2011年04月

2011年04月29日

昭和天皇の御遺徳を偲び激動の昭和に思いを馳せる日

 今日は昭和天皇の御生誕の日。以前の「みどりの日」が「昭和の日」となり、昭和天皇の御遺徳を偲び、激動の日々を経て、戦後復興を遂げた昭和の時代を顧み、我が国の将来に思いを馳せるには相応しい祝日になった。

 昨日28日は「主権回復」の日。昭和27年、サンフランシスコ講和条約が発効し、6年8ヶ月に及ぶGHQの占領から解放され主権を回復した日である。拙ブログに書いたてはみたが、新聞やテレビでもそれを報道した記事は全く見られなかった。

 本来は主権が快復し独立を果たした日を記念日である。未だに28日は祝日に制定されていないのは御粗末なことだ。尤も、国防という大本を米国に委ねて米国製のクソ憲法を記念日として有り難がってる様では、未だ未だ主権快復には程遠い。

 天皇皇后両陛下が東日本大震災後、初めて東北の被災地を行幸遊ばされた御姿を拝し、東北人の一人として、また皇国臣民としてこれ以上の喜びはない。

 終戦後、昭和天皇が全国を行幸遊ばされ、国民の大きな励みになったのは誰もが知るところ。先帝陛下の御姿と両陛下の御姿が重なり、正に、国民と共に在りたいとの大御心に、改めて日本に生まれたことに感謝せずにはいられない。

 御所では、自主的な節電やテニスなどの娯楽も控え、鎮めの祈りを続けておられるとのこと。我が国の歴史を繙けば、仁徳天皇は、高みから民の竈の煙をご覧になられ、明治天皇は日露戦争の最中、前線の兵たちと同じ食事を所望されたという。

 昭和天皇もまた東京大空襲で皇居へ被害が及ぶ中で御所に止まり、国民とその苦難を分かち合った。皇室は常に国民と共に在り。「君民一体」の精神こそが我が国体の精華である。 日本人が護るべきものは、平和・独立という主権、国益、国民の生命・財産だけではない。日本という国の国柄や国体であり、畢竟、皇統である。

 その任務を負っているのは自衛隊なのだが、敗戦により、陸海軍は解体され、現憲法で国家の防衛も否定された。その後、朝鮮戦争勃発やベトナム戦争が勃発し、米国からの軍隊派遣の要請を、現憲法の御都合主義により拒否した。これはこれで成果が有ったのかも知れないが、現憲法はそれ以上の罪過を齎した。

 自らの防衛を否定している現憲法下では、自衛隊は国軍足り得ず、国体も護ることは出来ない。主権快復には「自主憲法制定」が絶対条件。自衛隊が日本国軍となって初めて真の主権回復が成されるのだ。憲法など祝っている場合ではない。

「憲法記念日」を廃止し「主権快復の日」を祝日に制定することは、国民の国防や平和・安全の意識を向上させる上でも大事なことだと思う。

cordial8317 at 15:36|Permalink

2011年04月21日

佐藤栄佐久前知事が今持て囃されているが

 原発事故が起きて、俄に前福島県知事の佐藤栄佐久が持て囃されている。地元紙での論評や地元のフリーペパー「ザ・ウィクリー」の表紙を飾ってた。

 ネット上でも原発政策の安全性への指摘や、プルサーマルに対する疑問など、前知事の認識が改めて見直されている様だが、チョッと持ち上げ過ぎだ。

 原発を設置する県として県民の安全を最優先に考えれば、原発行政の見直しとプルサーマルの導入には慎重を期すのが当然だろうとは思うが、原発行政に与していた前佐藤栄佐久知事に政府の対応や県の姿勢を批判する資格はない。

 福島県知事汚職事件では、実弟の会社「郡山三東スーツ」の土地を巡り、水谷建設に相場よりも高い金額で引き取らせたことが「収賄」と見做され、実刑判決を受けた。見かけとは違いカネに卑しい前知事らしい事件でもあった。

