2013年03月

2013年03月29日

「わが人生の時の時」戦争にいきそこなった少年(石原慎太郎)

 石原慎太郎が脳梗塞だという。周囲は「軽度の脳梗塞」と打ち消しに躍起だが、脳梗塞によって生活そのものが大きく変わり、「また倒れるのでは」との不安が消えることはないだろう。高齢な石原にとって政治生命の危機には違いない。

 過去に脳梗塞2回、脳幹梗塞1回を経験者の愚生から言えば、脳梗塞というのは顔の大きい人が罹る確率は高い。デカい顔の人は危ないので気を付けた方が好い(笑)

 引っ越しして本がクローゼットに整理されて取り出しやすくなった。石原の「人生の時の時」という本が目に付いたので久しぶりにめくってみた。 この中でも「戦争にいきそこなった少年」というのが感動もので、気に入ってる短編ものの一つだ。

「私が死なるものについて意識したのはまったく突然のことだった・・・」から始まる文章は、湘南中学の1年生の頃に遭遇した米軍戦載機の思いを綴っっている。
 その日も警戒警報が鳴り慌ただしく学校を退去して駅に向かう途中、
ついさっき聞いた警報が空襲警報に変わって鳴ったか鳴らぬうちに、
渡りかけていた麦畑の真ん中で突然背後から爆音が轟き、
思いがけなくも、日頃写真では見ていたが初めて目にする
敵機が超低空で飛んでくるのをみた・・・(略)
 本能的に私たちはようやく穂をつけだした麦の畝の間に身を投げて突っ伏した。
次の瞬間爆音は背中に響いて、私たちを発見するのが遅過ぎた敵機は
前方の薩摩芋畑に掃射をばらまいて頭上を過ぎた・・・
敵機の胴体に描かれたどぎつい極彩色のなにやらの漫画を見とどけたのだ。(略)
 急旋回して飛び上がっていった敵機の姿には
格好の獲物をとり逃がしたいまいましさがあふれてみえた。
あの敵は私たちを狙ってまたもう一度襲いかかってくるかも知れなかった。
ならば今度こそ危ない。私たちは勇をふるって一斉に走った。
 ・・・あまりにも早くまた突然背後にせまる爆音を聞いたのだ。
夢中で走っていた・・・
助かったと悟った時私は訳を確かめるためにひるみながらも顔を挙げて、
たった今頭上を飛び去った機影を目で追った・・・
その褐色の翼と胴体に記された、白く縁どりされた日の丸をみたのだ。
 あの瞬間のふるいつきたくなるような感動を多分一生忘れないだろう。
それはなんといおう、身の痴れるような、
泣いてすがりつきたいような激しい懐かしさだった。
あれは私にとって有無いわさず歴然としてある、
生命を賭けて凌ぎあう敵と味方なる関わりを悟らされた初めての瞬間だった・・・

 石原の小説は余り好きではないが、この短編小説は嫌いじゃない。作家だけあって、時代を読んだ過激な言葉で国民を煙に巻くが、マスコミの使い方が上手で潮流に乗るのが上手なだけだ。要は、大衆迎合主義である。揶揄する言葉は天下一品だが言葉だけが独り歩きし、一歩間違えば田中真紀子と同じタイプだろう。

 石原は「日の丸は好きだけれど、君が代って歌は嫌いなんだ、個人的には。歌詞だってあれは一種の滅私奉公みたいな内容だ。新しい国歌を作ったらいいじゃないか。好きな方、歌いやいいんだよ」と公言して憚らない。この隠しきれない反天皇の思想こそ、愛国保守と言われている石原慎太郎の本音であり正体なのだ。

 脳梗塞も天命だろう、石原よ、男の身の引き方を間違ってはならない。ずるずると政治家の椅子にしがみ付くのは止めた方が好い。まぁ、石原とは違い、正統保守でもある平沼赳夫も脳梗塞から復帰したし、石原の動向なんぞどうでも好いか。

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2013年03月28日

雨と桜の靖國神社も中々良いものだ

 昨日は桜満開の靖國神社へ詣でようと10時過ぎの新幹線で上京し昼に靖國神社に到着。生憎の雨模様。靖國神社に初めて参拝したのはもう彼是35年ほど前になるが、以来何度詣でたことだろう。考えてみたら雨の靖國は初めてじゃなかろうか。

 雨と桜の靖國の風情も中々風情があって良い。昇殿参拝ではなく、本殿前にて拝礼し、感謝の誠を捧げ、いつもの様に本殿左奥に鎮座する「鎮霊社」にて戊辰戦争で所謂賊軍とされた故郷の英霊の方々に拝し、心願成就を祈念した。

 その後は待ち合わせの時間には未だ未だということで遊就館を見物。入って直ぐの刀剣に目が留まる。中でも「珉龍子壽實(みんりゅうしとしざね)」は見事。

 波紋には「富士」と「月」がくっきりと写し出され、余りの素晴らしさに時間を忘れ見入ってしまった。二時前、横浜の巨頭と憂国の実業家、カメちゃん、そして初顔合わせとなった寧々吉さんと合流し「直会」という大義名分で駒形どぜうへ。

 皆さんはビール、愚生は枡酒で乾杯。昼に遊就館の茶寮「結」で食べた「カツカレー」が響いて鍋をつつくも中々進まず。枡酒をお代わりし徐々にペースアップ。

 いつもの様に他愛もない話で盛り上がる。「酒も女も二合まで」とは田母神閣下だが、その後は「一番札」という麦焼酎に。寧々吉さんは残念乍らここで退場。

 駒形どぜうから河岸を変え変えて「神谷バー」へ。「電気ソーダ」と「電気ブラン」をミックスした奥村バージョンで酔いも絶好調となった。そこへ、アメ横でスカジャン屋を経営してる大熊氏も合流し盛り上がりは最高潮になった。

 その後は、フラフラ状態で上野の「もん」という料理屋さんへ。この辺りになるといつもの様に記憶がない。ん~、友人の津川さんが居た様な気もするのだが・・・

 奥村女史に連絡を取ろうか、浅草の津川さんに連絡しようかと思いながら、20時20分の新幹線で帰還した。座席に座るや否や爆睡状態で10分程で郡山に到着(笑)

 行きつけのバーに立ち寄ろうかとも思ったが、「今日は止めよう」と自分自身と葛藤しながら郡山市のマニアックな一角の路地を曲がる。懐かしい「左馬」という支那そば屋が目に留まり、おばちゃんの顔を見に。これじゃダメじゃん(笑)

 メニューは「支那そば」のみに変わり、おばちゃんもいない。店主が徐に「佐久間さんですよね」と尋ねて来た。「よく、そう言われます(笑)」と愚生。

「ザ・バーで以前世話になったんですが覚えてませんか。おふくろが亡くなり、この店を自分がやることにしました」とのこと。店主の実兄も大槻町の方で営業しているが、兄弟で伝統の味を守っていこうとは今どき殊勝なことだと思う。

 最近は二郎系だとかこってりな進化系ラーメンが流行っているが、進化するよりこうした伝統の味を守っていくことは難しいと思う。頑張って欲しいものだ。

 美味しく頂いて、腹ごなしがてら歩いて帰ろうと思ったが1キロくらいで断念し、タクシーを拾って無事帰還した。英霊と畏友に感謝した一日だった。まぁそんなとこで、皆さん、お酒は毎日呑むのでほどほどに!(お前が言うな!、ハイ!)

