2011年08月

2011年08月31日

永遠の日教組組合員・輿石の幹事長起用で危ぶまれる学校教育

 保守を自任する野田佳彦新総理が、民主党の幹事長に左翼の重鎮である輿石東参議院会長を起用するというから厭きれてしまう。野田と真逆の輿石が幹事長として党内を纏めるというのも違和感を覚える一方で、野田という人物の強かさを感じる。

 輿石の幹事長起用で党内左翼との融和は成されるのだろうが、国家の大本である教育が大きく転換され、日教組の「反日」「自虐」史観に基づく学校教育が大っぴらに行われると共に、学校教育が荒廃していくのだけは断じて許されない。

 輿石という爺さんは民主党内の左派を束ねて日本労働組合総連合(連合)との関係を深め、「日教組のボス」と称され、「永遠に日教組の組合員という自負を持って、日教組と共に戦い抜く」と、自他共に認める日教組政治家である。

 民主党が「小沢支配」と仄聞されるがその実は「輿石支配」と言っても過言ではなく、輿石は「参院のドン」というより民主党の陰のドン、党の裏の顔なのだ。

 普天間問題で日米関係が崩壊し、次々民主党の政権担当能力に疑問を懐いた国民の支持率が下がると見るや、輿石は「鳩山・小沢」の偽装辞任劇を画策した。

 この辞任劇で鳩山政権末期20%そこそこの支持率が60%台に跳ね上がり、落選と目されていた輿石も息を吹返し、自民党の元高校教師、宮川典子に僅か3745票の差で辛勝した。今振り返って見ても、宮川候補の落選は返す返すも残念だった。
 
 輿石の地元山梨県の参議院選挙では、輿石も過去に委員長を務めた県教組関者が「教育公務員特例法」と「政治資金規制法」で逮捕され有罪判決を受けている。この一件で輿石は、事実関係を全面否認して、何ら責任を取ってはいない。

 小沢が「政治とカネ」の問題ならば、輿石にも同様に「政治とカネ」や「政治と日教組」「政治と労組」問題が山積している。吹き返した輿石の表舞台の登場で、これらの問題が公に曝され、責められるのは避けられないだろう。

 輿石は「教育の政治的中立は有り得ない」と、改正教育基本法を再び改正しようと目論み、日教組の反日思想を政治の場に持ち込んでいるのは周知の通り。

「内外に多くの犠牲を齎した先の大戦を国策として立案・指導した人の責任は非常に大きい」として、靖國神社を冒涜し、将来を担う子供達に反日、自虐の教育を徹底し洗脳しているが、教育荒廃の元凶である奴等に教育を語る資格など無い。

 民主党政権下で国のカタチが大きく変り、国家の大本である教育が大きく転換されつつある。野田の登場でそれらが革められるのかと思いきや、輿石の幹事長起用でその期待を大きく裏切られた。やはり野田の保守は尊皇無き保守である。

 尊皇無き保守など米国や英国の保守政党と何ら変わりは無い。野田新総理が、米国から好意を持たれていることが逆に胡散臭げに感じてしまう。震災復興や経済対策も大事ではあるが、国家の大本である教育や国防という最重要問題を議論せよ。

cordial8317 at 06:13|Permalink

2011年08月30日

松下政経塾出身者初の総理就任で問われる政治手腕

 野田佳彦が民主党代表選を征し、第95代内閣総理大臣に就任する。松下政経塾出身者として初の首相就任で、愈々松下政経塾出身議員の時代が到来したと痛感すると共に、小沢一郎や鳩山由紀夫ら旧態依然の政治の終焉を実感する。

 現在松下政経塾出身者の衆議院議員は31名、参議院議員7名に上り、多くは自民党と民主党所属。自民党・衆院議員は逢沢一郎、高市早苗、河井克行、秋葉賢也、松野博一、小野寺五典。参議院議員、渡辺猛之、宇都隆史、熊谷大、中西祐介。

 民主党・衆院議員は野田佳彦、打越明司、松原仁、笹木竜三、樽床伸二、原口一博、三谷光男、武正公一、神風英男、谷田川元、山井和則、勝又恒一郎、玄葉光一郎、前原誠司、市村浩一郎、井戸正枝、本多平直、稲富修二、城井崇、森岡洋一郎、松本大輔、橘秀徳、三日月大造、神山洋介、小山展弘、小原舞。参院議員、長浜博行、徳永久志、福山哲郎。

