2010年12月

2010年12月30日

中共の圧政と戦う英雄たち

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 支那の民主活動家・劉暁波氏のノーベル平和賞は、中共政府の圧政に呻吟している人民や国々にとっても快哉な出来事だった。ノーベル賞授与を巡っての度重なる圧力や抗議は、多くの国々から反感を買うと同時に、中共による人権侵害が蔓延っている事実を証明した。劉暁波氏は、中共政府の一党独裁の廃止こそ人民を救うという信念で活動を続け、弾圧と制裁を受けながらも怯むことなく民主化運動に取り組む姿勢は勇気と良心は賞賛に値する。

 1989年の天安門事件で逮捕・投獄され、他の民主活動家が病気治療の名目で国外に移住したが、劉氏は国内に留まり、刑期を満了した。しかし、2008年に「0八憲章」を起草・公表したために更に11年の刑に服している。劉氏がノーベル賞を授与された12月10日、モンゴル人活動家・ハダ氏が内蒙古自治区・赤峰刑務所から15年の刑期を終え出所した。モンゴル文化の保護や民族自決を訴え、1992年に「南モンゴル民主連盟」を組織したハダ氏は、1996年に「国家分裂及びスパイ活動の罪」で逮捕・投獄された。

 ハダ氏の妻シンナさんは、夫の不在中、フフホト市で書店「モンゴル学書社」を経営し生計を立て、モンゴル人同胞にその文化と抵抗の精神を絶えさせないとの思いで必死に生き抜いた。中共政府の厳重な監視下に在るシンナさんは意見発表に奪われているが、ニューヨークに本拠を置く「南モンゴル人権情報センター」は国際電話で取材した談話をインターネット上に掲載し、獄中のハダ氏個人の動静のみならず、情報統制下にある南モンゴルの現状を知らせる貴重な情報源となって来た。こうした活動も高く評価されるべきものだろう。

 中共は尖閣列島での漁船衝突事件で希土類(レアアース)の輸出規制を行ったが、この鉱物資源の多くはモンゴルに存在する。清朝末期からモンゴル高原の遊牧地帯に入り込んだ漢族が、痩せた土壌を開墾しては放棄した結果、砂漠化した。日本に飛んで来る「黄砂」もその影響だ。この砂漠化した地下に莫大な鉱物資源が確認されると、原住民のモンゴル人は「過放牧禁止」や「生態回復」という欺瞞の環境政策で強制的に立ち退かされた。鉱物開発権は一切の法的手続きを無視し、漢族官民が利益を独占しているのだ。こうした実態を知りながら、漁船衝突事件でレアアースが輸出規制をされるや否や、政府や日本企業の右往左往ぶりは醜いものだった。劉暁波氏やハダ氏の爪の垢でも煎じて飲めとは言わない迄も、日本人としてのプライドを持って欲しいものだ。

 劉暁波氏やハダ氏だけではなく、支那では隠れた英雄達が、中共の圧政で呻吟している人民を救う為に命懸けで戦っている。活動家は斯く在りたいものだ。

 今年のブログも此れが最後です。拙ブログを見て頂き有難うございました。皆様も善い年を御迎え下さい。  爆発五郎こと佐久間五郎拝

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2010年12月27日

酒は飲むべし、酒は飲むべし

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 土曜日は、数年ぶりに邂逅した朋友から「是非、連れて行きたい居酒屋が有る」というので、夕方出掛けた。場所はナント東京赤羽。店の名前は「米山」。

 中々マニアックな店で、開店は6時15分。この一回目の開店時に入れないと、次に入れるのが8時半以降の完全総入れ替え制。

 七時半に到着し、二回目の先頭に並ぶ。寒風吹き荒ぶ中、久しぶりの再会で話も弾み、待ち時間を感じさせないが、8時半過ぎになっても入れる気配無し。9時過ぎに漸く入店。

 店には何やらルールが有るらしく、注文は連れにお任せ。

 先ず飲み物は「ホッピー」を注文。次にメニューだが、焼きトン中心で、生、半焼き、焼きが有り、レバー、タン、ハツの生とレバー、カシラ、ハラミ、ハツの半焼きとつくねとあぶら、タマネギ和え(此処では合え)、おしんこ、肉豆腐を注文。

 ホッピーを飲み、暫しすると刻み葱とニンニク(ニンニクか生姜を選ぶ)が盛られた皿が運ばれ、生の肉が乗せられる。此れが絶品。お好みで胡麻油、醤油、塩で味付けして食べる。

 生肉の次に半焼きの品々。生も旨いが、半焼きのカシラとハラミも最高。つくねがこれまた絶品で、スパイシーな味付け。

 自分的には、浜松町の「秋田屋」、蒲田の「八幸」が最高峰だと思っていたが、ここ「米山」も引けを取らない逸品で、それどころか一番美味しいかも知れない。

 このつくねを目当てに来る客が多いと言うのは頷ける。二本ずつ頼んだが、「今日は一本しか出せない」との事。でも一本だけでも食べられただけラッキーだった。

 ホッピーを二杯飲んでから、グレープフルーツ割りを頂く。連れはトマトジュース割りにタバスコを少々。

 「米山」の焼酎は凍らせて細かく砕いたのを入れるので、氷で薄くなるという事が無いから兎に角酔っ払う。美味しいからと調子に乗っているとエライ目に遭うから注意が必要だ。