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2013年03月27日

朝鮮総連ビルを宗教法人が落札し池口恵観が表舞台に登場

 朝鮮総連のビルを宗教団体「最福寺」が落札し、その親分の池口恵観が表舞台に登場し時の人に。愈々真打ち登場か。「三無事件」に関与したのを自慢しているが、実に胡散臭げな人物かは人相風体に顕れている。清原や金本、新井、許栄中なども修業したというが、まぁソッチ系御用達の宗教法人なのだろう。

 落札価格は最低入札価格を大幅に上回るもので、その落札金額は45億1900万円。「信じる者」と書くと「儲け」だとか「坊主丸儲け」とはよく言ったものだ(笑)

 今後、裁判所は入札の資金経路を調査するというが、税務署も警察・公安も総動員して落札への経緯や「最福寺」や江口恵観の内部調査を行い公表するべきだ。

 不動産取得にしても「宗教法人」ならば何でもかんでも赦されることがあってはならない。落札後に総連に賃貸ということになれば営利と断定して課税すべきである。

 朝鮮総連ビルを異常な価格で落札した池口阿闍梨は「アジアの平和の場としたい」と語っているが、靖國神社の横に宗教法人の施設はそぐわない。まぁ政界にも顔が広く、右翼との交流やヤクザとの人脈が深い人物だけに今後の動向が注目される。

 何より総連ビルが靖國神社の横に在ること自体が実に不愉快且つ不謹慎で、九段の地からとっとと出て行って欲しいというのが多くの日本人の思いである。

 横華在住の某大物右翼だったか、噂ではこの大阿闍梨・池口恵観のボディガードは一水会会長の木村三浩だというから笑えた。武道や格闘技経験者でもない木村なんぞ、いざ、本気で揉めたら一発で吹っ飛んでしまうんじゃなかろうか(笑)

 今や右翼の有識者としてマスコミから重宝されてる様だが、こうした木村の軽挙妄動を糺す右翼もいないし、大阿闍梨とつるんでいるからかフィクサーを気取り、「右翼の事なら何でもお任せ」的木村大先生の独壇場は当分の間続きそうである(笑)

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2013年03月25日

教育委員会の廃止し教育の正常化を急げ!

 政治で大事なものは「教育」と「国防」であり、安倍首相の教育改革の熱意は大いに共感出来る。だが、この教育改革の足を引っ張ってるのが実は文科省と教育委員会であり、地方に於いて教育委員会は教育荒廃の元凶といっても過言ではない。

 今や無用の長物と化した教育委員会と農業委員会は即刻廃止すべきだろう。日本維新の会が「教育委員会廃止法案」を提出するというが結構なことである。我が国の教育委員会制度は、抑々米国がその占領政策の一環として導入したものだ。

 日本維新の会の要綱案は、地方教育行政法や地方自治法などを改正することで、教育行政の最終責任が政府に在ることを明確にし、自治体は首長の下で行政部局(仮称・教育行政局)で教育事務を行うというもの。実行されるのを期待したい。

 GHQは、「戦前の日本の軍国主義が日本の中央集権的教育制度を齎し、それが結果戦争に繋がった」と安直に結論付けており、その日本の学校教育を内務省の中央集権的統制から解き放って、その管理を、地域住民の代表に拠り構成される合議制の「教育委員会」の下に置こうと画策して、その実行を謀った。

 教育委員会のモデルとなったものが、米国の教育委員会制度である。これは米国の開拓時代の原住民の占領統治の思惑から生まれたものだが、日本の統治も同じ様に占領に拠って米国の意の儘に置こうというのが狙いであり、こうしたGHQの実行した戦後民主主義教育は米国の思惑以上に大きな成果を齎し続けている。

 教育者でありながら国旗、国歌に反対し、我が国の歴史・伝統・文化を否定し、国體破壊を目指す日教組は国内最大の「癌」であり、これを抉り出し粛正しない限り、教育の正常化など在り得ない。だが、教育荒廃の原因が日教組だけに在る訳ではなく、確かに日教組こそ戦後教育の落とし子とも言えるが、戦後の教育荒廃の元凶こそ民主教育行政を司った教育委員会に在ると言っても過言ではないのだ。

 安倍は、前政権時代「教育基本法」の改正を行い、米国時代の悪しき教育制度からの脱却を目指したことは大いに共鳴出来るものだった。最早、教育改革など期待出来ない文科省に変わり、現安倍政権下でやるべきことは教育委員会の廃止であり、日本維新の会が提出する「教育委員会廃止法案」は願ったり叶ったりではないか。

 GHQの占領時代の陋習であ「教育委員会制度の廃止なくして教育改革なし」というのは当然の帰結である。将来を担う子供達が、生まれた国に誇りの持てる教育を施す為にも、無能な教育委員会の解体を急ぐべきだ。教育の再生は待ったなし。

 安倍は総選挙で「将来を担う子供達に如何にして誇りの持てる教育をするか」「志の高い日本人を如何にして創るかが大事だ」と訴えて多くの国民の共感を得た。

 その口の乾かない内に、財政再建やTPP問題や社会福祉ばかりが議論され話題になるが、政治で大事なものは「国防」と「教育」である。政治家が将来を担う子供達へ如何に教育を施すかも議論せずにカネの分配だけに狂奔するとは言語道断だ。

 今こそ、「祖国日本に誇りの持てる教育」や「志の高い日本人を創造」にはどうしたら好いのか真剣に議論して頂きたいものだ。教育は国家の大本である。

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2013年03月24日

生活保護不正受給に次いで「海外療養費支給制度」を悪用する不良外国人

「ふくしまにはほんとうの空があるという・・・」で有名な千恵子抄の古里で悲惨な事件が起きた。小学6年の男児が母親に殺害された。母親は、「生活が苦しくて自殺しようと思った。2人暮らしなので息子だけ残して死ねないと思い殺しました。自分も死のうと思ったが死にきれなかった・・・」と供述しているという。

 返す返すも残念な事件だが、母親や父親がいなくても、また両親がいなくても立派に育ってる子供は多くいるもので、無理心中くらいバカげた話はない。死ぬなら一人でやれば好い。母親の身勝手さで殺された子供は憐れとしか言い様がない。生活が苦しかったなら行政側でも何処でも幾らでも対応が出来ただろう。

 親兄弟や児童の父親はどうしたのだろう。母子家庭なら手当は出るだろうし、生活保護もそうだし、原発事故で東電からもそれなりの補償は出ていたと思うが、「生活が苦しくて自殺しようと思った」という供述には何か違和感を覚えてしまう。こうした事件を機に生活保護のや福祉の在り方を考えて欲しいものだ。

 厚生労働省のデータでは、生活保護は在日ばかりではなく、ここ数年で支那人への支給が激増している。外国人の受給条件について、厚労省の社会・援護局保護課は「永住者とそれに準ずる定住者。更に、難民認定されている人や、日本人の配偶者がいる人が対象」と説明するが、これらの規定は守られていないのが現状。

 連帯感が強い彼らは、自国のコミュニティーの中で制度利用のノウハウを共有して、不正行為を実行する。こうした不良外国人らは生活保護不正受給に飽き足らず、最近は国民健康保険制度でも不正受給しているケースが多くなっている。

 国保加入者が海外滞在中に病気やケガで治療を受けた場合、治療費の一部が返還される「海外療養費支給制度」を悪用し、「中国本土などで治療を受けた」と書類を偽造すれば簡単に受給出来るのだ。先日、大阪府で虚偽申請を繰り返していた不良支那人グループが逮捕された。こうした不正受給は今や常習化している。

 逮捕された支那人は、「中国で治療を受けたことにして日本で手続きするだけで金が返ってくる。知り合いに頼んで偽造書類を作って貰うから簡単。分け前を払えば幾らでも協力してくれた」と悪びれずに不正受給という認識も全くない。

 我が国の社会保障制度は手厚くて抜け道が多く、今や支那人や不良外国人の格好のシノギになっている。窃盗や強盗などのリスクの高い犯罪を犯さなくても簡単に稼げることを知った連中にとって「海外療養費支給制度」は打ち出の小槌なのだ。

 こうした犯罪が急増したのは、昨年7月の「住民基本台帳法」の改正に拠り、外国人でも日本での滞在が3ヶ月以上あれば国民健康保険制度が利用出来る様になったことが原因で、不正請求が後を絶たない現状をみれば早々に見直すべきだろう。

 在日を始めとした外国人への生活保護費支給は、「日本国憲法第25条」及び「生活保護法」違反であり、健康保険の不正請求は詐欺罪である。戦後の「人道的措置」という日本側の甘い措置がこうした不良外国人の増殖を招いている。

 不正受給された金は国民の血税である。不正行為には毅然とした対応で臨み、不正受給した外国人に対しては詐欺行為で告発し、警察を介入させて厳罰に処すべきである。不正受給した金は返還させ、「払えない」とか「払わない」なら送還し、その国に対し賠償請求すべきだ。外国人に支払ってやるほど日本の財政に余裕は無い。