 現在、佐藤兄弟は最高裁に控訴中だが、水谷建設は前知事が当選以来、福島県内で多くの公共工事を受注してきた県外の建設業者で、中でも、東電からの130億円という多額の寄付で建設した「Jビレッジ」は、この水谷建設が一手に引き受けた。

 この高額な工事代金から、実弟や知事の私設秘書でブローカー辻政雄や地元暴力団に流れたのは誰もが知るところ。前知事もこうした事実を知りながら、今更ながら東電や国の原発行政を批判したところで、汚名が返上されることはない。

 知事と実弟とブローカーの辻の三人は一蓮托生である。その辻が入札妨害(談合)で逮捕されると、保身から検察証人となり裏切っている。前知事の周りはどいつもこいつもろくでもない連中ばかりで、知らないのは佐藤前知事当人だけ。

 3期目辺りから、前知事に苦言を呈する者は誰も居なくなった。実弟と辻は卑しい金銭欲に塗れ、実弟は、知事選挙の手伝いに来た女性と不倫をする始末。その愛人が妊娠すると、糟糠の妻への慰謝料を捻出しようと水谷建設に無心した。

 尤も、辻が建設業者から掠め取ったカネをネコババしないで、実弟に渡していれば、前妻の慰藉料に窮することも、県知事汚職事件も起きなかっただろう。

 実弟が不義密通を重ねる様になったのも何のことはない、知事後援会の幹部の誘いから始まったという。郡山クラブタクシーの高橋良和社長や、郡山商工会議所会頭の弟で西部自動車学校の丹治徹専務は地元でも有名な女好きだ。

 高橋社長はその昔、文化通りのとあるアパートの部屋に愛人を住ませてた。池の台の「鮨家だるま」でよく遭遇したからどんな関係なのかと思っていたら、その愛人が愚生が当時付き合ってた女性の親友だったから直ぐにバレた。

 この高橋社長には無免許での事故揉消し疑惑がある。その事故の被害者の石井工務店社長から原郡山市長への仲介を強要された件など疑惑には事欠かない。その疑惑の発覚を恐れた高橋社長、揉消し工作を地元暴力団総長に依頼したという。

 丹治徹も選挙で知り合った女性を愛人にして子供まで拵えている。文化人を気取ってるが下半身は性豪そのもの。前知事の実弟とは違い離婚には至っていない。

 この徹だが、相変わらず歴史家を気取り安積開拓の講話やら、県が大株主のFTVの番組審査委員会の委員長などの要職を務めているが、実に不適格な人物としか言い様がない。前知事のブレーンはこうした下種の輩ばっかりだった(笑)

 前知事が持て囃される中で、現職の佐藤雄平知事への風向きは変わって来ている様に感じる。原発事故以来、記者会見でもテレビ出演でも、「東電や国に裏切られた気持ち。失ったものは余りにも大きい」と心境を吐露している。

 恰も県民の代表として被害者の様に振舞っているが、中止していた第一原発の運転再開とプルサーマルの導入を決めたのは民主党公認の佐藤知事自身だろうに。

 地震や津波の危険性を知りながら何も対策を講じることなく、国や東電の「何重にも防護されていて大丈夫」との言辞を信用して、自ら決断したのではないか。

 今更ながら、「騙された」と言われても、騙されたのは福島県民であり、県民の怒りは政府と東電と知事に向けられていることを知らないとでも言うのか。

 前知事が指摘した「原発の欠陥」を徹底して再検証していれば今回の事故も防げただろう。原発事故は、政府と東電と県に拠って何重ものミスを犯した人災である。原発行政を怠ったことを猛省し、先ずは知事が県民に詫びるべきだ。

 佐藤雄平知事は渡部恒三代議士の秘書を経て民主党候補として参院議員知事に当選。前知事の失職に伴い参議院を辞し知事に就任した人物である。故に、政府与党から原発再開の要請があれば、疑いもせず再開したのは当然かも知れない。