 彼らの多くが新保守、新自由主義志向を示しているが、民主党内では埋没している感は否めない。中でも松原仁、野田は保守色が強いが松原は今や小沢の腰巾着。

 野田は過去に、沖ノ鳥島が領土であることを批判した唐家璇国務委員に対し、「南沙諸島を実効支配している貴国にとやかく言われる筋合いはない」と諌め、更に、尖閣諸島に支那人活動家が上陸した折、日本の領土であることを確認する国会決議を提案したことがあり、一貫して対中共強硬姿勢を取っていることは評価出来る。
 
 小泉純一郎の靖國神社参拝が論争となった当時、民主党内ではA級戦犯合祀を理由に参拝を批判する見解が多かったが、野田は「A級戦犯と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない。戦争犯罪人が合祀されていることを理由に首相の靖国神社参拝に反対する論理は破綻しているが、小泉総理の見解ではその論理を反駁できない」と述べた。

 更に野田は、「参拝の是非は国際政治的な利害を踏まえてなされるべきもので、誤ったA級戦犯理解に基づく是非論はA級戦犯とされた人々の人権侵害であり、人権と国家の名誉に関わる問題である」と論破し、 「安全保障基本法」「緊急事態法」の制定を主張し、「永住外国人地方選挙権付与法案」は明確に反対している。

 野田の新総理就任で、小沢や鳩山らが目論んだ外参権付与法案の成立や東アジア新時代は当分の間は頓挫するだろう。だが、日教組、労組、部落解放同盟、民団が闊歩する民主党だもの、未だ未だ予断は許されない。野田が保守色を出せば出すほど民主党内で忌み嫌われ、中・韓を巻き込んで足を引っ張られるに違いない。

 野田新総理誕生の御祝儀相場で、民主党の支持率は上がるだろう。自民党にしてみれば一番やり難い人物が就任し、今後は自民党の凋落も進むのではなかろうか。

 自民党も現在の谷垣禎一・石原伸晃体制を見直し、松下政経塾出身の高市早苗を前面に出すなど、野田民主党以上の保守色を前面に押し出すべきだと思う。

 それにしても、自民党政権時代と何ら代わり映えのしない旧態依然の政争を演出した小沢と鳩山には厭きれるばかり。これで代表選3連敗となった小沢の求心力の低下は避けられず、今後、小沢グループから離脱する議員が出てくるのは必至だろう。

 鳩山も同じで、代表戦後に頻りに党内融和の必要性を強調していたが、小沢と鳩山らが辞めることこそが党内融和を進める特効薬だろう。外参権付与を目論み、東アジア新時代の名の下に国家解体を謀る小沢・鳩山は猛省し、政界から即刻引退すべし。

cordial8317 at 07:16|Permalink

2011年08月29日

島田紳助の騒動は暴力団排除条例施行への布石か!?

 タレントの島田紳助が山口組幹部との親密な関係を理由に芸能活動から引退した。河原乞食とヤクザの関係など昔から持ちつ持たれつ、別段驚くことでもない。

 驚くのは法的にも何ら問題の無いモラルの問題で解雇されそれを当然だと大騒ぎするマスコミと庶民の感覚だ。人権派を自任する弁護士からも何ら抗議の声は上がっていないのも情けないが、暴力団の排除には連携するということなのだろう。

 今回の騒動で、山口組・極心連合会の名前が多くの国民に知られることとなったのは皮肉なことで、恐らく山口組関係者は内心ほくそ笑んでいるに違いない。

 大きな損失を被ったのは紳助一人だけ。まぁやり過ぎたから致し方無し。それにしても相撲の八百長メールの時もそうだったが、家宅捜索した際の押収品や証拠品が捜査関係者から齎され、こうした大事に発展するというのは如何なものなのだろう。

 こうした証拠品の公開は守秘義務違反や公務員法に問われるばかりか、紳助以上にモラルに反するものではなかろうか。正に警察ファッショとは言い過ぎか(笑)