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2013年03月21日

外国人には「言わなくても分かるだろう」という日本人の美徳は通じない

 長崎県対馬の海神神社から国指定の重要文化財「銅造如来立像」と観音寺の県指定の有形文化財「観世音菩薩坐像」が韓国人に盗まれた事件には怒りを覚えた。

 海神神社の銅造如来立像は統一新羅時代(8世紀)のもので、観音寺の観世音菩薩坐像は高麗時代末期(14世紀)の歴史的にも貴重な仏像である。韓国側は「元々我々のもので倭寇が盗んだ」とか、「秀吉が奪った」だとか愚にも付かない反論を繰返し、「日本は盗難防止策が不十分だ」とドロボーを正当化して返還を拒否した。

「反日」を持ち出せば「政治犯」認定される韓国だもの、窃盗犯の「盗まれたものを取り返しただけ」との屁理屈を並べれば「反日無罪」ばりに英雄になるのだろう。

 盗品の所有者だという韓国僧侶はこの事件に関し、「仏像をなくした心情は分かる。傷ついたその方に慰労の言葉や手紙を差し上げて、我々の寺を象徴するマスコットや小さな仏像も贈り物として持っていきます」との発言は厭きれた。

 謝罪に来るならいざ知らず、あんなふざけたマスコットを持参し、何が「慰労の言葉」だ。貴様らに仏教を語る資格無し。ナメるのもいい加減にしろや、ゴラ~~ッ

 昨日は韓国の祈祷師ら200人が、長崎県対馬を訪問するとか言っていたがどうなったのだろう。いい加減、韓国に対しての宥和的対応は止めるべきで、こうした甘い対応が相手を更に付け上がらせる結果になっているということを自覚すべきだ。

「言わなくても分かるだろう」という、日本人の気風や美徳など世界では通用しない。特に、中韓には通じるどころか付け込まれバカにされるだけで、戦後の日本の甘い対応がそれを証明してるだろう。外交交渉では、言うべきことをハッキリ言うのが大事で、日本人も己を正当化する強固な意思を持たなくてはならない。

 チャーチルが「第二次世界大戦回顧録」で、当時の日本の外交を次の様に皮肉っているが、チャーチルの言葉は日本人の性格を実に分かり易く説明している。

「日本人は、無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。 しかし、これでは困る。反論する相手を捩じ伏せてこそ政治家としての点数が上るのにそれが出来ない。それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。すると議会は今まで以上の要求をしろという。無理を承知で要求してみると今度は笑みを浮かべていた日本人は全く別の顔になって、『これほど此方が譲歩しているのにそんなことをいうとは貴方は話の分からない人だ。事ここに至っては刺し違えるしかない』と言って突っかかってくる」

 これは、昭和十六(一九四一)年十二月十日、マレー半島クァンタンの沖合いで、 イギリスが誇る戦艦プリンス・オブ・ウェールズとレパルスの二隻が日本軍によって撃沈された時の日記だが、チャーチルは、これによってシンガポールを失い、インドでも大英帝国の威信を失うのではないかと心配しながら書いている。

「日本にこれほどの力があったのならもっと早く言って欲しかった。日本人は外交を知らない」 とチャーチルは言うが、ある意味笑える話しではあるが、これが当時の日本の外交だった。だが、現在は開き直ることさえも出来ず、唯々謝罪と沈黙を続け、「言わなくても分かってくれるだろう」と相手の要求に屈するばかり。

 韓国の狙いは対馬の実行支配であるのは薄々分かる。仏像窃盗事件は単なる刑事事件というものだけではなく、領土主権の問題や日韓の歴史と韓国人の人となりを知る上でも、対韓外交を見直す意味でも好い教訓を残してくれたのではなかろうか。

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2013年03月19日

平成の井伊直弼でもある安倍晋三の末路はどうなる運命に

 井伊直弼は幕府の代表として、幕末の安政5年(1858年)、アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・オランダの5ヵ国と「日米修好通商・日英修好通商・日仏修好通商・日露修好通商・日蘭修好通商」条約(安政五ヶ国条約)を締結する。

 その後も、ポルトガル、プロシアとも同様の条約を結んだ江戸幕府は、その後には更にスイス、ベルギー、イタリア、デンマーク、明治になってからもスペイン、スウェーデン・ノルウェー、オーストリア・ハンガリー等とも条約を締結している。

 各国と締結した条約は治外法権に因る「領事裁判権」を承認させられたり、「関税自主権」を認められなかったり、我が国にとって屈辱的で不平等なものだった。

 攘夷派は「勅許を待たずに調印した条約は無効」としてこれを認めず「独断専行」した井伊直弼を厳しく非難した。その結果、朝廷と幕府(公武)間の緊張が一気に高まり、「安政の大獄」や「桜田門外の変」などの事件が勃発した。

 明治維新以後、新政府の最重要課題の一つとして条約改正交渉が各国と断続的に行われたが、その進展は捗捗しくなく、条約の不平等な部分が解消されるのは、実に日露戦争大勝利後の明治44(1911)年のことだったのである。

 江戸幕府の不平等条約の締結は外交圧力(軍事力)に屈した結果だが、TPPも正に「平成の不平等条約という代物であり、米国の外交圧力に屈しながら、「日本を開国する」「一国独立」などと宣ってみたところで空々しい。TPPは「開国」などというものではなく、米国への忠誠と更なる「属国」化に過ぎない。

「ネガティブリスト」というのがある。簡単に説明すれば、「やってはいけない事柄をリストアップして、これ以外なら何をやっても構わない」ということなのだが、例えばTPPのネガティブリストに「健康保険制度」は挙がっていない。

 厚労省や推進派などは実に楽観視している様だが、TPPに加盟すれば、日本の世界に誇れる「健康保険制度」や「医療制度」が崩壊する危険も孕んでおり、更に恐ろしいのは、締結国が市場開放をやり過ぎたとしても、それを緩和させることは出来ない「ラチェット規定」がTPPには組み込まれているという。

 TPPは「農産物問題」ばかりが騒がれているが、金融のサービスと投資の自由化がメインターゲットになるのは間違いなく、また、公共事業にも各国が参入して来るのは明らかだろう。その為に、日本語だけではなく英語などでの発注案件公示をしなくてはならず、建設業界にとっても死活問題になのだが、県内の建設業界を見ても除染作業や原発バブルに現を抜かし、TPPなんぞ眼中にない様だ。

 要するに、TPPは「平成の開国」とか「一国独立」という様な甘っちょろいものではなく、オバマが政権の命運を懸けて行う、「輸出倍増計画」「雇用対策」という名の経済侵略であり、更なる対米従属化というのが正しい。

 一昨年、TPP参加を表明した野田佳彦を「平成の井伊直弼」と揶揄したが、どっこい安倍晋三こそ平成の井伊直弼である。果たして安倍の末路はどうなることやら。

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2013年03月16日

「TPP参加でGDP3.2兆円拡大」するってよ(嗤)

 安倍総理がTPPへの交渉参加を正式に表明した。これでも「TPP参加が確定した訳ではない」と必至だが、逆の見方だとTPP参加は既定路線。安倍は「GDPを3.2兆円押し上げる効果がある」と頻りに経済効果をアピールしてたが嗤えるよな。

「国益を重んじ交渉に臨む」とは頼もしいが、TPP参加に拠って食料自給率が大幅に下がることを見ても、これが国益を重んじてるとは思えない。安倍は、施政方針演説で「一身独立して一国独立す」と福澤諭吉の言葉を引用し自立する覚悟を訴えたが、「一国独立」というより、TPP参加は、米国への更なる従属でしかない。

 TPPは、オバマが政権の命運を懸けて断行する米国に因る経済侵略であり、我が国の更なる隷属・属国化に他ならない。我が国が参加すれば、米国は自国の企業に有利なルールを押付けて来るのは火を見るより明らかで、参加国も米国と足並みを揃え、じわりじわりと日本市場が破壊されて行くことになるだろう。

 米国主導のTPPは現代の「ハル・ノート」か「黒船襲来」と言えるもので、親米保守派は頻りにTPPのメリットを主張するが、GDP3.2兆円拡大という試算も10年後であり、その割合も僅か0.66%に過ぎない。ホント嗤うしかない。