 況してや、再開決定する際の経産省の副大臣が、同じ福島選挙区の民主党参院議員・増子輝彦だったとなれば尚更だろう。県民の多くは、知事や増子輝彦、民主党に裏切られたという思いが強く、知事が「裏切られた」と言うので有れば、誰に、どの様に裏切られたのか、この辺の経緯をきっちり説明すべきだろう。

 前知事佐藤栄佐久の娘婿は衆院議員の玄葉光一郎だし、まぁどっちもどっち。玄葉の政治資金調達にも政治ブローカーの辻が暗躍したことは言うまでもない。

 福島原発が造られた40年前、我が国は正に高度成長期だった。総理となった田中角栄は「日本列島改造論」を掲げ、国民はその夢の様な話に舞い上がった。

 新時代のエネルギーとし、原発設置を国策とした。原発は低コスト故に資源の乏しい我が国にとっては画期的なものだったに違いない。だが、如何せん、米国製の原発は時代と共に朽ち果てて行った。対策も講じずにいたのは確かなことだ。

「1000年に一度来るか来ないか分からない物に予算を付ける必要はない」と宣ったのは外省人の蓮舫。その1000年に一度という最悪の大災害が最低最悪の民主党政権で起きてしまったのは皮肉としか言い様がなく、天譴でもあったのだ。

 イタリアでは、チェルノブイリ(旧ロシアウクライナ領)の原発事故を受け、国民投票で原発を止めた。それ故に、慢性的な電力不足で経済や日常生活に支障を来たしているのが現状だという。だが、イタリア国民は実に明るいものだという。

 我が国が若し、イタリアと同じ様に原発を止めたら、果たして今迄の様な生活から質素な暮らしぶりが出来るか疑問だし、そんな生活は耐え切れないだろう。

 正に、まやかしの平和を貪っていたツケが大きく跳ね返って来た。そういう意味では、東日本大震災は戦後の日本人の在り様を問われているのかも知れない。

cordial8317 at 08:22|Permalink

2011年04月20日

まさかの時の友が真の友。今こそ日華国交を再快復せよ!

 世界中から日本への救いの手が差し伸べられている。その中でも、中華民国(台湾)の義捐金が140億円を超えたという。人口約2300万人ということを考えれば驚異的な金額である。だが、日本政府から台湾への感謝の言葉は聞こえて来ない。

「ありがとう」「あいさつするたびともだちふえるね」とはACのコマーシャルだが、子供でも分かることが何故か日本政府には出来ない。我が国は未だ台湾を国家として認めていない証左だが、集まった義捐金を竹島の基地整備に使う韓国や中共なんぞに行くよりも、台湾へ感謝の意を表することを優先すべきだろう。

 日本は、主権を快復した昭和27年4月28日、中華民国への報恩感謝として日華国交条約の締結し、同年8月5日に発効した。しかし、昭和47年、中華人民共和国との国交正常化交渉がなされると、一方的に国際条約である日華国交条約を破棄した。

 田中角栄のこの行為は明らかな憲法98条違反であるし、国際条約発効は天皇の名の下で行われる国事行為である。道義国家として赦されざる行為だ。爾来、台湾を国家と見做さない無礼な振る舞いを行っているが日本人として赤面の至り。

 菅直人亡国政府は大震災のどさくさ紛れにシナ人への査証(ビザ)の緩和を実行した。原発事故での微量の放射能にビビリ、慌てふためいて日本から脱出したシナ人がまた直ぐに戻って来るとも思えないし、来て貰う必要もない。

 抑抑、毎年訪日するシナ人と台湾人旅行者の数は大して差はない。「まさかの時の友が真の友」というが、今こそ我が国は、日華国交条約の蹂躙を詫び、台湾との国交を樹立し、友好を深め、アジアの平和安定に努力すべきだ。