 弱い者を助け、強い者を挫き、義の為には命を惜しまない人を「任侠」というが、昨今のヤクザは「暴力団」の呼称がピッタリ。暴力団とは警察やマスコミが戦後に命名したものだという。この暴力団には反社会勢力として右翼団体も含まれる。

 愚生が所属していた防共挺身隊は、その昔は日本共産党からは名指しで右翼暴力団と蔑称されてはいたが、今や右翼団体自体が警察や国民からも暴力団とひと括りにされる様になってしまっているのは、右翼陣営の不徳の至りと言う他ない。

 今年10月1日には全都道府県に於いて「暴力団排除条例」が施行される。暴力団関係者との会食やゴルフ、旅行や接待など交際を繰り返すことで、警察がその人物に対し「密接交際者」と見做し、認定を行うことを可能にするというものだ。

 この「密接交際者」の認定が下されれば、該当者が金融機関からの融資を受けたり、当座預金の開設が出来なくなったり、住宅の賃貸契約も出来なくなるという。

 暴力団そのものより、この法律が曲解され一般人が泣かされることになるのは明らかで、況してやこんなことで暴力団は無くなるとは思えない。「暴力団排除条例」は「住民基本条例」や「子ども権利条例」などと同じ胡散臭さを放つ。

 その一方で、民主党亡国政府は、外国人地方参政権付与を始め、人権擁護法案や人権侵害救済法案成立に躍起になっている。人権擁護とは名ばかりの、在日朝鮮人や同和団体及び部落解放同盟が優遇擁護される時代が到来するのではなかろうか。

 菅沼光弘元公安調査庁長官に拠れば、ヤクザにはその同和団体や部落解放同盟、そして在日朝鮮人が殆どだという。「人権救済法案」が可決されれば、在日が席巻する暴力団に対する暴力団排除条例の効力は失うことになるのは必至だろう。

 それにしても「反社会勢力」が怪しからんというなら、日本共産党にしろ民主党にしろ反社会勢力だろう。暴力団より先ずはコイツらを排除して欲しいものだ。

cordial8317 at 07:09|Permalink

2011年08月14日

「玉音放送」を今を生きる日本人は知っていますか

 明日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。一体あの戦争とは何だったのか。8月15日に奉戴された玉音放送の中身を知れば、陛下の大御心と大東亜戦争の真意、そして我が国が進むべき道が自ずと理解出来るのではないだろうか。

     玉音放送(現代語訳)

 私は、深く世界の大勢と日本の現状を考えて、
 特別な方法でこの事態を収拾しようと思い、
 此処に忠義の気持ちを持った国民に告げます。

 私は政府に、米・英・中国・ソ連の四国に対して
 ポツダム共同宣言を受諾することを通告させました。

 もともと日本国民の安全と世界の共存を共にすることは、
 我が歴代天皇の残した教えで私も大切にしていることです。

 米国や英国と戦争をしたのも、
 日本の自立とアジアの平和を願うからであり、
 もともと他国の主権を侵したり、
 領土に侵入することは私の気持ちではありません。

 開戦以来すでに四年経ち、我が陸海軍の将兵が勇ましく戦い、
 役人たちが懸命に働き一億の国民が力を尽くし、
 それぞれ最善をつくしたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転しません。
 世界の大勢もまた我々に利がないことを示しています。

 その上、敵は新たに残虐な爆弾を使用して、
 罪のない人たちを殺傷し、その痛ましい被害は計り知れません。
 このまま戦争を続ければ最後には我が民族が滅亡するだけでなく、
 人類の文明をも破壊するでしょう。

 もしそうなれば一億の国民を預かっている私としてどうやって
 我が歴代天皇の霊に謝ることができましょう。
 このことが私が政府に対し共同宣言に応じさせるに至った理由です。

 私は、日本とともにアジアの解放に協力した国々に
 申し訳なく思わずにはいられません。
 日本国民で、戦地で死んだり職場で命を落とした人々と、
 その遺族のことを思うと、悲しみで心が裂ける思いです。

 また戦傷を負い、災難で家業を失った人々についても
 私は大変心配しています。考えると、
 これから日本が受けるであろう苦しみは大変なものがあると思います。

 国民の悔しい思いは私がよく知っています。
 しかし私は時の運に従って、堪え難きを耐え、忍びがたきを忍んで、
 後の世のために平和を齎したいと思っているのです。

 私は日本の国家を譲ることができたので、
 忠義で善良な国民の真心に信頼を寄せ、いつも国民と一緒にいます。
 感情のままにみだりに事件を起こしたり、
 国民同士が争って時勢を乱して、
 そのために道を誤って世界の信用を失うようなことは、
 私が最も戒めるところです。