 親米保守派というのは新自由主義者であり、頭の中は経済至上主義。その実は米国の国益を優先し、我が国の国益を毀損し続けていることさえ気付かない。TPP参加も鯔のつまりは醜い営利至上主義以外の何ものでもない。TPPに参加することで経済構造は大きく変わり、それに拠って確かに景気は上向くだろう。

 だが、景気さえ良くなれば好いかというとそうでもない。グローバル化で例えば我が国の美味しい米の味を知ったシナ人や俄成り金どもが日本のコメを買占めたことで値段が上がり、日本人自身がバカ高い米を買わされる羽目になる可能性も。

 JA関係者らが死活問題だとしてTPP参加に反対しているが、農家を食い物にして営利に狂奔していたJAが何を今更という感じだ。それよりも如何に我が国の農産物が安全で、美味しくて、且つ、「地産地消こそが地域を活性化させるものだ」との認識を共有し、そうしたことを啓蒙することこそが大事だったのだ。

 TPP参加に拠って、益々日本の農業は衰退の一途を辿るであろう。国策としての農業振興と食の安全保障や食料自給率の向上は急務だが、政府や国会議員の頭の中は景気対策ばかりが先行し、真剣に「農」を考える言葉は発せられない。

「農業」とは本来「愛郷心」「祖国愛」に繋がるものであり、愛情がそこには無くてはならないのだ。世界各国も「農業」の保護政策が行われているが、これは「農は国の本」ということを自覚しているからである。悲しい哉、我が国にその自覚もなく、口先ばかりで「国益を守る」と宣ったところで空空しい。

 我が国は戦後、GHQに因ってあらゆる日本弱体化政策が実行されたのは誰もが知るところ。戦前の「農本主義」的国家観は悉く排除されてしまい、「一身独立」や「一国独立」どころか米国の戦略に嵌ったまま現在に至っている。その挙句に米国主導のTPPに参加するというのは狂気の沙汰と断じる他はない。

「国防」という国家の大本を米国に依存し、軍事的安全保障でも自立出来ずにいる我が国は、「食料安保」でも自立出来ず、これで果たして真の独立国家といえるのだろうか。何が「主権回復の日」か。「国創り」と「農業」の関係を経済論だけで語ることは、国家や郷土愛を放棄したと誹られても仕方なかろう。

 我々は「平成の農本主義」を構築する為にも安易な輸入物の購入を拒否し、率先して国産物を購入して、食料自給率向上を真剣に考えるべき好機でもあると思う

 まぁ、スーパーで中国野菜や危なっかしい食料品を買い漁り、ユニクロの服を着て、デニーズなどの外食産業なんかで食事をし、マクドナルドを頬張りながら、今更「TPPハンタ~イ!」「輸入品はダメ~」なんて反論したところで意味はないわな。皆さん、外国の安くて危険な農産物より、福島県産は安全で美味しいですよ。

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2013年03月15日

自主避難者への優遇措置を早急に止めるべし!

 国会では相変わらず被災者への優遇措置が論じられ、自主避難者への高速道路の無料化が検討されているという。自称被災者への優遇措置などやる必要なし。自主避難者は言い方は悪いが「放射線が~」との理由で早々と福島県を見捨てた連中で、生活費や家賃なども「災害救助法」に拠って国や各自治体が負担している。

「故郷に帰るのに高速道路の料金を無料にするべき」というが、何でそこまでやってやる必要があるというのか。優遇措置は県内に留まって復旧・復興に努力している県民に一律に行き渡る様に「揮発油税」を廃止するなり、「灯油」を安価にするなど、復旧・復興に繋がる施策をした方がよっぽど公平で効果的だと思う。

 愚生の友人のダンプ屋なんてのは、ここのところの燃料費の値上げで収入は落ち込むばかりで、自主避難者の高速道路の無料化よりは、こうして現場で瓦礫処理や復旧・復興に携わっている県民こそ助けるべきではないだろうか。

 被災者や自称被災者は避難先での生活の不満を口にするが、福島県の被災者は宮城や岩手県の被災者に比べて恵まれている方で、原発事故の被害は原発周辺者に限らず県民なら誰もが同じことだろう。被災者だけが特別ではない。

 そんな中、維新の会の西田譲議員は予算委員会で、政府に対し放射線のデータや無害との根拠を示し、低放射線地域の「避難解除」と「帰還命令」を出すべきだとし、更には科学的にも根拠のない無駄な除染作業も止めるべきとの質問をした。

 傍にいた辻元清美らは失笑して、ユーチューブでも西田議員への批判映像が流されているが、これは西田議員の意見の方が正論だ。どうも原発事故が最悪な状況でなくてはならない誰かが意図的に煽っている様にしか思えない。反原発派にしてみれば、原発事故での影響が無いなどとは口が裂けても言えないだろう。

 福島県のアドバイザーの高田純教授や稲恭宏教授といった科学的論証も、「御用学者」とのレッテル貼りに終始し聞く耳は持たない。そんな連中は往往にして「福島県人とは結婚し​ない方がいい」「福島での発がん率が上がり、奇形児が発生する」などと発言した日本生態系協会の池谷奉文らを教祖の様に崇拝する。

 妄言を垂れ流し、福島県民を侮辱、差別しておきながら、恬として恥じることのない池谷らの人間性を疑わざるを得ないが、そうした己の安っぽい知識と研究から行き着いた妄想に過ぎない研究や愚論を信じる大衆も如何なものだろう。

 福島県を慮って、あれやこれやと尤もらしいキレイゴトを垂れ流してくれているのは有難いが、偽善や幼稚な正義感と無知が福島県への更なる差別と風評被害を齎し続けていることにも気付いて欲しいものだ。まぁ八重の桜風に言えば、「オメさんら、うっつぁしがら黙ってでくんちぇ!」ってとこだろうか(笑)

 放射線への誤解は復旧作業や復興にも影響を与えかねない問題であり、西田議員の質問はそうした誤解を解く好い機会だったのではないかと思っている。今回の福島原発事故では、「原子力安全・保安院」は、「放出されたセシウムの量が広島原爆の168倍」とする試算を公表し、それをマスコミは大々的に報じた。

 だが、高田教授に拠れば「全く意味のない数字だ」とし、そして「広島でセシウムによって死んだ人はいない。広島の死者は熱線、爆風、そして半減期の短い強力な放射能によるもの。セシウムの放射線はそれほど強いものではなく、今の日本で起きているのは集団ヒステリー状態だといえる」と喝破している。

 高田教授の「集団ヒステリー」とは正鵠を射た意見だろう。因みに、教授はチェルノブイリ原発事故の現地調査の際に、自身でセシウムに汚染したきのこを食べ人体実験を行っている。その結果、セシウム137(半減期30年)は人体に入った場合に、体外に半分が排出される生物半減期は100日であることを実証している。

 御用学者と罵るのは簡単だが、ならば「セシウムは危険」と煽る学者や或いは反原発派の誰かが、福島第一原発周辺の水を飲み、野菜を食べて人体実験の結果を公表し危険性を証明すれば好いではないか。それこそ英雄になれますぞ(笑)

 教授は大震災後の4月以降、福島県内で住民の甲状腺検査をボランティアで実施している。その結果、チェルノブイリの事例(最大50シーベルト)と比べて福島原発事故は千分の1以下であり、その線量から計算すると、「福島県民が甲状腺がんになるリスクは年間で1千万人あたり1人以下。といっても、福島県の人口は約200万人。つまり、誰も甲状腺癌にはなりません」と結論付けている。

 いい加減、放射線への異常な反応は止めて頂きたいものだ。放射線への誤った認識から始められた除染にしても、中間処理場も出来ていない中での作業は単なるゴミを殖やすだけであり、1兆円という根拠のない除染費用もまた増え続けている。こんなのよりインフラ整備などに充てた方が福島の為になるというものだ。

 まぁ福島県から逸早くトンズラした連中は早々に帰還して、福島県や地元の復旧・復興に努力すべきだ思うが、それが出来ないというならなら、せめて福島を慮ったかの様な反原発運動に与する様な言行は止めて頂きたいものだ。