 また「日米安保条約なんてイザという時は役に立たない」「日本に何か有っても米国は助けない」とは、震災前によく聞いた台詞だ。だがどうだろう。

 震災が起き、政府が手を拱いている状況の中で米軍の行った「オペレーション・トモダチ(友達作戦)」と称された支援活動は、迅速且つ力強いものだった。

 日米安保不要論が巷に燻っていたのは事実である。民主党も「対等な日米関係」と宣いながらも、その実は反米一辺倒である。かと言いながら防衛は米国任せ。

 今回の震災での米軍の活躍を見れば、対等な関係などと痴しくて言えるものでもないし、米国抜きでの防衛体制が如何に危ういものかを痛感せざるを得ない。

 民主党政権が誕生し、国家・国民の安全や危機に関する認識が薄れた。皮肉にも農業の危機関連予算を削った後に、狂牛病や鳥インフルエンザが起き、スパー堤防の予算や災害対策費を仕分けしたら、今回の大震災と原発事故が起きた。

 尖閣列島での漁船衝突事故や竹島問題、北方領土の不法上陸もそうだが、民主党が政権に就いた故に、国民の危機意識は高まったのは確かだ。反面教師とはこういうことを言うのだろう。そんな意味では「政権交代」は意味が有ったとも言える(笑)

 先日、第一回復興構想会議が開かれた。菅直人は議論の対象から何故か原発問題を外す様に指示した。地震と津波の被害は甚大だが復興は年月が経てば必ず出来る。だが、原発事故での放射線被害と風評被害は未だ未だ先が見えない。廃炉まで数年を要し、福島が元の姿に戻るまで果たして何十年要するかも分からない。

 原子力発電という人類的なエネルギー問題も福島の結果が左右する。福島の地に原発を造ったことで首都圏では豊かな生活を享受出来た。その根幹を揺るがす非常事態にも係わらず、復興構想会議で原発問題を抜きに考えろとはふざけてる。

 菅直人のこうしたマヌケな対応が福島県民への風評被害を大きくし、日本国民を不幸に追いやっているのだ。もういい加減、身を引いて貰いたいものだ。 

cordial8317 at 06:47|Permalink

2011年04月18日

菅民主党政権は最悪最低なのに原発事故は最高レベル

 東京電力は福島第一原発事故の収束に向けた工程表を発表し、原子炉安定に6~9ヶ月程度を要するとの見通しを示した。震災から1ヶ月以上経っても危機的状況は変わらず、問題が続出している現状を見れば、数ヶ月で終息するとはとても思えない。

 原発事故の国際評価は最悪のレベル7。未だ余震が続く中で「想定外」の事態が起こる可能性もあり中での東電の発表は余りにも楽観的なもので、県民の多くは東電や経産省や民主党政権の大本営発表を信じてはいない。本来なら、こうした工程表はもっと早い段階で示すべきで、政府の指示も遅きに失した感は否めない。

 原発事故の影響は原発周辺住民だけではなく、県内全域に暗い影を落としている。風評被害は止まるところを知らず「福島県から来た」というだけで、宿泊や介護施設への入所、給油やコンビニでの買い物まで断わられたというから呆れる。

 何故に「福島県人は危ない」との流言飛語が飛び交い、またそれを信じる人が出て来るのか不思議でしょうがない。サンドイッチマンの伊達が「福島県民お断りの店を教えて」とネットで怒っていたが、そういう所は名前や写真を公表してやれば好い。まぁこうした流言飛語に惑わされる人も福島県人よりも可哀想な人達だと思う。

「流言飛語」とは本来は「流言蜚語」とも書く。ジャパネットたかたで購入した電子辞書・大辞林には、その意味を「世の中で言い触らされる確証のない噂話し。

 根拠のない煽動的な宣伝。デマ」と説明する。「蜚」とは悪臭を放つ小さな虫の意味だ。ゴキブリもこの字を使うことでも分かる様に、忌み嫌われる虫だ。

 SNSなどのネットやチェーンメールには、未だに被災地を貶める流言蜚語が飛び交っているが、戯言をホザくゴキブリの様な虫は、叩き潰さなければならない。

「流言は知者に止まる」とも言う。何より、胡散臭げな情報を聞き及んだら検証するに越したことはない。デマや嘘の情報が混乱に拍車を掛け、被害を大きくした例は少なくない。例えば、関東大震災の時の朝鮮人の暴動説などがそうだ。