 最後の肉豆腐が出て来た頃にはかなり酔った。肉豆腐は御飯に掛けたら〆に最高だろうなと思いながら、待ち時間を含め3時間の愉しい時間はあっと言う間に終了。

 この店の名物の「あっさり煮込み」「水餃子」「マカロニサラダ」は売り切れて食べられなかったのが残念だったが、次回の裏返しの際には絶対夕方に参上し、完全制覇したいと思っている。

 師走に入り「忘年会」やら「納会」やら「クリスマス」に託けて酒を飲む機会が多くなるが、酒を飲むならやはり愉しく飲みたいものだ。

 牡丹花肖柏(ぼたんかしょうはく)の詩に「我仏 隣の宝 婿舅 天下の軍 人の善悪」という一首が有る。要は、人の集まる所で口にしてはならないものなのだが、酒席では中々そうは行かない。

 人の悪口位盛り上がるものはないから、困ったものでついつい呑み過ぎてしまう。

 坂本竜馬の詠んだ詩に「酒は飲むべし酒は飲むべし 人生唯酒ありて肝を開く 酔中の快楽人知るなし」というものが有るが、酒に関する詩では此れが一番好きだ。

 「飲酒詩」の中でも漢詩には「月下独酌」など浪漫を感じるものが多いが、自分にはチョッと敷居が高過ぎる。

 盃に月や菊や桜の花弁を浮かべたり。此れにはビールや焼酎、ウイスキー況してや老酒や紹興酒では興醒めで、やはり日本酒が一番合うと思う。

 晩酌には、故郷二本松の地酒「大七」の純米酒を錫の徳利に注いで、同じ錫の盃に注ぎチビリチビリでやっている。

 この酒は熱燗が合うが、面倒なのでの今の時期は冷や(常温)で飲む。夏場は冷やして。

 冷酒には「涼冷え(15度前後)」「花冷え(10度前後)」「雪冷え(5度前後)」と呼び方も様々。

 燗酒も同様で「飛び切り燗(55度前後)」「熱燗(50度前後)」「上燗(45度前後)」「ぬる燗(40度前後)」「人肌燗(37度前後)」「日向燗(33度前後)」。

 他にも日本酒は、色や香り酸味や日本酒度で呼び方が違うと言うから実に奥が深い。

 県内、特に会津には日本酒の酒蔵も多く、毎月25日を「会津清酒の日」と定めている。

 「酒は二合が適量」と言う事らしいが、日本酒を飲む時に欠かせないのが「やわらぎ水」。唯の水だが侮る勿れ。やわらぎ水を傍らに適量の飲酒を心掛ければ海老蔵の様な失態は免れるかも知れない。

 会津の地酒「栄川」を愛した最後の浪人・阿部勉が「数々の過失は酒と共にあり その酒抱きて今日も堕ちなん」と詠んだが、阿部さんも「やわらぎ水」を傍らに置いて飲んでいたらチョッとは違っていたかも知れない。

 「我死なば 火には焼ぶすな 栄川の二級に浸して 深く埋めよ」とは阿部さんの時世の句だ。

 やはり酒は飲むべし、酒は飲むべし。酒での失敗は数知れないが、それよりも得る事の方が遥かに多い。

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2010年12月25日

未来のこどもたちのために

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 来年度予算案が閣議決定された。一般会計は過去最大だった昨年度を上回り総額92兆4116億円。来年度の国債発行総額は前年度当初比7兆1804億円増の169兆5943億円と、過去最高を更新し3年連続で拡大した。

 国債残高は668兆円程度に上る見通しで、「国民1人当たりの借金は524万円」。年間の利払い費は9兆9238億円となり「利息だけで1日272億円」の計算だという。発行総額のうち新規国債は44兆2980億円。過去に発行した国債の償還に充てる借換債は111兆2963億円。

 マスコミはこうした数字を羅列して「日本は深刻な経済危機」などと煽るが、日本の純資産残高(債務残高から金融資産を引いた数値)は欧米に比べ然程悪くは無く、日本の国債も95%以上を国民が購入している点を見ても、他国とは違う。

 国債残高にしろ年間利払い費にしろ、見方を変えれば国民の預貯金と同じで資産だ。つまり国債は国の借金ではない。「投資は税収を生む」という事を知らないから「此の儘では国が破綻する」という風説が流布され、結果「公共投資はダメ」「赤字国債の発行もダメ」と言った妄言が罷り通るのだ。

 深刻なのは、国債発行額を下回っている約41兆円程度の税収不足で、ならば「此れ以上の国債発行はダメ」というより、予算の大きな負担になっている利払い費を見直すべきで、そろそろ「無利息・非課税国債」の発行を検討するべきだろう。財源の見直しや組み立ては大事だろうが、景気浮揚と税収アップを願うならば国債をもっと増やすべきで、思い切った公共投資を行う事こそ必要なのだ。

 クリスマスイブの昨日、実に感動する話しに出会った。愚生の住む郡山の隣町の須賀川市に住む、安藤ツヤさん(80歳)が市役所を訪れ「市の子供達の人材育成へ使って下さい」と、6000万円を寄付した話しで、どうせ何処かの金持ちの婆さんの節税対策かと思いきや、ツヤさんが給与や退職金、年金をコツコツ貯めたものだというから驚いた。

 寄付を思い立ったのは、その昔、警察事務員をしていた折に、新聞で地元出身の実業家坂本鉄蔵氏の寄付を基にした奨学金制度の存在を知り、その奨学金で勉学に励み、坂本氏の墓参をする若者の逸話に強く心を動かされたからだという。