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2013年03月13日

「東京裁判は連合国側の勝者の判断によっての断罪」という正論

 昨日の衆院予算委員会で、安倍首相は東京裁判について「大戦の総括は日本人自身の手でなく、いわば連合国側の勝者の判断によって断罪がなされた」と述べた。安倍が東京裁判に懐疑的な見方を示したことに、マスコミは「中韓や米国から批判が出る可能性もある」「日米関係に悪影響が出る」などと批判報道している。

「批判が出る」とか「悪影響が出る」というより、中韓から「批判が出て欲しい」というのがマスコミの本音だろう。何故に中韓なのか。韓国は当時日本人として連合国と戦った国であり、中共は戦後4年も経って創られた国で無関係だろうに。

 我が国が戦ったのは蒋介石が率いた中華民国であり、その事実として主権回復を果たした昭和27年4月28日に「日華国交条約」を締結し、戦後賠償は終わっている。

 戦争というのは国際法上認められている行為で「悪」ではない。日本は負けてしまったから「悪」なのであり、先の大戦は、一旦始めた戦争は決して敗れることがあってはならないという極めて重要な教訓を残したと言っていいだろう。

「東京裁判史観」が未だに蔓延り、戦後民主主義にどっぷり浸かり、日本人自身が自国を貶め続けてる現状は日本人の精神的貧困を示す最たるものだろう。

 抑々「極東国際軍事(東京)裁判」自体、正義の検証からも逸脱したものである。事後法の「人道に対する罪」も国際法上からも意味を成さない。事後法に基づいて罰するということは、国際法上も東京裁判は無効と断じられて然るべきだ。

 米英は「戦争とは政治の継続である」と教え、ドイツでは「戦争とは別の調停手段を伴う政治的な取り引きの継続である」と教える。戦争とは政治や外交の延長の末に生まれる悲しい現実である。我が国は先の大戦で負けたから「悪」と洗脳された。

 抑抑、何故に我が国が大東亜戦争の開戦を決意し、真珠湾攻撃に至ったかが問題であって、今に生きる我々の幼稚な倫理観や道徳観で一部分の歴史を見て断じることに何の意味が在るというのか。日本の歴史やアジアの近代史を知るには、1853年のペリーの黒船来航時代にまで遡らなければ理解出来ないだろう。

 日清・日露戦争に至ったのも歴史の必然であり、大東亜戦争も「支那事変」に端を発した日本の侵略戦争ではない。東京裁判史観に侵された連中は、未だに洗脳から醒めないばかりか、日清・日露戦争まで侵略戦争だと断罪する。

 自虐史観から目覚めることもなく自国を罵り、卑下することに喜びを感じているが、そんなに謝りたいのなら腹でも掻っ捌いて謝罪すれば好いではないか。百歩も千歩も譲って、我が国が間違いを犯したのが事実だとしてもどうだというのだ。

「戦犯」の汚名を着せられ、極東軍事裁判に於いて弁護する機会も与えられず、一審即結審という復讐という名の茶番劇で、或いは外国の地で不当に処刑されたこの方々の命は決して軽いものではない。敢えて反論もせず、日本の罪を尊い命で償ってくれたのだ。我々はこうした方々悲劇を決して忘れてはならない。

 東京裁判では、「国際法の原理に基づきこの法廷で日本を裁く権利は無い」とし「各被告は全ての起訴状中の各起訴事実部につき無罪とされなければならない」と述べたパル判事の意見は忙殺されてしまった。パル判事の主張が正しいものだったことは判決から2年半後の米国軍事委員会で証明されることとなる。

 マッカーサーが「彼ら(日本)が戦争に入った目的は、主として自衛の為に余儀なくされたものだ」と証言した。極東軍事裁判の最高責任者である連合国最高司令官マッカーサーが公的な場で認めたのだ。これをしても、先の大戦は自存自衛とアジア解放の聖戦であり、東京裁判によって断罪される謂れはないということだ。

 歴史の検証をする際、我が国の罪を論うことは大事だが、国際法違反の広島・長崎への原爆投下、日本の各都市への無差別絨毯爆撃の罪を糾弾することを忘れてはならないし、中立条約を一方的に破棄して参戦し、鬼畜の如く振舞ったソ連の蛮行も決して忘れてはならない。竹島を不法占拠される経緯然り。 

 大切なのは古今東西、世界に蔓延る覇権主義の克服を主張すべきであって、他国の覇権主義に目を瞑りながら、一方的に自虐の淵に止め処なく漬かり込むことではない。パル判事は、東京裁判の無罪判決の最後をこう結んでいる。

「時が、熱狂と偏見を和らげた暁には、また理性が、虚偽からその仮面を剥ぎ取った暁には、そのときこそ正義の女神はその秤を平衡に保ちながら、過去の賞罰の多くに、そのところを変えることを要求するであろう」

 今こそ、堂々と東京裁判の不当性を検証すべきである。

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2013年03月12日

熱狂する大衆のみが操縦可能である

 昨日の福島県内は追悼式やら「復興コンサート」やら「キャンドルナイト」やら、どんちゃん騒ぎ大騒ぎ。もう少し心静かに祈ることは出来ないものだろうか。

 まぁ「熱狂する大衆のみが操縦可能である」とはヒトラーの言葉だが、最近はそんな日本人が多くなった気がするなぁ。そんな中で、福島原発事故の被災者だという約1700名が国や東電を相手取って提訴した。何故昨日の提訴なんだろう。この連中は自分のことしか頭にないのだろうか。見れば、いい大人じゃないの。

 福島原発事故が「人災」だったというのは事故調査委員会で既に明らか​になっている。人災でありながら当時の最高責任者だった菅直人は何ら責任は取ってはいばかりか、性懲りもなく衆院に出馬して「反原発」を訴えるノー天気ぶり。

 事故前に外国人からの不法献金を糺され、四面楚歌だった菅は、事​故を利用しようと「現場視察」というパフォーマンスを強行し、起死回生の一発勝負に出た。この菅の現場視察が原発事故の対応に要らぬ混乱を招き、被害が拡大した。

 東日本大震災当日から炉心溶融という「最悪のシナリオ」を予測していながら、菅直人が強く望んだ現地視察で、即座に取るべき一連の措置に遅れが生じたのだ。

「首相を被曝させない」(政府当局者)ことを理由に、1号機の炉圧を低下させる為の「ベント」と呼ばれる応急措置が遅れたというのが真相だったのだ。

 菅直人の現場視察のパフォーマンスでベントが遅れたのと、SPEEDIが活用されなかった為に県民に要らぬ放射​線被害を齎した訳だが、SPEEDIの数値の隠蔽は「原発周辺20キロ圏内」という根拠のない​避難指示を正当化する為のものだった。

 原発の北側に在る浪江町や飯館村、葛尾村の放射線量が高かったのはSPEEDIの数値を示していた。なのに、早々に発表してしまった「20キロ圏内避難指示」を撤回する​ことを躊躇し、SPEEDIの情報を隠蔽したというのが正直なところ。

 1号機の炉心損壊、その後の炉心溶融阻止に向け、即座に取るべき応急措置を優先し、「二の矢、三の矢」を視野に入れて事態収拾を図るべきだったのは今更乍ら当然のこと。地震当初から炉心溶融が予測されていたのなら、更にもっと迅速に、より多くの周辺住民を避難させるべきだったのは言うまでもない。。

 今や国内では胡散臭げな連中が過剰な放射線の恐怖を煽り続けているが、その「脱原発​」というキレイゴトが東北の復興どころか復旧をも妨げてしまっている。

「生業を返せ!」「地球(地域)を返せ!」と仰々しいが、訴えるなら東電や国ではなく、当時の最高責任者だった菅直人こそ告訴、告発すべきだろう。

 関東へ電力を供給していた福島県が、原発事故以来、瓦礫の受け入れを拒否され、差別や風評被害といった仕打ちを受けるとはよもや思わなかったが、これは国や東電の責任も然ることながら、誘致した自治体や住民にも責任は少なからず在る訳で、今になって他人を責めてどうなるというものでもなかろう。

 津波で多くの命が失われて行ったその日に集団提訴というパフォーマンスをし、その結果、僅かばかりの慰藉料を貰ったところで解決する問題でもなかろうに。いつまでも被害者ぶってる姿を目の当たりにし福島県民として恥入るばかり。

 我が国の将来を考えた時に、我が国の技術力を信じて原発を推進する人もいれば、広島・長崎の影響か目の敵の様にアレルギーを抱いている人もいるだろう。だが、原発事故以来ロクロク休養も取らず福島第一原発構内で懸命に命がけで事故を収束させようと努力している人がいることを我々は決して忘れてはならない。

 原子炉を供給出来るメーカーは世界でも限られている。中でも東芝、日立、三菱重工の3社が断トツのシェアを誇る。冷却水循環パイプは室蘭製鉄所が完全独占状態。

 今回の災害に対しても東芝、日立、三菱重工社員らが懸命の努力をしていることは余り知られてはいない。世界が福島原発事故の行方を注視する中で、必ずや人知が未曾有の国難を救い、その努力が報われる日が来ることを信じて止まない。

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2013年03月11日

3.11は心静かに犠牲になられた方々に哀悼の意を表そう!

