。

 マッカーサー元元帥が、「彼ら(日本)が戦争に入った目的は、主として自衛の為に余儀なくされたものだ」と委員会にて証言したのだ。極東軍事裁判の最高責任者である連合国最高司令官マッカーサーが公的な場で認めたのである。

 今こそ我々は、「戦犯」との汚名を着せられ続けている英霊の方々の名誉恢復を急がねばならない。安倍よ、「みたままつり」に詣でよ。さすれば護国の英霊の御加護の下、安倍政権は安定し、畢竟、それが国家安寧に繋がることだろう。

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