 今もツヤさんは、借家住まいで質素な暮らしを続けているという。兄との二人暮らしだったが、その兄も他界した。質素倹約に励み、貯めた浄財を子供達の為に寄付するなど出来るものではない。ツヤさんは、今夏の酷暑で体調が優れないというから心配だが、養生して長生きして欲しいものだ。

 市は、浄財の使い道をどのような施策、事業が出来るかを慎重に検討して行くという。だが間違っても民主党政権の「子ども手当」と同じ様な、ばら撒きだけはやめて貰いたいものだ。国家予算も、こうした篤志家からの浄財を生かすも無駄にするのも使い方一つ。未来の子供達の為に役立つ施策を願って止まない。

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2010年12月23日

奉祝・天長節 天皇陛下萬歳

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 本日は天長節(天皇誕生日)。皇国臣民としての喜びこれに優るものなし。日本は永い歴史の中から数々の伝統及び制度が生み出されてきた国家であり、そんな中で永遠に無くなってはならぬものが天皇を戴く国家の在り方である。此れこそ、日本のあらゆる制度の基盤であり核心である。

 日本は「万世一系」と言われる様に、皇室を中心とした世界で一番古い国だ。日本人は、2670年の永きに亙り天皇を戴き、常に国民や世界の平和を祈り続けておられる天皇を、善き至高の存在として暮らして来た。

 皇室の伝統を繋ぐものに三種の神器が在る。

 「鏡」「勾玉」「剣」、此れは日本の精神を表すもので「鏡」は「誠の心」、「勾玉」は「慈愛」、「剣」は「勇気」である。 我々日本人が未来永劫護り抜かねばならぬ歴史・伝統・文化が今、「剣」という「勇気」が欠けてしまい、自国を自国の勇気で護ろうとする気概が無くなってしまった。

 「誠」と「慈愛」と「勇気」が有ってこそ、人間として覚醒し日本人として存在出来るのだ。我々は日本人として自分の家族や友人や郷土や伝統文化を護って行かねばならない覚悟が必要なのだ。立派な歴史と伝統と文化を持つ日本という国に誇りと勇気を持って、更に善い国を創ろうではないか。

 天皇誕生日は、所謂A級戦犯として処刑された7名の命日でもある。何故に当時の皇太子のご生誕の日を選び処刑を行ったのか。何のことは無い、未来永劫、日本人に贖罪意識を持たせる為のもので、この事実を知るだけでも米英を始めとした連合国が如何に非情かが解るというものだ。

 我国には「A級戦犯」「B・C級戦犯」「戦争犯罪人」などという呼称はない。刑死、獄中死された方々は「法務死」と称されており、靖国神社に「昭和殉難者」としてお祀りしている。

 極東軍事裁判に於いて弁護する機会も与えられず、一審即結審という復讐という名の茶番劇で、或いは外国の地で不当に処刑されたこの方々の命は決して軽いものではない。敢えて反論もせず命を捧げて罪を償ってくれたのだ。この方々の悲劇を忘れてはならない。

 極東軍事裁判で、国際法の原理に基づき「この法廷で日本を裁く権利は無い」とし『各被告は全ての起訴状中の各起訴事実部につき無罪とされなければならない』と述べたパル判事の意見は忙殺され、多数派の判決は日本を侵略国と断罪し、その責任者として7人に絞首刑の判決を下した。

 パル判決が正しいものであったことは、判決から僅か2年半後に証明される事となる。米国軍事委員会でマッカーサーが「彼ら(日本)が戦争に入った目的は、主として自衛の為に余儀なくされたものだ」と証言した。極東軍事裁判は連合国最高司令官マッカーサーの権限に基づいて行われたものだが、その責任者が公的な場で認めたのだ。

 我国には「戦犯」など存在しない。今日の天皇誕生日を祝うとともに、戦犯との汚名を着せられ続けている英霊の御冥福を祈るものである。 合掌再拝。

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2010年12月18日

「日本全体で基地負担を」と言ってはみたが

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 菅首相が沖縄を訪問し普天間問題の迷走を謝罪、改めて県内移設に理解を求めた。此れに対し仲井真知事は不快感を示し、県外移設を要求した。知事の「日本全体で基地負担を」との持論は理解出来るが、ならば沖縄県民へも日本国民として日本全体の防衛の大義も啓蒙して行くべきだろう。

 菅も知事も、専ら自分達の利害やその場凌ぎの遁辞を羅列するばかりで、国民の生命・安全を守るという国防の在り方を論ずることは全く無い。米軍普天間飛行場の移設を巡る迷走ぶりは、正に「愛国心」の無さと「国防意識の欠落」に起因すると言っても過言ではない。

 日本は残念なことに愛国心の無さと国防意識の欠落という点では世界に冠たる国に成り下がってしまった。国防と言う国本来の大本を米国に委ね、まやかしの平和を享受して来たことを恬として恥じない民族になってしまったのだ。

 沖縄に限らず、日本が米国依存の体制から脱却出来るならそれは大いに結構だが、憲法の見直しもせず、国防力強化も図らずに米軍を撤退させれば、中共が触手を伸ばして来るのは火を見るより明らかだ。

 日本は明治維新の大業を成し遂げ、欧米列強に遅れまいと近代化を進めた。先達は外交交渉一つにしても、日本国に誇りを持ち、日本人を守るという気概を持って事に当った。

 日清両属を主張する琉球を沖縄県として統合した「琉球処分」も、日本の国土統一を進める明治政府にとって不可避の課題で、明治5年に琉球藩を設置し、琉球王の尚泰を藩王に任命、明治12年の「廃藩置県」の通達により首里王府を解体し沖縄県を置いた。