 二年前の今日、午後2時45分、国会中継を見ていると「緊急地震速報」のテロップが流れてその数秒後、「ゴー」という不気味な地響きと共に部屋が大きく揺れた。

 直ぐに止むと思っていたその揺れは収まるどころか更に強まり、あっという間に部屋中の物が散乱した。経験したことのない長くて強い揺れだった。

 数十秒の間隔を置いて約5分間激震が続いた。近所の人達も集まって不安げに推移を見守っていたが、16歳過ぎた老犬を抱いて家を出ようと思ったが借家は「ペット禁止」、出ることも儘ならない。揺れが収まるの部屋でをじっと待った。

 未だ強い余震の続く中で、部屋を見渡すと「足の踏み場もない」とはこのこと、物は散乱し、天井は歪み、サッシ戸や窓という窓は殆どが開き放しで、風呂場の壁は剥がれ落ちた。そんな中でもケガもなく無事だったのは幸いだった。

 愚妻に連絡を取るも携帯は繋がらない。mixiやtwitterなどのSNSをやらせとけばと悔やんだが仕方ない。散乱した物を少しずつ片付けながら帰りを待っていると数時間後、倅夫婦と孫を連れて帰って来た。皆の無事な様子に安堵したものだ。

 倅夫婦の住まいも古い家屋なので倒壊するのではと地震の直後に外に出たそうだ。着のみ着の儘で出て来た為に、生まれたばかりの孫のミルクも哺乳瓶もオムツも持ち出す余裕も無く、それでは近所のツルハドラッグに行った。

 散乱している中で必要な物を探しレジに持っていくと、店員が「こういう状況なので御代は落ち着いてからで結構です。困ってる時は御互い様です。また来店して下さい。御代はその時にでも」との言葉に甚く感動したのを思い出す。

 震災後、「絆」という言葉が合言葉になり、陛下も「国民一人びとりが、被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ、被災者と共に夫々の地域の復興の道のりを見守り続けて行くことを心より願っています」と思し召し遊ばされた。

 だが、被災者は「絆」をいいことに、甘え過ぎてはいないだろうか。被災者は仮設住宅での生活の不満を口にするが、福島県の被災者は原発事故もあって東電からの補償も有る。宮城県や岩手県の被災者に比べて恵まれている方だと思う。

 原発事故の被害は原発周辺者に限らず県民なら誰もが同じことで、偶偶、原発周辺に住んでたからこそ補償の対象になっているだけで、「我々は被害者で優遇されるのが当然だ」と言わんばかりに権利ばかりを主張するのは如何なものか。

 福島県の人口が震災後に約11万2000人減少したという。津波被害で転居を余儀なくされた人はこの内約5万9000人。減少した数には死者約1万6000人が含まれている。未だ約15万4000人が未だ避難を余儀なくされているというが、その中には放射線を殊更にビビって故郷を捨てて自主避難している人も多く含まれている。

 原発周辺住民の避難は分かるが、放射線が少ない地域に住んでいるのに県外に転居するのは、県内に留まってるより県外に逃亡した方が金銭的に補償されるのを知ってるからだろうではないのかと穿った見方になってしまう。

 3.11に向けて全国各地で反原発派らの「脱原発集会」が行われている。集会には福島県から避難した人も参加している。その中の福島市から避難した一人は、「私たちは忘れ去られるんじゃないかと不安で一杯」だと訴えていたという。

 福島市は避難区域ではない。こうした自主避難した人へも「災害救助法」により家賃や生活費が保障される。だが福島市、或いは県内に留まって、復旧・復興に努力している人への保障はゼロなのだ。これはどう見ても不条理でしかない。

 我が国は「法治国家」だという。だが、法律を知ってる人ばかりが優遇されて、法律も知らない、生真面目な人は放置され続ける「放置国家」と断じても好かろう。「脱原発集会」には双葉町の井戸川前町長も参加して、厚顔にも「今も狭い仮設住宅で多くの町民が苦しんでいる」と宣ったというが事実は違うだろう。

 被害者や弱者ぶるのは県民として実に恥ずかしいので止めて欲しいものだ。今、我々が成すべきことは、陛下の大御心を拠所に、一人一人がやれるべきことを少しずつ実行に移すことであり、それが復旧と復興へ繋がるものと信じている。

 反原発運動が盛り上がるのも結構だが、今日は心静かに、津波の犠牲となり亡くなられた多くの方々に哀悼の意を表すことこそ大事であろう。合掌。

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2013年03月09日

WBCも盛り上がったが中山成彬の質疑も盛り上がった

 昨日のワールドベースボールクラッシック(WBC)、日本対台湾の試合は最終回に侍ジャパンが追い付き、延長戦で逆転勝ち。大いに盛り上がった様ですが、始まって間もなく眠くなっていつもの時間に寝てしまいまった(笑)

 盛り上がったと言えば昨日の衆院予算委員会での中山成彬の質疑だ。本来WBCより大きく報道されるべきだと思うが、案の定耳の痛いマスコミはオールスルー。

 所謂「従軍慰安婦」問題の事の発端は作家の吉田清治が、昭和58年に著した「私の戦争犯罪」という小説に起因する。吉田はこのインチキ本の中で、「済州島で9名の兵隊と共に約200名の朝鮮人女性を強制連行して慰安婦にした」として、済州島で日本軍が行ったという様子を妄想逞しく悪意的に描写し記述した。

 この本が問題となり、韓国の記者や大学教授らが調査をするも、直ぐに創作(フィクション)だったことが判明したのだが、この本だけが独り歩きし始める。

 平成元(1988)年、この本が韓国語に翻訳されると韓国の人々は激昂する。そして4年後、突如として、朝日新聞がこのトンデモ本を取り上げ、「日本軍や警察が慰安婦狩りをやった」と書き立てて韓国人を煽り、福島瑞穂ら名うての売国奴らがこれを支持し支援した。昨日午前中に質疑に立った辻元清美もその当事者だ。

 朝日新聞が捏造したその慰安婦問題を、自民党の宮沢喜一内閣下で、加藤紘一官房長官が事実を認めてしまい、次の官房長官に就いた河野洋平が「談話」を発表した。中山議員が「自民党にも責任が在る」というのはこのことである。

 証拠資料を精査せずに、裏付け調査も無しに謝罪した宮沢内閣の罪​は重い。元慰安婦の証言も後の調査で信憑性が無いことは判明し​ているし、韓国の大学教授や韓国の記者の調査でも慰安婦強制連行は証明出来ていな​いことを認めている。

 内外世論に押されて実施した政府調査でも「強制​連行させない為の政府の関与」というのは認めたが、「強制連行を立証する​資料なし」と結論付けている。

 当初、余りこの問題を取り上げたくなかった韓国政府も、いつもの大衆迎合から激昂し​た世論を放っておけなくなり、従軍慰安婦の強制連行の認定を日本政府に強く迫る​様になる。当時の官房副長官、石原信雄氏は次の様に証言して​いる。

「一切強制連行した証拠は見つからなかった。『強制連行が無か​ったとすると、韓国が言論を押さえられない。賠償は請求権協定に​より、一切要求しないから有ったことにして欲しい』と依頼され​、政治的に認めたものである」