 大正12年9月1日の関東大震災では、朝鮮人らが「暴動を企てている」とか「火を付けた」「井戸に毒を入れた」といったデマが流されたことで日本人自警団を殺気立たせ、多くの朝鮮人が殺された。内務省の調べでは231名が犠牲となった。

 この問題の核心は、市内に割拠する暴力革命を肯定する社会主義者や共産主義者の朝鮮人や日本人の存在だが、流言飛語に踊らされた日本人がいたことは事実だろう。一方で、大震災の騒乱の中で朝鮮人を守った日本人も多くいる。

 関東大震災では朝鮮人だけが被害者とされているが、黒竜会の内田良平が独自の調査網から得た具体的情報を政府に提出している。日本人加害者と同じく、関東大震災の混乱に乗じて騒乱を起こした朝鮮人の行動も明らかにされるべきであろう。

 東日本大震災の混乱に乗じて韓国は竹島の実行支配強化に躍起になっている。我が国の教科書に竹島を自国領と明記したことに対抗措置だというが、やはり朝鮮人の火事場泥棒的本性は変わらない。こうした性悪な国との交流は断絶するに限る。

cordial8317 at 08:26|Permalink

2011年04月17日

復興対策会議の乱立が混乱と不安を惹起している

 福島原発事故評価が最悪のレベル7だというのに「緊急事態宣言」は発せられることはなくこうした民主党政権の危機意識の無さが復興対策を後手後手にしている。

 震災から1ヶ月以上経ち、漸く「復興基本法案」が提出されるというが、カタチばかりに拘って中身はゼロ。進むのは福島県と福島県民への風評被害と差別ばかり。

 スリーマイルアイランドの原発事故では風評被害は全く無かったというが、それは情報が錯綜する中で、原子力関連局長自らが現場に赴いて、1キロ圏内から安全をアピールしたからだ。日本政府の様な、対岸の火事的対応とは全く違う。 

「復興対策本部」の本部長は菅直人首相。「復興構想会議」の議長には五百旗頭(いおきべ)真。民主党内の「復旧・復興検討委員会」委員長には岡田克也と、よりによってよくもまぁこうした売国奴どもが揃ったものだ。

 亀井静香じゃないが「船頭多くして船山に上る」というのがピッタリ。その亀井も「復興実施本部」設置に躍起になっているが、胡散臭げな行動にか映らない。

 佐藤正久参院議員が、「原発風評被害と実被害や計画避難とか、結局、何処の担当なのか全く複雑怪奇で分からない」と指摘しているが、こうした名ばかりの復興対策会議の乱立が、混乱と不安を惹起しているのは確かだろう。

 東日本大震災と原発事故の影響で外出する機会もめっきり減った。別に自粛している訳ではないが、金策が儘ならず、手元不如意の影響が大きい。先日、友人と馴染みの焼き鳥屋に行ったくらいで、知人からの酒席の誘いは随分と断わった。

 坂本竜馬じゃないが、「あんたが(カネを)持っていても、俺が持ってなければ、酒なんざ飲んでも旨くない。酒とはそういうもんぜよ」との台詞に激しく同意する。結局、自宅で二本松の地酒「大七」の純米酒で晩酌するのが気楽で好い。

 亡き父にも「ただ酒は飲むな。卑しくなる」と口煩く言われたことも影響しているのかも知れないが、何れにしても酒は身銭を切って飲むことに価値が有る。

 東北新幹線も漸く復旧した様だし、気の置けない友人らと一献したいとも思うのだが、引籠もりが長かった所為か、出不精に慣れてしまったのも確か。

 浅草小島の「秀鮨」、大田区石川町の「鰻家」、長嶋茂雄名誉監督御用達の田園調布の「鳥瑛」、蒲田のもつ焼き「八幸」、藤沢の焼き鳥屋「赤ひげ」・・・行きたい店は沢山有るが、近々、もつ焼きの名店、赤羽「米山」にも行きたいなぁ。