 しかし、清国は此れを喜ぶことはなく、東京や北京で画策を謀り国際問題化した。清朝の摂政・恭親王、直隷総督・李鴻章は北京訪問中のグランド元米国大統領と会見し、琉球問題の仲介を依頼した。

 しかし、日本を訪問したグランドは、伊藤博文、西郷従道と日光で会談するも、清朝の旧態を批判し、日本を支持したのだった。英国でも「琉球処分」での日本の論拠を擁護している。

 日光会談後、東京でも日本政府とグランドとの会談が持たれ、会談には明治天皇も御臨席なされた。当時の日本外交が用意周到に展開されたことを窺わせるものだろう。

 「琉球処分」後も、沖縄では頑固党(親清派)と開化党(親日派)との抗争が絶えなかったが、日清戦争で日本が勝利すると、親清派は沈黙し、初めて沖縄が静穏に発展し軌道に乗ったのである。正に内政と外交は不可分なのだ。

 それに比べ現在の国家観皆無の政治家連中の為体には厭きれるばかり。民主党の「沖縄ビジョン」は、中共による「琉球処分」への報復であり、陰謀だろうが、それに気付かず米国依存の体制から脱却を図るとは狂気の沙汰と言う外無い。

 米軍基地を沖縄から移設出来るのならばそれはそれで大いに結構な話しだが、国家の防衛を否定する憲法が存在する限りそれは単なる画餅に過ぎない。

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2010年12月17日

武士道とは死ぬ事と見付けたり

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 昨日は上京し、物心両面で御支援頂いている大手警備会社の会長に御挨拶。1時間程鼎談し、その後は畏友のN氏とO社長と何故かK視庁公○部のH氏も合流し、鰻の名店、石川台に在るその名も「鰻家」で一献。数日前に予約し「う巻」と「肝焼き」を頼むも「肝焼きは年内一杯予約で埋まってます」との返事に驚く。店に到着し、白焼き、茶碗蒸し、焼き鳥、御新香を注文。ビールで乾杯し、愚生は程なく「八海山」の盛っ切り酒を呷る。先客と出前で注文した料理が中々出て来ないが、N氏の会話の妙で時間を感じさせない。

 「武士の家計簿」の作者の磯田道史と映画で主演をした俳優との対談が週刊新潮に載せられ、その中で、忠臣蔵の討ち入りが「大義」などではなく「打算」だと言い張り、「内蔵助は忠義心から討ち入りしたというけど、それだけだろうかと子供の頃から思っていました。討ち入らなければ大石家は山科で帰農し、そのまま埋もれたでしょう。けれど吉良を討ち取った結果、子孫は本家の浅野家に千五百石の高録で召抱えられた。討ち入った当人達が一瞬、切腹の痛みに耐えれば、子々孫々の代まで生活が保障された。彼ら武士は家が大事です。忠義ばかりでなく、子孫の将来まで考えて討ち入ったと思うんです」との持論を披瀝している。

 N氏が先週、ブログで、「磯田と言う男は、つまり人間、とりわけ男と言うものの美学のカケラも持ち合わせず、金銭的な「打算」のみが、この男の全ての価値の判断なのであろう。大石内蔵助の子孫と言うのが本当ならば、大石も死んでも死に切れまい」と断じたところ、何やら磯田の言い分に賛同した輩から「それって普通に有名ですよ」とのふざけたコメントが寄せられたというからN氏の怒りを察するに余り有る。

 「葉隠」では、赤穂浪士の討ち入りに触れた部分が有る。

 「赤穂浪士の仇討ちも、泉岳寺で腹を切らなかったのが落度と言うべきだ。それに主君が死んで、敵を討つまでの間が長過ぎる。もしもその間に、吉良殿が病死でもなされた時にはどうにもならないではないか」

  仇討ちと言うのは緻密な計画でやるものではなく、武士で在る以上は即刻「やられたらやり返す」と言うのが本道で、事の成否は問題ではないと言う。成否よりも行為自体に意味が在ると言うのだ。赤穂の武士を「上方の人間は小利口だから、世間から褒められる様にするのは上手である」と嘲笑している。赤穂浪士の討ち入りを打算的と見るか否かは夫々だろうが「仮名手本忠臣蔵」が日本人の美学を現し、多くの国民から愛されているのは確かな事だ。

 談論風発していたら漸く注文の品が運ばれて来た。N氏は今夜も忘年会が有るらしく何時もの様な豪快な飲みっぷりではなかったが、二時間余りの愉しい酒席だった。夕方郡山へ無事に帰還し、久しぶりに「THE・BAR」へ顔を出しギムレットを注文。ジンはゴードンで。その後はハーパーのソーダ割りを二杯。小腹が空いたので「魚紋寿司」を覗くも満杯で入れず「春鮨」へ。冷酒を注文し、鰤と〆鯖、鯵、穴子を握って貰う。その後はバー「八百甚」へ。N氏の言葉を借りれば正に「大破轟沈」、気が付けば頂いた浄財は殆ど無かった... 猛省。

