2012年06月

2012年06月25日

停電は日本を救うってか、呵呵大笑!

 昨日は釣友の哲ちゃんと三週続けての実川での釣行を愉しんだ。釣りや登山は性格が出るもので、昨日は哲ちゃんが友人を連れて来たのだが、その友人は崖を下りるのも​、竿を出すのもポイントを移動するのも早い早い(笑;

 ポイントを移動しようと登山口まで行くと、大粒の汗と全身​から湧き出る湯気の若者が、「は~、疲れた~」と、その声とは正​反対の爽やかな笑顔で接して来た。

「飯豊山には一人で?」と愚生。
「ハイ、昨日の朝から登って途中で一泊して​帰って来ました」
「何キロ背負ってるの?」
「ええと、今日は20キ​ロです」と、
中身に興味津々の愚生はバーナーやらツェルトやら色​々見せて貰った。

 登山の専門家らしい彼から得たものは多かった。右翼団体時代に奈良の修験の山、大峰山・金剛峰寺に参拝する為に何回か登ったことがある。隊員20程度で3名ずつグループを作り登るのだが、これがホント面白い様に​その性格が分かる。

 同行者など関係なく自分勝手に歩いているヤツ。遅い人の​ペースに合わせて気を遣えるヤツ。どこまでもマイペースなヤツ。最​初の頃だけ元気なヤツと色々いる。高が遊びや趣味だが、周りには性格を見抜かれてるかも知れませんぞ。

 一昨日は「沖縄戦終結の日」で、沖縄県内は追悼ムード一色だった。野田総理や関係者の挨拶を聞いてはみても沖縄の方々の悲劇ばかりで、沖縄戦で亡くなられた特攻隊を始めとした英霊への感謝の言葉は聞こえて来ないのは何故なのだろう。

 特殊潜航艇、回天魚雷、空挺特攻、対戦​車特攻、震洋特攻艇、陸軍海上特攻が行われ、鹿屋基地(海軍航空)からの特攻で1981名、知覧基地(陸軍航​空)からの特攻で1021名の合わせて3002名の​実に76%が沖縄戦で亡くなっている。

 こうしたことを語らずして真の平和は生まれまい。マスコミの一部分だけ切り貼りしたくだらないインチキ平和論的偏向報道にはうんざりだ。

 テレビっってのは何事も公正に報じなければならないが、どう見て​も公正ではない。何か問題が持ち上がるとその萌芽は我が国に在ると騒ぎ、何でも​腐した上に、然も自分達の幼稚な正義を押し​付けるという構図はもう止めるべきだ。

 福島原発事故の影響で全国の原発再稼働は混迷の度を深め、電力確保に躍起になっているが、電力確保というなら先ずはテレビ局を輪番制にしたら好いのではではないか​。例えば、月曜日はNHK、火曜日は日テレ、水曜日は・・・ ってな感じ​で好いだろう。どのチャンネルも同じ様な内容の垂れ流しばかりだし。

 それで、夜9時になったら消灯すりゃ好いよ。昔、アメリカで大停​電が起きたが、翌年にはベビーブームが到来した。福島県でも昭和59年頃だっただろうか、大雪で​停電が起こった年がある。その翌年生まれの子供は多かったっけ(笑)

 電力が足りないなら、何も無理して確保しなくても停電でいいんじゃね~の。愚生が子供時代の昭和の40年代頃に​はしょっちゅう停電していた記憶がある。

 ロウソクを立てながらの食事もい中々乙なものだ。人間暗くなりゃ寝るしかないし、やることがないと考えることは同じ。2、3年もすりゃ電力の問​題もクリアするだろうし、何より少子化問題も解決するっかもよ。ってか。呵​呵大笑。

cordial8317 at 09:19|PermalinkComments(1)

2012年06月20日

出でよ平成の思想家よ、悩める右翼を導き給え!

 ヤクザ、右翼ファン御用達のマニアックな某月刊誌を立ち読みしてみた。グラビアには鈴木邦男が田原総一郎や左翼の面々が「暴力団排除条例」の問題で「人権がどうの」「憲法がこうの」と能書きを垂れてたが、時代遅れの感は否めない。

 鈴木邦男は右翼側と思われているが、自著「言論の覚悟」で左翼転向宣言した人物であり、胡散臭げな左翼言論人と意見が一致するのは当然だろう。

 右翼団体の最近の運動は「暴排条例撤廃」が中心だというが、驚くというより厭きれてしまった。右翼の多くがヤクザとのとつながりがあるのは承知しているが、宣伝車で大声で訴えてりゃ却って逆効果だと思うし、ヤクザも迷惑だろう(笑)

 こうした問題は右翼団体の主体とする運動ではないと思うのだが、どうも訳が分からん。悩める右翼を導き煽動してくれる思想家は出ないものだろうか。

 ヤクザを取り上げ営利に奔る雑誌屋にしてみれば「暴排条例」は大問題だろうが、ヤクザに向かって「私たちは反対してますよ」ってなポーズにしか見えない。

 暴排条例は人権侵害というが、この条例があるから現行犯逮捕が無くなったのも確かだろう。例えば、スナックにみかじめ料を要求しても中止命令で終わり。昔だったら店から110番されて、恐喝や恐喝未遂で現行犯逮捕だろうに(笑)

 人権が無かったら裁判も受けられないが、裁判を受けられるし、国選弁護士やら弁護士も選び放題だ。警察権力や国家権力と社会的正義を訴える勢力との争いの構図らしいが、どう見ても右翼団体がヤクザに利用されている感は否めない。

「今度、ウチの雑誌にオタクの団体を載せようと思うんだが、派手なパフォーマンス頼みますよ」と記者。それに右翼団体が、「了解~♪」って応える感じだろうか。

 鈴木邦夫が左翼転向を宣言しても、未だ「一水会」の相談役だか顧問に納まっているのは解せないが、代表の木村三浩もその雑誌に載っていたのには嗤えた(苦笑)

 一緒に写真に納まり、記者に語った内容は衒学臭さと胡散臭さが漂っていたと思った愚生は穿ち過ぎだからか。上昇志向が逞しい木村代表も最近は品善く納まり過ぎて、極貧に喘ぎながらも純粋で行動派だった頃の無鉄砲さは感じない。

 現在の右翼団体の中で、愚生的に一番演説が上手いと思っている長谷川光良が載っていたのは好かった。記事からも長谷川氏のあの低音のダミ声が聞こえてきそうで、弁舌豊かな上にシャレが利いていた実に分かり易い内容だった。

 長谷川氏は見てくれはあの通りだが、喋る声も実に耳障りも好いし、落語家なみの話しっぷりは故横山武彦ばりで、聞いてても心地好い。「暴排条例」の話にしても田原や鈴木らの営業的言動とは比べものにならないくらい説得力があった。

 昨今の右翼活動家の演説は政治家やインチキ評論家みたいな話しっぷりが多くて、長谷川光良氏の様なアジテーターが少なくなったなぁ。右翼は読書より落語が勉強になる。ということで右翼人の端くれとして忌憚のない雑感を綴ってみた。呵呵。

※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。

《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。

cordial8317 at 09:01|PermalinkComments(3)