 国を挙げて子孫に伝え、神国の不滅を信じ、
 任務は重く道は遠いことを思い、将来の国の再建に向けて総力をあげ、
 道義を厚くして志を堅くして、日本の優れたところを更に高め、
 世界の進歩に遅れないよう決意すべきです。

 君たち国民よ、私の気持ちを汲んで身をもって行いなさい。

cordial8317 at 05:42|Permalink

2011年08月10日

「死刑廃止論者」江田法相の詭弁を嗤う

「死刑廃止論者」で、名うての売国奴・江田五月が法相に就任以来全く死刑は執行されていない。就任早々、「死刑という刑罰は色々な欠陥を抱えた刑罰だ」と弄した江田だもの、当然と言えば当然で別段驚くことはないが何の為の法相か。

「刑事訴訟法」では、死刑確定日から6ヶ月以内の執行を定めており、何れも6ヶ月以内に検察庁が法務大臣(法相)に「死刑執行上申書」を提出し、法相が規定通り押印し、法相の命令から5日以内に執行されなければならないとされている。

 検察庁が「死刑執行上申書」を出さないのなら兎も角として、法相という立場を弁えずに「死刑廃止」というライフワークを優先する江田の言行は国民感情にそぐわないばかりか、法相としての職務放棄そのものであり直ちに更迭すべきだ。

 江田は、「国民皆が静かに命のことを考えてみたい時ではないか」と東日本大震災を利用し、被災者と死刑囚を一緒くたにするが、これこそ詭弁そのもの。

 死刑について「より深い議論が必要」だとし、「今は執行を考えられるほど自分の勉強が煮詰まっていない」と訳の分からぬ自説を執行拒否の理由に挙げる。

 更には「死刑は悩ましい刑罰だ」と弄しているが、「死刑」は「仇討ち禁止令」を発令した明治政府が、被害者に代わり国が処罰する為に作った制度でもあり、「死刑」制度が厳存する以上、法相として粛々と執行するのが当然ではないか。

 江田は法相の立場を忘れて自説を垂れ流しているが大臣には私的な言行は許されない。所謂「終戦祈念日」と称される8月15日に靖國神社へ詣でる閣僚へ、腐ったマスゴミは必ずと言って好いほど「公人」か「私人」かを正義面して問い質し、「憲法で保障されるべき思想信条の自由は大臣には無い」と扱下ろしていたではないか。

 靖國参拝では許されない個人の思想や主義主張が、江田らには許されるのは何故なのか。菅直人の「脱原発宣言」も個人的なものだが、閣僚のこれらの私的発言が容認されるなら、今後靖國で束縛される理由はない。それにしても「死刑執行拒否」も「脱原発」も、震災を利用するという点ではそっくり。何処までも姑息な輩だ。

 死刑とは別に、日本在住の外国人が罪を犯し1年以上の有期刑に処せられたら永住権は剥奪され国外追放になる。特別永住者の「在日」に限っては7年以上の刑を起こした場合のみ、法務大臣が特別永住権を剥奪し国外追放出来るとしている。

 だが今迄に、在日の懲役7年以上の犯罪で法務大臣が押印して、特別永住権を剥奪されたり、韓国や北朝鮮に送還された者は誰一人いない。ここのところ益々半島顔になって来た江田に、これらの在日特権についての講釈を聞きたいものだ。

 法務大臣は、死刑執行も強制送還も、またあらゆる犯罪に対して、毅然とした態度で「公正」に処理しなければならないのだが、死刑廃止論者の名うての売国奴に、「法の下の平等」という正義など端から持ち合わせていないし正義も無い。

 確定死刑囚は戦後最多の121名になったという。今後、凶悪犯罪は殖え続け、それに比例して死刑囚も殖えて行くのは必至だろう。「死刑」が良いか悪いかなんていう結論の出ないものを論ずるつもりは毛頭無いが、「死刑」がダメなら「仇討ち」を認めたら好いのになぁ。そしたら愚生は「義」に由って助太刀するのに。呵呵。

cordial8317 at 07:49|Permalink

2011年08月08日

悲憤慟哭・民族痛恨の日である昭和20年8月9日を忘れるな!