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2010年12月15日

硫黄島訪問での秘話

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 菅首相は昨日、硫黄島を訪問し遺骨収集作業を視察した。自らも遺骨収集に加わり「遺骨を家族の待つ地に返すのは国の責務。一粒一粒の砂まで確かめ、一人でも多く帰還出来る様に全力を尽くす」と視察後の追悼式で挨拶した。収集前、菅は跪き両手を合わせ合掌し頭を垂れる。しかし、善く善く見れば軍手をした儘で遺骨が埋もれている場所で拝んでいる姿には違和感を覚えた。

 人は遺骨の上を歩かない。此れは古来の日本人が厳しく護って来た道である。昭和47年(1972年)、高松宮宣仁殿下が硫黄島へ行かれた際の秘話が有る。

 「壕の中に折り重なっていた遺骨は片付けたが、未だ遺骨が散らばっていた。壕の中に案内された宮様は、ハッと息を呑む気配を御見せになり、やがて地べたに正座し、両手を着き首を垂れ瞑想状態に入られた... 別の壕では靴を脱がれ素足で骨片の散らばる壕内に入って行かれた...」素足で歩かれ視察したのは、唯一高松宮殿下一人だったという。

 菅にも素足でやれとは言わない迄も、せめて軍手を脱いで合掌するべきだったろう。遺骨収集を否定するものではないが、集めた遺骨や残る全ての遺骨を千鳥ヶ淵墓苑に埋葬するのだろうか。そうとは思えない。多くの遺骨で手狭となったと言う理由で、千鳥ヶ淵墓苑や靖国神社に代わり「国立戦没者追悼施設」の建立を企てるのではなかろうか。

 日本政府が、先の大戦で犠牲となった方々の鎮魂の為に建てた慰霊碑はアジア各国やロシアに点在している。インパール作戦での日本兵の霊を鎮める為に、数年前、インドのレッドヒルの近くに慰霊碑を建立した。しかし、此処を訪れた人は皆愕然とする。施設のコンクリート床は手抜き工事で大きく傾き、薄汚れ、驚くことに肝心な慰霊碑が無いと言うのだ。

 シベリア抑留の帰還船が出たナホトカにも慰霊碑が在る。亡くなられた方々の霊を慰める為の碑なのだが、一般の人の墓と同じで実に安っぽく「日本人墓地」と書かれたそれは、とても悔し涙を飲んで亡くなった同胞を慰霊するものではない。政府に英霊への尊崇の念が無いから、魂の無い形だけのものになってしまうのだ。

 数年前に友人らと戦跡慰霊でサイパンを訪れた事が有る。日本政府の建てた慰霊碑は確かに存在してるが、やはり手入れが行き届いておらず寂しい佇まいをしていたのを思い出す。

 異国の地や激戦地で斃れた方々は、祖国の為、家族を守る為、アジアの独立の為という大義に殉じたのだ。屍は此処に草生すとも「靖国で会おう」との言葉を残し散って往った魂は今、靖国に還り、滔滔と生き続けているのだ。「国立戦没者追悼施設」より、靖国神社を国の責任で護持し、国民挙って護国の英霊に感謝し、崇敬の誠を捧げる事こそ有要である。

 『精魂を込め戦いし人未だ地下に眠りて島は悲しき』(御製)

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2010年12月14日

菅さん、「仮免許」の有効期限は6ヶ月ですよ!

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 小沢の政倫審への招致を巡り「幹事長一任」で決着した。全くの茶番劇で、又しても民主党の自浄能力の無さと政権担当能力の無さを露呈した。菅は、小沢を排除し「仮免許」から脱して独自色を出そうと必死な様だが、問責決議を出されている仙石も排除しない限り「仮免許」状態は続くだろう。しかし、仮免許の有効期限は6ヶ月。結局、免許取得は無理だろう。

 小沢を語る時「不透明な政治資金疑惑」を切り離すことは出来ない。疑惑は枚挙に暇なし。土地取得問題の他にも不動産疑惑。「陸山会」が合計10億3千万円相当の不動産を政治資金で買い漁り、全てが小沢個人名義になっている。要するに自分のポケットマネーではなく、有権者からの浄財や「政党交付金(助成金)」を駆使して個人的な蓄財をしているのだ。これらについて小沢は、白々しく「私は陸山会所有の全ての不動産について如何なる権利も持っていない」と詭弁を弄しているが、法律を作る側の国会議員が、その法律の抜け道を巧妙に掻い潜り不動産購入や蓄財に充てる事は、政治的にも道義的にも許されるものではない。

 民主党では「政治資金の透明化」「政治資金規制の強化」を掲げてはいるが『政治資金による個人蓄財の禁止』は明記していない。収支報告書の開示や領収書の保存などを挙げながら、小沢が行った政治献金の大きな抜け穴に関しては全く手を打たない。はっきり言えば手を打てないと言うのが本音なのだ。如何に民主党が小沢の独裁政党かが垣間見れる。注目すべきは、未だに疑惑になった政治資金を自分の懐に仕舞い込んだ儘なのだ。西松建設事件で問題になった3億円も、不動産疑惑で問題になった10億円以上の献金も、北朝鮮系の水谷建設からの闇献金も、新生党と自由党解党時の政党交付金の23億円余りの金も、今以って小沢の政治団体の手中に在る。

 此れらの疑惑を追及するのに「政治倫理審査会」という馴れ合いの場で追及しても何の意味も無く、全国民が注視する中で「証人喚問」を行うべきだ。以前には「政倫審に出席する」「政治とカネの問題から逃げない」と大見得を切った小沢だが、今や「出る意味は無い」と逃げ足を踏んでいるのには開いた口が塞がらない。世論調査を見ても、国民の多くは、小沢が説明責任を果たしたなどと思ってはいない。此の儘、逃げ果せると思ったら大間違いである。「天網恢恢疎にして漏らさず」