 訪韓した宮沢首相は反日の嵐の中で謝罪と反省を八回も繰り返し​た。謝れば事は収まるとの甘い読みとその場は収めたいと​いう事勿れ主義が我が国の国益を大きく損なうこととなり、そのツケがとんでもないカタチで圧し掛かっている。

 自民党政権下で韓国人慰安婦を付け上がらせる原因を作り、「村山談話」で火に油を注ぎ、その後も自民党が政権に返り咲いてもこれらを否定も撤回せず黙認し、更には民主党売国政権誕生で、鳩山由紀夫が総理として慰安婦らへ「国家補償」を約束し、前原誠司幹事長が「戦後賠償支援」を言及するに至った。

 慰安婦問題は、日本側が国家として「謝罪」も「約束」もしてしまっている訳だから、韓国側を単なる強請りやタカリとばかり言ってもいられない現実が厳然と存在してしまったのだ。中山議員は「尖閣問題」にしろ、「創氏改名」を始めとした日韓併合での事実や歴史を実に分かり易く説明していたが実に素晴らしい。

 ニュースや新聞では、辻元の「河野談話見直しへの懸念」といった記事は載ってるが、中山成彬の質疑は殆どというか全く取り上げられることはなかった。WBCに浮かれるのも好いが、こうした重要な問題をマスコミがスルーし続けるなら、心ある国民がネットや口コミで大いに啓蒙して行かねばならないと思う。

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2013年03月08日

我が国の「終戦記念日」は8月15日ではなく4月28日である

 安倍首相は、昨日の予算委員会の質疑で、4月28日を「主権回復の日」として政府式典を行う方針を示した。我が国の終戦記念日は8月15日ではなく4月28日であり、国民が主権恢復という日の意義を認識する上でも結構なことである。

 昭和27年4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効し、我が国はGHQの統治から解放され、独立国家日本としての主権を回復した。同日「日米平和(旧日米安保)条約」が発効。更に報恩感謝として中華民国と「日華国交条約」を締結する。

 道義国家として当然の行動だろう。だが、昭和47年9月29日、田中角栄と中国共産党との「日中国交正常化」が成されると、容共的自民党政府は国際条約である「日華国交条約」を一方的に破棄した。国際条約締結は天皇の国事行為でもある。

 天皇の国事行為を軽んじた締結した国際条約の蹂躙というこの事実は、我が国が未だ「主権国家」どころか、道義国家としても体を成していない恥ずべき外交のの汚点であり、未だ我が国が台湾を国家として認めないのは日華国交条約破棄が原因であるが、田中の行為はソ連の日ソ不可侵中立条約の蹂躙と同列である。

 その後の対中外交を大きく誤らせる結果となっている。「日中共同声明」で発した謝罪と賠償が我が国の悪しき歴史認識の前例なって未だ引き継がれているのだ。

 昭和35年、「日米の相互協力及び安全保障条約(新日米安保条約)」が発効したことに伴い、日米平和条約は失効する。この戦後の日米の歴史的事実こそ、その後の日本が「国防」という国家の大本を忘却し、まやかしの平和を貪り続け、魂亡き繁栄に現を抜かす根源なったのだ。国防無くして何が主権回復か。

 主権回復を祝うのはいいが、ならば諸悪の根源である現憲法を破棄し、米国依存体制から脱却を図り、国防体制を確立せねば完全な独立と主権の快復は成されない。主権回復が成された翌年の国会決議に於いて「戦傷病者戦没者遺族援護法」が改正され、それを以て所謂「戦犯」と称される方々は法的にも復権されている。

 我が国には「A級戦犯」だとか「B・C級戦犯」、或いは「戦争犯罪人」などという呼称はない。政治家が未だに「戦犯」と呼び、英霊を咎めているのは国会議決の軽視であり、何よりも主権回復の意味を理解していない証左であろう。

 極東軍事裁判に於いて弁護する機会も与えられず、一審即結審という復讐という名の茶番劇で、或いは異国の地で不当に処刑されたこの方々の命は決して軽いものではない。敢えて反論もせずに自らの命を捧げて罪を償ってくれたのだ。

 今こそ我々は「主権回復の日」を機に、極東軍事裁判(東京裁判)の不当性と不条理を明らかにし、汚名を着せられ続けている英霊の方々の名誉恢復を急ぐと共に、道義国家日本として真の独立と主権の回復を果たさねばならない。

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2013年03月06日

今更「小沢一郎政治塾」って(嗤)

 今や風前の灯の小沢一郎だが、自身の主宰する「小沢一郎政治塾」で講演し、憲法の改正要件を定めた96条改正について、「政権が代わるたびに憲法を変えることになる。日本の様に未だ未だ民主主義の意識が希薄で定着していない国家では、(安易な96条の改正は)益々混乱するのではないか」と否定的な見解を述べたという。

 講演には党所属議員や塾生約60人が出席したというが、党所属の党って忘れてたが「生活の党」に替わってたんだな。あれだけ「国民の生活が第一」とか言って政党名を変えたのに、結局は党名から消えたのは「国民が第一」って言葉だけ(笑)

 小沢のいう「民主主義の意識」ってのはなんなのだろう。相変わらず「国民の意識が希薄」だとか「日本の様な」だとか、小沢には日本という国に対しての誇りや国民を信じる心は持ち合わせてはおらず、あるのは如何に日本を貶めるかだけだ。

 小沢の講演で思い出すのは韓国ソウルの国民大学での講演だろう。あの講演こそ小沢の本性を現すもので、その売国性、ここに極まれりというものだった。

 その小沢が騙った妄言の中でも、「朝鮮半島南部の権力者が日本にやって来て奈良で政権を樹立した。それが初代天皇である神武天皇。であり、このことは応神天皇陵、仁徳天皇陵を発掘すれば解明される」と前置きした上で次の様に語った。

「日本の神話で語られております、神武天皇の東征という初代の天皇がそうでありますけれども、江上先生(江上波夫元東京大学東洋文化研究所教授、考古学者)はそういう説をずーっと唱えておられまして。そこでですね、日本の大阪に、神武天、、、いや、応神天皇、仁徳天皇という古代の天皇の大きなお墓があります。ま、高さではピラミッドに及びませんけれども、底辺の大きさではそれを凌ぐお墓でありますけれども、未だこれは宮内庁の管轄の下にあって、発掘することを許されておりません。江上先生は一生懸命、ま、当時の幹事長である私にですね、是非、宮内庁に、、、あの、話して、これを発掘させてほしいと一生懸命言っておりましたけれども、そうすれば、全てが、歴史の謎が解明される。と、ま、こんな話を致しておりましたけれども。何れに致しましても、そういう、著名な日本の歴史文化学者であります、江上先生という方が、それを唱えておるくらいでございまして、まあ、これは、あまり私が言いますと、国に帰れなくなりますので(会場笑)、強くは言いませんけれども、多分、歴史的な事実であろうかと思っております」との妄言を垂れ流した。

 江上ら学匪に与し、御陵や墳丘発掘を容認する発言は正に小沢の根底にある天皇否定思想に他ならない。ピラミッドや兵馬俑などの王の墓と同様に、天皇陵をも発掘の対象にすべきだとの意見が散見する。エジプトや支那の場合は既に滅亡した王朝の墓だが、天皇陵は現存する皇室が守るべきもので、況してや祭祀の場でもある。

 その背景はピラミッドや兵馬俑などとは全く異なるものだ。「御陵の周辺部が史跡に指定されてない為に、宅地造成で埋め立てられたり、破壊されたり危機的状況であり、国が直接保護するべきだ」と、如何にも御陵の荒廃を嘆いている様な意見を振り翳してはいるが、彼らの狙いは外に在る。 そのトリックが「史跡」という言葉。

「史跡」になれば発掘は可能になるのを承知しての確信犯であり、学匪どものあれやこれやの屁理屈こそ奸智奸策に過ぎない。 彼らは目的は、立ち入り調査という「権利」を確保し、発掘という「権利」の実行を目論むことは火を見るより明らか。

 そしてその結果を「科学的証拠」として巧みに利用し、我が皇室の歴史を批判、誹謗するかが目的なのだ。 御陵や墳墓の発掘の真の狙いは、皇室の否定と解体そのものに在り、左翼が目指す「天皇制廃止運動」の一環と断じても過言ではない。