 いやいや待てよ、今は「がんばっぺ福島」なんだからやっぱり地元の店だな。「春鮨」、天麩羅「佐久間」、焼き鳥「平亀」、鰻屋「山本家」、「焼肉だるま」「THE・BARワタナベ」・・・、久々に馴染みの店に顔でも出すとするか。

cordial8317 at 06:51|Permalink

2011年04月11日

福島県の風評被害は深刻。その一方でパチンコ屋が大盛況。

 昨日は友人と今シーズン初の渓流釣りに出掛けてみた。早朝、新潟の渓へ向け出発。2時間程で現場に到着するも、積雪の為に入山出来ず無念の撤退。それでも諦めきれず、下流の本流で竿を出すも全く反応も無く、30分程で撤収した。

 福島県へ舞い戻り、西会津、喜多方方面の川で再挑戦することにした。3、4箇所で竿を出すも12センチ程のイワナ一匹を釣り上げただけ。当然リリース。昼食にしようと喜多方へ向うが、途中、蕎麦が名物の山都町の集落を通って驚いた。

 原発事故の影響だろう、観光客が殆どいないのだ。ツーリングのバイクと自家用車が20台程で、観光バスは全く来ていない。これを風評被害と言わずして何という。

 喜多方ラーメンの街も同じ様に静かだった。塩(SIO)ラーメンが絶品の「喜一」に向うも閉店しており、「坂内食堂」か「はせ川」か悩んだ末に、「はせ川」へ行くことに。この店も普段は並ばないと中々入れないのだが、すんなり入れた。

 車のナンバーは殆どが会津と福島ナンバー。そういえば、4月の渓流釣りが解禁になると関東近郊の車で賑うが、出合った車は福島ナンバーばかり。こうしたことでも分かるが原発事故の影響は県内の経済と県民生活に大きな影を落としている。

 東大医学部で環境医学免疫学を研究してきた稲恭宏博士が、低線量率放射療法を2000年にオーストラリアで開かれた「国際放射線研究会議」で、従来の放射線治療の10万部の1の低線量率放射線が副作用を起こさず、全身の免疫系・整理系・代謝系・神経系、筋骨格系などに良い効果を及ぼすことを発表している。

 福島県や近県の農作物や乳製品、魚介類などを食べても全く悪影響がなく、風評被害をばら撒いている原子力安全委員会の発表を避難している。

福島原発事故の医学的科学的真実: 稲 恭宏博士 緊急特別講演 1
http://www.youtube.com/watch?v=PQcgw9CDYO8
福島原発事故の医学的科学的真実: 稲 恭宏博士 緊急特別講演 2
http://www.youtube.com/watch?v=8ONbhHHBlVk&feature=related
福島原発事故の医学的科学的真実: 稲 恭宏博士 緊急特別講演 3
http://www.youtube.com/watch?v=c1R0D82JHzI&feature=related
福島原発事故の医学的科学的真実: 稲 恭宏博士 緊急特別講演 4
http://www.youtube.com/watch?v=X6K4M-ytivQ&feature=related
福島原発事故の医学的科学的真実: 稲 恭宏博士 緊急特別講演 5
http://www.youtube.com/watch?v=28QPwHkjnPo&feature=related
福島原発事故の医学的科学的真実: 稲 恭宏博士 緊急特別講演 6
http://www.youtube.com/watch?v=24Jq7H9AevA&feature=related

 詳しくは上記動画をご覧頂きたい。微量の放射線など恐れることはない。 一方でパチンコ屋に駐車している車を見れば、地元会津ナンバーより福島ナンバーが多く、いわきナンバーもチラホラ。どう考えても被災者が遊んでるとしか思えない。