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2010年12月13日

「子ども手当」より教育の中身が大事

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 民主党政権誕生の要因ともなった「子ども手当」だが、民主党にとって「子ども手当」が政権浮上の鍵を握る起死回生の策なのだろうが、手当の上積み給付がどうだとか財源がどうだと言った末の議論より、将来の日本を担う子供達に自国への誇りと自信の持てる教育を如何に施すかということが肝要で、政治家が教育を疎かにして金の分配だけに狂奔するのは本末転倒である。

 民主党と日教組との関係は今更指摘するまでもないが、民主党のマニュフェストには「子ども手当て」や「授業料無償化」を明記しても、将来を担う子供達にどの様な教育を施すべきかという事は一切書かれていない。「愛国心」も「道徳心」も「学力向上」も明記せず、国民から負託されたという驕りから、またもや国賊日教組主導の教育となり偏向教育が施されている。唯でさえ、現在の学校教育は「学級崩壊」という言葉が飛び交う程破滅的な状況で、この教育荒廃を生んだ元凶の日教組が教育界にのさばっている現状は狂気の沙汰と言う他無い。

 嘗て日本は教育立国として、明冶の試練と昭和の国難を乗り越えた。極貧の中から多くの偉人が輩出したのは立派な教育の故である。「坂の上の雲」の秋山兄弟の父親が「好きで貧乏しているのではない。敢えて君等の将来を考えてやっているのだ。昔の偉人や英雄は極貧の中から生まれた。金持ちから偉人や英雄は生まれん」と苦諫する場面が在るが、教育の原点とはこんな処に在るのではなかろうか。現在はどうだろう。国民の勤勉性、家族愛、愛国心、信義誠実の原則は失われ、心の中の高貴なものを失い、高邁さを忘れ、在るのは自己中心性の欲望だけだ。

 有識者やマスコミが取り上げる胡散臭げな問題に一喜一憂し、問題が出れば、その萌芽は日本に有ると貶し貶め、それをマスコミ御用達のインチキ言論人が大騒ぎし煽る。政治家は平身低頭し謝罪を続け、頭に有るのは保身と次の選挙だけ。頽廃したマスコミは国益を擁護する気配など皆無で、国民の愛国心を蝕み、「マスゴミ」と揶揄される始末だ。迷えるものはつまらぬ宗教に走り、私利私欲の欲望に塗れている。「子ども手当て」や「授業料の無償化」「高速道路の無料化」「年金」「医療費」「社会保障」... 国民は民主党のばら撒き政策に便乗し、「カネをくれ」の大合唱は実に見苦しいばかり。

 高邁な魂を喪失した日本に最も大事なものは「子ども手当て」よりも、将来を担う子供達への教育を如何に充実させるかである。

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2010年12月12日

一兵卒が国会審議の妨げに

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 民主党執行部は、小沢一郎を政倫審に招致する方針を固めた。小沢の政治とカネの問題で国会審議が遅れているが、「一兵卒として党に尽す」筈の小沢が幹事長に逆らい、国会審議の妨げになっているのだから滑稽と言う他無い。幹事長の再三の面会要求を拒み続けているが、党を仕切る幹事長が一兵卒議員に会えない状態は、岡田ならずとも「チョッと異常な事態」を通り越し、最早壊滅状態で、遅かれ早かれ民主党は瓦解するだろう。

 当の小沢は相も変らず「自分の姿勢と政治生活に於いて一点も疚しい事は無い」と堅白同異の弁を垂れ流し、更に白々しくも「今や一兵卒だが、多くの仲間と力を合わせ民主党政治を成功させる為に全力で頑張る。もう一度、国民の期待に応えられる様な民主党政権にしなければならない」と宣っているが、その一兵卒が民主党政権の支持離れと党を瓦解させる最大要因になっている現状には気付いていない様だ。

 政治資金規正法は議会制民主主義の根幹を成す法律であり、政治資金の実態を偽ることは、国民を欺いて政治判断を歪めることに他ならない。法律を作る側の国会議員が、その法律の抜け道を巧妙に掻い潜り不動産購入や蓄財に充てる事が有ってはならないのだ。

 検察審議会の「起訴相当」の判断に、小沢は「今後は裁判の場で私が無罪で有ることが必ず明らかになるものと確信している」と悪怯れた様子もないが実に見苦しい。検察審議会が「本人の供述は極めて不合理で不自然」と断罪し「起訴相当」と議決した様に、多くの国民も又政治とカネの問題が解決したとは思ってはいない。小沢は先の代表選で「政治とカネの問題から逃げない」と大見得を切ったが、ならば堂々と政倫審に出席すべきで、高が政倫審如きに何をそんなに怯えているのか。

 民主党議員には小沢に阿諛追従するクソ議員も多く、自浄能力の無さと政権担当能力の無さを露呈するばかりだが、党利党略を優先し、大連立構想に狂奔している野党議員にも呆れ果てて返す言葉も無い。此処一週間の動きを見ても読売の渡辺に嗾けられ、鳩山兄弟やら舛添やら与謝野、自民党の谷垣や森らが密談しているが、こうした旧態依然の政治手法は国民に疎んじがられるばかりではなく、単なる野合は国益を害するだけだ。