 東京電力福島原発事故以来、左翼陣営が誑かす「反原発」「脱原発」は国民に浸透し、その輪は益々脹らんでいる様に感じる。「被爆」とは原爆に拠るものであり、「被曝」とは原発事故などで放射線の被害に曝されていることを言う。

 今年は広島と長崎の被爆者と福島の被曝者が連帯し「反原発」「脱原発」を訴えているのが目に付く。過去の「反核集会」には及ばないにしろ、昨今の「反原発」「脱原発」運動は、後々「反核集会」同様、反革命運動に発展する危険を孕む。

 先の大東亜戦争で我が国は、米国と国家の威信を賭けて戦っていた訳で、勝利する為に新しい兵器を開発したならば、それ使用するのは当然であろう。米国が原爆を開発し、日本軍も毒ガス兵器などを研究していたのもまた事実である。

 民間人の多くを虐殺した米軍の広島、長崎への原爆投下を全て是認する訳ではないが、原爆投下は、当時の状況を鑑みれば米国に三分の利を認めざるを得ない。

 社民党系の原水協や共産党系の原水禁らは、原爆を投下したのが米国だから、執拗にこの古傷を暴き、国内の反米感情を煽り、日米離間を謀っているに過ぎない。

 長崎に原爆が投下された同じ日、旧満州や北方領土で起きたロシアの蛮行には何ら抗議の声を挙げ様とはしない。マスコミは彼らを「平和団体」と報道するが、この何処が平和団体か。「平和」を利用する単なる「平和屋」「革命団体」ではないか。

 昭和20年8月8日未明、ロシア(旧ソ連)はヤルタ秘密協定を忠実に遂行し「日ソ不可侵中立条約」を一方的に破棄すると満州や南樺太に侵略を開始する。

 日本人同胞の虐殺と強姦、略奪行為がこの日を以て開始され、我が国領土の南樺太と全千島列島及び北方四島がソ連に強奪されたのである。政府も平和屋も未だロシアの蛮行を糾弾したことは一度も無く、彼らに平和を口にする資格は無い。

 この旧ソ連の鬼畜の如き蛮行で亡くなった方は、広島・長崎の原爆で亡くなった方を遥かに超える。更に不当にシベリヤに抑留され、極寒の地で亡くなられた方も数え切れない。抑留された日本人は、日本国内では約60万人と言われている。

 この60万人の数字は軍属だけの数字であり、民間人を含めると更に多い。ロシアの資料でも約70万人、米国の資料では約90万人と言われているが、その中で亡くなられた方はどれ程に上るのか、今こそ正式な被害者数を調査すべきだろう。

 ソ連の北方領土の強奪、残虐非道、鬼畜の行為は終戦後も収まる事はなく、樺太では昭和20年8月20日、樺太真岡郵便局の女子郵便局員の伊藤千枝(23歳)、可香谷シゲ(23歳)、沢田キミ(19歳)、志賀晴代(22歳)、高石みき(24歳)、高城淑子(19歳)、松橋みどり(17歳)、吉田八重子(21歳)、渡辺照(17歳)の9名が最後まで職務を全うし、従容として青酸カリを服用し壮絶な最後を遂げた。

 彼女達の悲劇を伝えた「氷雪の門」という映画がある。その映画の上映が決定されると、日本社会党や日本共産党は猛反対し終には上映が禁止された。こうしたことでも日本社会党や日本共産党はロシアや中共の第五列であることが分かるだろう。

 外務省の外交文書に、当時のロシアの蛮行が生々しく書かれている。 「ソ連兵は30年来の怨みを晴らすはこの時なりとし邦人の所持品は一物をも残さず略奪し婦女子に対しては時所を弁えず暴行を加えるの暴挙に出て・・・」「ソ連進駐と共に市街の様は一変し、ソ連兵市内を横行し略奪を縦(ほしいまま)にして、9月1日女32名を監禁し、若き娘は毎日14、5名、年配の婦人は毎日10名交代に暴行を加えその結果6名は死亡し、然らざる者も負傷の為歩行の自由を失うに至る・・・」