 避難所での生活は確かにストレスが溜まるだろうが、パチンコはストレスの解消というよりも「パチンコ依存症」というのが正直なところ。そこまでしてやりたいか。石原都知事じゃないがパチンコなんて我慢すればいいではないか。

 石原都知事は「慎ましくしないとこの日本は持たない」として、生活様式の改善として政令を出す様に要望したが、尤もな発言だ。自販機も無駄に設置して在る所も多いし、パチンコなんぞ百害有って一利無し。一刻も早く非合法化すべきだ。

 完全な賭博で有りながら「風適法」によって許可される。パチンコを健全な娯楽などと今や誰も思ってはいない。明らかに風適法違反と賭博法にも抵触する。

 健全な娯楽というなら先ずは換金制度は止めるというのはどうだろう。換金制度が無くなれば、やる人は激減するし、依存症も無くなるのではあるまいか。

 話しを渓流釣りに戻すが、喜多方を後にし帰路に就くも何か物足りなさを感じ、途中で会津の地酒・栄川の在る磐梯町の山奥の渓に入山してみた。磐梯山の雪解け水が彼方ら此方から流れ出していて、支流の川も随分と入り組んでいた。

 砂防ダムの淵に良い場所を見付け竿を出した。先ず友人が22センチ程のイワナをゲット。続いて愚生も24センチ程の良形をゲットした。その後は15センチの小ぶりなイワナを一匹釣って納竿。釣れたイワナは全てリリースしました。

 久しぶりの渓流釣りに大満足な一日だったが、花粉症が酷くなり、目はドライアイも加わって真っ赤、鼻水タラタラ、咽喉も痒いが釣りは止められない。呵呵。

cordial8317 at 08:50|Permalink

2011年04月07日

「それって本当に必要ですか???」

 元キャバ嬢の地元福島2区選出の代議士・大田和美は、震災が起こった際に菅が思わず口にした「これで2年は(総理)を続けられる」との台詞を暴露した。

 確かに、在日からの不正献金が発覚し、「前原に続いて、菅も辞任か」と言われていただけに、東日本大震災は菅総理にとって天佑神助だったろうが、それを言っちゃ御終え~よ。まぁ大田嬢も又聞きの又聞きをバラしてどうすんの(笑)

 そんなことより地震、津波、原発事故に風評被害に見舞われている福島県民の為にも揮発夜税を免除するとか、ガソリン値下げ隊らしい仕事をしろっつ~の。

 団体を辞して蟄居してたが震災後は部屋に引籠もり、手元不如意も気にせずオークションを覗いては使うかも分からない品を入札している。先日、1960年8月刻印のコールマンのイエローデカールの赤ランタンが出ていたので入札した。

 値段が競り上がり、結局2万5000円を越した辺りで入札を諦めた。もう少し粘れば落札出来たかも知れないが、まぁ気長に待つしかない。自分が生まれた年のランタンの仄かな灯りの下で、友人らと一献やるのが夢だが、安い夢だと思う(笑)

 キャンプが好きで、アウトドア用品は結構な数持っている。倅が小さい頃には車にそれを載せ猪苗代湖やらに出掛けたりもしたが、ここ十数年程は出すのも面倒なのでキャンプの時は寝袋以外の道具は友人に任せっぱなし。

 二年前に渓流釣りを覚えたのを機に、押入れに仕舞っていた品を引っ張り出してみた。全く使っていないテーブルやバーナーやストーブ(グリル)、コッヘルやらが沢山出てきた。ランタンもグリーンの普段使いの物と1960年代の赤ランタン。

 それでも満足することなく、不要な道具は出品したり友人にあげたり。渓流釣りやシングルキャンプのギアを揃え様とオークションを覗いている。テレビCMで「それって本当に必要ですか?」と言われハッとしたのも聞く耳を持たず(笑)