 小沢の師である田中角栄も金丸信も晩年は「政治とカネ」で失脚した。小沢は、政治力では田中や金丸に及びはしないが、政治家としての末路は同じだろう。歴史は繰り返されるのだ。いっそ醜態を曝す前に潔く引退した方が身の為だ。

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cordial8317 at 10:52|Permalink

2010年12月11日

尖閣・南小島の地代、年間190万円也

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 二十四節気の「大雪」が過ぎ本格的な冬が到来し、今年の世相漢字の「暑」を見ても他人事の様に感じる。連日寒さで外に出るのも億劫だ。と言っても「乞食の朝謡(あさうたい)」と同じで、普通の人なら働き始めの忙しい朝の時間でも唄を謡っていられる境遇の吾身は乞食と同じで気楽なものだ。夜は8時頃には寝て、翌朝4時には起床する。朝に大体の用事を済ませ、ブログも更新し、後は筋トレをやったり、携帯ゲームで気晴らししたり。10日程前、今迄の携帯からスマートフォンに替えたら携帯ゲームが出来なくなってしまった。ミクシィとグリーとモバゲー、全滅(笑)、土日の競馬も出来なくなった(泣)メールや日記の更新も今迄より面倒臭い。携帯を弄る時間が減った分、読書や趣味の時間が多くなったのがせめてもの救いだ。

 相変わらずマスコミは興味本位の海老蔵事件ばかりが取り上げられ、魑魅魍魎が蠢く政界では、大連立やら民主党の内部分裂の下種な話題ばかり。根岸英一氏、鈴木章氏のノーベル賞授賞式など申し訳程度の報道だ。明るい話題の報道を心掛ければ自ずと世の中も明るくなると言うものだ。PAC3の全国配備も、朝鮮半島有事に備えての邦人救出策定案も、尖閣列島へ上陸した石垣市議の報道も小さな見出し程度で、こうした国家の基本の問題と言うべきのニュースをもっと多くの国民に啓蒙する事が肝要だろう。政府は石垣市議会が全会一致で可決した尖閣への上陸案を一向に許可せず、歴代政権同様に中共に阿り、事勿れ主義で遣り過そうとしているが、領土は国の主権であり、自衛隊の駐留や住民への上陸を許可し、実効支配は勿論、安全保障の確立を急ぐべきである。

 魚釣島などの五つの島(魚釣島、南小島、北小島、九場島、大正島)と岩礁からなる尖閣諸島は、国際法上「無主地先占」(持ち主のいない土地を占有した国に、その領有権を与えるという考え方)に基いて、10年に及ぶ現地調査の結果、明治28年1月14日の閣議決定に拠って沖縄県に編入され、世界各地の地図の上でも、支那や台湾の教科書でも日本の領土として公式に認められた。那覇地方法務局石垣支局の土地登記簿に拠ると、魚釣島、南小島、北小島、九場島、大正島の五島は石垣市登野城となっており、夫々の地番を有し、魚釣島、南小島、北小島は古賀善次氏の所有を経て現在は、埼玉県の栗原国起氏が所有し、九場島は那覇市の古賀花子氏、大正島は財務省の所有となっている。

 石垣市議の二人が上陸した南小島は現在、国が年間190万円で借り上げている。問題の多い尖閣列島を国が管理し上陸を規制する事で中共との関係悪化を防いでいるのだろうが、こうした弱腰、事勿れ、全方位外交で国土や国民の安全を護る事は出来まい。抑抑、憲法論議もせずに国家の安全保障を語っている事が空空しい。

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cordial8317 at 08:46|Permalink

2010年12月10日

「愛国」という言葉の由来と大和魂

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 「愛国者」とか「愛国心」というと、日本では未だ自虐史観から脱却出来ずにいる輩が「右翼だ」「反動だ」と非難するが、世界の左翼の中で自国に愛国心や誇りの持てないのは日本だけの珍現象だ。蛆虫共産党、社民党は当然反対するとして、公明党も「国を愛する心」という表現でさえ「国家主義の復活につながる」として、売国政党丸出しで大騒ぎしたことは記憶に新しい。流石は国賊・池田太作の傀儡政党だ。

 「愛国」という言葉の由来は「日本書記」に出てくる持統天皇の言葉に由来する。天智2年(663年)唐・新羅連合軍に攻撃された百済は、日本に救援を求めた。応援に出た日本軍は白村江(はくすきのえ)の海戦で大敗を喫し、生き残った者は捕虜となった。その中の一人、大伴部博麻は唐が日本を攻めるという情報を得たが、日本に知らせる術もなく、自らを奴隷に売って金を作り、仲間を帰国させこの危機を知らせたのだ。此れが持統4年(689年)の事であり、博麻が帰国したのは何と30年後だ。帰国後、持統天皇が博麻の功を顕彰した。

 『朕、その朝を尊び国を愛(おも)ひて、己を売りて忠を顕すことを嘉ぶ』

 博麻が身を以て示した勇気と覚悟こそ「国を愛う心」「愛国心」だったのである。日本人が失った徳目を呼び返そうという標語として『愛国心』は最も相応しい言葉である。

 一方大陸では、古代から日本を「倭(ヤマト)」という字を当てて倭人、倭国と蔑視してきた。倭とは醜い、卑しいといった軽蔑の意味だ。ヤマトの国を「邪馬台国」、日の皇子の女皇を卑弥呼というのは、明らかに日本を馬鹿にした呼称で、日本人が使うのは愚かな事だ。倭(ヤマト)に大和の字を当てたのは国の理想が「和」であり、日本人は自分の国を穏やかな平和の国と無意識に思っているからだ。大和魂という言葉も、先の大戦での特攻精神の様に思われがちだが、そうではない。