 悲憤慟哭・民族痛恨の日、昭和20年8月9日を忘れるな!

cordial8317 at 18:07|Permalink

2011年08月02日

入国拒否で国家としての未熟さと民度の低さを露呈した韓国

 鬱陵島視察の為に韓国へ入国しようとした自民党の国会議員である新藤義孝、稲田朋美、佐藤正久の三人が入国を拒否された挙句に韓国当局に一時的に拘束された。

 韓国が国家としての未熟さと民度の低さを世界に露呈した様なものだが、国旗・日の丸や四人(ヘタレの平沢勝栄はドタキャン)の顔写真が入った横断幕を燃やし、気勢を挙げる姿におどろおどろしいものを感じた日本国民は多いことだろう。

 我が国政府は「遺憾の意」を表明し、マスコミもまた「日韓両国で領有権を主張している竹島」と他人事の様だ。新藤氏は金浦空港で韓国メディアに対し「竹島は日本の領土」と堂堂と主張たが、こうした議員にこそ国家の舵取りを任せたいものだ。

 昭和27年1月、韓国初代大統領・李承晩は突如として軍事境界線「李承晩ライン」を設定し、竹島を韓国領と宣言する。GHQに拠る占領下で無力な日本の立場を見透かし、泥棒猫の様に竹島を掠め取ったのが事実である。我が国の主権が快復される3ヶ月前のこの行為は明らかな侵略行為であり、断じて許されるものではない。

 戦後、李承晩ラインを侵犯したとして拿捕・抑留された日本人漁民は、日韓漁業協定が成立する昭和40年(1965年)の間に3929人に及び、船舶328隻、死傷者は44名を数えた。韓国政府は、この日本人抑留者との引換えに、日本国内で犯罪を犯し収監されていた在日朝鮮人472名の即時釈放と日本滞留特別許可を要求する。

 情けないことに日本政府はその要求に応じたのだが、正しく弱腰外交の極みである。その措置以降、在日朝鮮人がゴキブリの如く殖え続け、日本国内に巣食う在日らへ特権が次々と与えられて行くこととなった。韓国・朝鮮人の傲慢は今に始まったことではないが、過去の安易な譲歩が更なる譲歩を生んだ悪しき一例だろう。

 韓国が主張する根拠は「三国史記」という古代朝鮮の歴史書に、鬱陵島の隣の干山島が新羅の領土と書かれていることに帰着する。韓国側は4~5世紀から韓国領だったというのだが、古地図では干山島は鬱陵島の西に接近していて、竹島は鬱陵島の東南92キロに在るのだから、干山島が竹島ではないのは誰にでも理解出来る。

 だが、韓国人には理解出来ない。抑抑、李氏朝鮮時代には鬱陵島すら空島政策に拠って居住が禁止されており、それより遥か先の島など関心も認識も無かった。

 我が国では、徳川時代から竹島で魚採などが行われている。幾度も渡航していた歴史的な事実があり、竹島は明らかに日本領土と言えよう。竹島問題を紛らわしくしているのは、我が国では鬱陵島を竹島と呼んでいたことぐらいなものなのだ。

 昭和29年9月25日、日本政府は竹島の領土主権に関して「国際司法裁判所」に付託することを提議した。韓国政府は未だに応じていないが、応じられないというのが本音だろう。また、昭和26年に韓国は米国政府に対し、ポツダム宣言の解釈として「日本が放棄した領土には竹島(独島)が含まれるべき」と要求してる。

 米国からは「独島、又は竹島ないしリアンクール岩として知られる島に関しては、この通常無人島である岩島は、我々の情報によれば朝鮮の一部として取り扱われたことは決してなく、1905年頃から日本の島根県隠岐支庁の管轄下にあります。この島はかつて朝鮮によって領土主張がなされたとは思いません」と回答された。

 領土問題が未だ解決の曙光すら見えないのは何故なのか。思うに、領土の重要性に対する認識不足、如何に不法占拠されたのかという真相把握の欠如、そして相手国への認識の甘さ、更には政府や国会が領土主張を疎かにしてきた結果である。

 今回の韓国政府の入国拒否という国際社会では許されることではない。韓国側に事の重大さを認識させ、実力行使も辞さない覚悟で抗議と返還要求を断行すべし。

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