 確かに今直ぐ必要じゃない物がかなり多くなってしまった。でも、よくよく考えて見れば無駄は多い。連日垂れ流されるACのCMにも「それって本当に必要?」とツっ込んでしまうし、テレビ局も同じ様な番組ばかりで必要とも思えない。

 何より、「それって必要ない!」と思ってしまうのは無為無策で末期症状のの菅政権だろう。序に言わせて貰えば、原子力行政を扱う経済産業省と原子力の監視機関の原子力安全・保安院が同じ省庁では健全に機能してるか疑ってしまう。

 やはり分離すべきだろうし、東電に天下りした官僚こそ必要じゃないと思う。原発事故に至る諸悪の根源は安易な天下りに在ると言っても過言ではない。

cordial8317 at 06:31|Permalink

2011年04月06日

支那人留学生への厚遇を止め震災孤児の救済を!

 ブログの更新が滞ってしまった。連日、テレビから垂れ流されるACのCMと地震関連の報道ばかりでやる気が失せたし、政治批評中心に書いてはいるが、政治の世界は相変わらず同じことの繰り返しで批判するのも疲れたのも確か。

 地元のローカルネタの「汚れた顔の紳士達」も揮っているが、このネタを書き綴ると閲覧する人数は増えるが、何故かブログランキングは大きく下がる。

 タダ読みしてクリックに協力しない人が多いか見て取れる。まぁランキングに一喜一憂している訳ではないが、ランキングバナークリックに御協力を(笑)

 地元紙にホッとする記事が載っていた。郡山市の薫小学校の卒業生が、震災で被災し郡山市内に避難している入学する児童に、自分達が6年間使っていたランドセルをピカピカに磨いて、ワックスをかけ、メッセージを添え渡したという。

 その数、180個。ランドセルを渡す6年生も、それを貰う新入生の児童達も実に嬉しそうで微笑ましい。こうした光景に見ているこちらも嬉しくなった。

 小学校入学で両親や祖父母らから買って貰ったランドセルや学用品を震災で全て失った新入生に上級生から思いを寄せ手渡す。新入生にとってそのランドセルは決して綺麗な物ではないかも知れないが、それ以上に光り輝いて見えるに違いない。

 震災で両親や親族を亡くした「震災孤児」は少なくない。孤児の中には「あしなが育英会」に奨学金の申請を出した子供もいる。高校、大学入学は待った無し。

 こうした子供達を救ってやるのが、政府ではなく「あしなが育英会」というボランティア団体に頼らざるを得ないのは実にもどかしい。因みに、「あしなが育英会」は、名前も明かさない人達からの寄付金で運営さているという。

 ACのCMでは、「人の思い(心)は見えないが、思いやり(心遣い)は誰にでも見える。」とのシーンを流している。だが、本当の思いやりや心遣いというのは「あしなが育英会」へ寄付をしている方々の様に人知れずやるものだと思う。

 今回の大震災では多くの支那人留学生らが被曝を恐れ、逸早く本国へ逃げ帰った。此れを機に再来日しなくて結構。この支那人留学生には一人当たり、年間250~300万円の予算が組まれ、学費は免除で、月々の生活費も保証されている。

 四年間で平均1051万円もの血税が使われており、政府の予算はナント2600億円に及ぶというからフザケタ話しだ。震災を機に、支那人留学生への厚遇を止め、震災孤児の救済と将来を担う日本の子供達の教育にこそ使うべきだろう。

 我が国が支那人留学生や支那人犯罪者で溢れ返ることなったのは、その昔に中曽根康弘が靖國神社へ公式参拝し、その参拝を中共から咎められ、内政干渉に屈した挙句に、その見返りとして「中国人就学生十万人計画」を約束したのが原因だ。

 所謂「A級戦犯分祀論」始め、中曽根の売国的大罪は枚挙に遑なし。軟弱土下座外交の元凶・中曽根が大勲位・大老を気取り、大連立政権構想に一役買い世論を撹乱しようとしているが、最早老害以外の何物でもない。中曽根逝ってヨシ!

cordial8317 at 05:49|Permalink