 朝鮮や支那では墓を掘り起し、死者に恥辱を与えるというのは珍しくもないが、「墓を発く」「死屍に鞭打つ」という発想は、我が国では死者への最大の非礼であり糾弾されるべき蛮行だ。小沢が主張したことは支那朝鮮と同じ発想である。

「桓武天皇の生母は百済の王女様だったと天皇陛下も認めておられる」だとか「日本人は、自分で勉強し、自分で判断し、自分で決断し、自分で責任を負う、こういう自立心が最も足りない国民だ」と罵ったことは国民は忘れてはいないだろう。

 小沢にしろ公明党にしろ96条改正に難色を示しているが、日本国憲法なんぞ96条云々より、存在そのものが国益を大きく損なっていることは余程のバカじゃない限り理解している。こんな発想しか出て来ない小沢の存在は最早時代遅れの感は否めない。小沢よ、もういい加減、世間の空気を読んで引退しなさいな(苦笑)

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2013年03月04日

悪衣悪食を恥じ居の安きを求むるは即ち志士に非ず

 昨日は甥っ子の結婚式があり久々に上京した。春の例大祭には行けそうもないので、早めに行って靖國神社へ詣でようとも思ったが、午前中は引っ越しの荷物の整理やらしてて余裕がなく断念した。桜満開の季節には参拝する予定である。

 目黒雅叙園で行われた婚礼の儀も、披露宴ではない会食というスタイルも、恒例となってる仲人の新郎新婦を褒め称えるムダ話しや、来賓挨拶も、実兄の長ったらしい演説もなく、友人と親族だけの質素ながらも素晴らしい祝事だった。

「男子三日会はざれば刮目して見よ」というが、久しぶりに会う甥っ子の何気ない気遣いや仕草に、男気を感じて実に頼もしく思った。夫婦相和し末永くお幸せに♪

 20時過ぎの新幹線に乗車し、ほろ酔い気分の儘に22時前に郡山駅に到着。このまま帰宅するのも何だし一人安着祝でもやろうと思うもいつもの「春鮨」はもう閉まってるし、久々に「松喜鮨」に立ち寄ろうと思ったが「魚紋寿し」を覗いてみた。

「いらっしゃいませ。久しぶりですねぇ」の一言に、「久しぶりってのは余計だよ、いらっしゃいませだけでいい。例えば昨日来た客でも『昨日はどうも』なんていうのも余計な話しで、いつも同じ様に接しなきゃダメよ」と苦言を呈してみた(笑)

 取り敢えず「特別純米」の冷酒とつまみをおまかせで。ここは春鮨の硬派な豪快さとは対照的で、一品ずつ懐石料理の様にホンのチョットずつ提供される。

 上等な日本酒を愉しむ人や、女性や品数を多く愉しみたい客には嬉しいだろうが、愚生には何か物足りなさが残る。本ミル貝、コハダ、マグロをつまみながら、中々口当たりの好い冷酒をチビチビとやった。貝の中では本ミル貝は大好物。

「春鮨」だと本ミル貝は一個丸ごとぶつ切りで出されるが、ここは小さく捌かれたミル貝2切れ。その辺りを職人に何気に言ってみたら、「そんな食べたらエライ金額になるでしょ」と職人。そりゃそうだが、確かに鮑より高いかも(笑)

 その後は何品かおススメを握って貰い、バーの名店「THE・BARワタナベ」へ転戦した。今は亡きマスター・渡辺秀行が好んだバーボンの名酒「OLDONERHOLTO」のソーダ割りを注文し、持参した葉巻に着火し燻らすと至福のひと時である。

 二杯目は「ギムレットをゴードン」で。強か飲んで帰宅し、酔っぱらって何故かブログやfacebookではなく、「食べログ」を更新してみた(笑)

 論語には、「君子は食飽くを求むること無く、居安きを求むること無し」と在る。人の上に立つ者は、美食・飽食を求めることがあってはならないという。吉田松陰も「悪衣悪食を恥じ、居の安きを求むるは即ち志士に非ず」と説く。

 市内に借りていた平屋住宅の家賃困窮の為に知人から借財し、襤褸マンションを購入して月々の支払い軽減を図った。食べログなども美食の追求というものでもない。

「出世払い」という言葉がある。出世払いとは、長期に亘ってその人の成長を見守りながら、物心両面で協力してくれる人をいう。つまりそれは、その人に夢を賭けているということの証しである。愚生も一維新者として、支援者の期待を裏切らない様に日々精進し、本物に成らねばと思うと思う今日この頃である。

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2013年03月02日

「親日分子取締法(反日法)」なる恥ずべき悪法を廃止すべし!

 皆さん、おはようございます。プロバイダーとのIDとパスワードを書いてた手帳が見つかりネット無事再会致しました。今後とも変わらぬご愛顧を御願いします。

「3.1独立運動」の昨日、朴槿恵大統領は式典で演説し「未来の世代にまで歴史の重荷を背負わせてはいけない。我々の世代の政治指導者たちの決断と勇気が必要な時だ」と述べた。一方で「加害者と被害者という歴史的立場は1000年の歴史が流れても変えることは出来ない」とも発言したことをみても、韓国の病は重い。

 喩え、我々の世代で慰安婦問題や歴史問題の解決を図ったとしても未来永劫、我が国が譲歩し、謝罪し、賠償し続けなければ解決にはならないということだ。

 韓国の強請り、タカリの体質は1000年の歴史が流れようとも変わることはないという宣言の様なもの。そういやなるほど、豊臣秀吉の朝鮮征伐を責めるのも未だ未だ500年だものな。決して忘れてはいないぞということは、後500年か(笑)

 韓国側がこうした強請り、タカリに奔るのは、朝鮮人の人品の低さも然ること乍ら、歴代日本政府の無知と事勿れ主義が最大の要因になっているのも事実である。 

 我が国の外交は、「謝罪」と「賠償」さえしていれば問題ないと思っていたが、外交での譲歩は更なる譲歩を生むだけで、何の解決にもならず相手を付け上がらせるだけだったということを全く学ぶことがない。何れにしても、韓国政府や韓国人に人としての高貴で雅量在る偉大な言葉など期待する方が間違いである。

 韓国は憲法前文で「大韓民国は3.1運動により建てられた大韓民​国臨時政府の法統を受け継ぐ」と規定しているが、「大韓民国臨時政​府」との架空政府は国際的にも認められておらず、サンフランシスコ講和条約への​署名も認められてはいない。

 国際的な常識を無視して「対日宣戦を布告し、我々の手で独立を勝ち取った」と​いう神話を捏造してしまったところに韓国の悲劇が在ると言っても過言ではない。

 国定教科書でも、「対日宣戦布告」や「抗日活動」を殊更に強調する余り、屋上屋を架し、ウソに​ウソを重ねるしかなくなっているのが現状である。更には「韓国の強さ」をアピールする割には「被害者意識」丸出しというのも嗤うしかない。

 歴史というのは公正に語るべきで、公正とは是と非だ。朴大統領は「1000年の歴史が流れても変わらない」というが、韓国の歴史なんぞ虚妄と捏造ばっかだろ。自国の意歴史を公正に語れない韓国は1000年というより、否、数十年で北朝鮮に侵略され、中共に併呑されて国が存在してないなんてこともあるかも知れない。

 米国内で抗日活動をしていた李承晩らが捏造したインチキ近代史を信じ、それを「愛国」だと勘違いしているのだから始末が悪い。また「反日」のポーズさえすれば支持率が上がり、失政が赦されるというのだから、ホント単純な国でもある。

 大統領に就任すると口々に「未来志向の日韓関係」を表明する。だが、韓国国内で何か問題が起これば必ずと言って好いほど懲りずに「反日」を持ち出しては、「日本の歴史認識」やら「靖國問題」「慰安婦問題」などを喚き散らす。

 朴大統領が心から「未来志向の日韓関係」というものを望むのならば、先ずは事後法という国際的に意味を成さない「親日分子取締法(反日法)」なる世界に恥ずべき悪法を廃止し、親日派と言われる同胞の意見を拝聴してみたら如何か。

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