 『敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花』

 大和の心(大和魂)とは、花鳥風月、山川草木、春夏秋冬の恵まれた自然に逆らわず調和して暮す、従順な心である。

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cordial8317 at 06:53|Permalink

2010年12月09日

連日、海老蔵事件ばかりが報道されるが

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 連日マスコミでは市川海老蔵の事件ばかりが取り上げられ、緊迫する朝鮮半島情勢や政治の話題は二の次の様だ。ドサクサに紛れてやるのが日本の政治の常套手段で、果たせる哉、読売グループの渡辺がしゃしゃり出て谷垣や鳩山由紀夫と会談し「大連立構想」の姦策を巡らせている。自民党の森が待ってましたとばかり、首相官邸に出向いて何やら密談して来た様だが、こうした旧態依然の政治手法は国民から総スカンを喰らうのは必至だろう。 

 菅は小沢の国会招致問題に絡み、衆院政治倫理審査会での招致議決指示した。此れに小沢チルドレンら小沢支持派が強く反発し、仙石の辞任を要求したと言うが「目糞鼻糞を笑う」とはこの事で、民主党は最早壊滅状態に違いない。当の小沢は、党内事情を他人事と捉え相変わらず政界再編を睨み策謀に奔っているが、小沢にしろ、読売の渡辺にしろ、森にしろ、悪しき輩は早く引退して欲しいものだ。

 昨日、元横綱朝青龍の傷害容疑が起訴猶予となった。横綱審議委員会から「引退勧告」を出され、落涙し引退を決意したことは記憶に新しい。朝青龍が自ら引退表明した同じ日、政治資金規正法違反に問われていた小沢に不起訴の判断が下された。

 不起訴処分とはなったが、嫌疑不十分で罪に問うには証拠が少ないと言うだけの話しで、無実となった訳でもないし、政治的、道義的責任は拭えない。政治資金規正法は議会制民主主義の根幹を成す法律であり、政治資金の実態を偽ることは、国民を欺いて政治判断を歪めることに他ならないのである。「天網恢恢疎にして漏らさず」の譬え通り、小沢は国民審査会で処分が下されるだろう。

 政治家に横綱の様な品格や礼節を求めるのは無理な話かも知れないが、政治とは最高の倫理であり、最高の道徳でなくてはならないのだ。そう考える時、恬として恥じる事無く居座り続ける政治家共には、国民挙って「引退勧告」を突き付けるしかない。

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cordial8317 at 08:49|Permalink

2010年12月07日

やはり12月8日は忘れられない

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 存在と存亡を賭けて戦った大東亜戦争。この戦いは、アジア諸民族の独立と復権を齎した。日本は結果的に敗れはしたが、アジアの「希望の星」の役割は見事に果たした。

 タイのククリットプラモード元首相が実に解り易く述べている。「日本のお蔭でアジア諸国は全て独立した。日本というお母さんは難産して母体を害なったが、生まれた子供はスクスク育っている。今日、東南アジアの諸国民が、米・英と対等に話が出来るのは一体誰のお蔭であるのか。それは身を殺して仁を為した日本というお母さんが在った為である。12月8日は、一身を賭して重大な決心をされた日であり、我々は決して忘れてはならない」

 米国では12月7日(現地時間)を汚名の日「リメンバーパールハーバー」とし、日本を卑怯な国として糾弾して止まない。65年以上経っても依然として我が国は「騙まし討ち」の汚名を着せられ続けている。

 汚名を着せられた原因には駐米日本大使が宣戦布告の覚書を渡し遅れた職務怠慢に他ならないが、抑抑、何故、開戦を決意し真珠湾攻撃に至ったかが問題で、それには1953年のペリー来航時代迄遡らなければ理解出来まい。

 日本は強力な中央集権国家を形成しようと明治維新の大業を成し遂げる。15世紀の大航海時代以来、白人による世界制覇の波がアジアにも押し寄せアジアは次々と列強に蚕食され植民地となる。その間の日清、日露戦争も避けては通れない宿命的な歴史だったのだ。

 日清、日露戦争での日本大勝利の報は、固唾を呑んで見守っていた世界の人々を驚嘆させ、特に有色人種に与えた影響は強烈だった。日露戦争勝利から15年後、パリ講和会議で日本は「人種平等の原則」を国際連盟規約に載せることを提案する。

 しかし、議長を務める米国大統領ウイルソンが拒絶し否決される。「有色人種に人権など必要無い」との差別が横溢していたのは明らかだった。

 その後世界は第二次世界大戦に突入し、日本もABCD包囲網や最後通牒を突き付けられ、最早生き残る道は連合国との戦争しかないとの決断に至る。

 昭和26年(1951年)にマッカーサーが上院軍事外交委員会で言明した様に「日本が戦争に飛び込んで行った動機は、安全保障の必要に迫られた為である」と告白している様に、日本は決して騙まし討ちも、侵略もしていない。

 日本は敗戦したが、大東亜戦争後アジアは独立し「人種平等の原則」は成立した。その事実をして如何に大東亜戦争が聖戦だったかが理解出来よう。

 昭和20年9月2日、戦艦ミズーリの甲板上で重光葵外相と梅津参謀総長が降伏文書に調印する。

 上海爆弾事件で右足を失った重光全権は、ステッキを頼りに義足を引き摺りながら喘ぎ喘ぎ上る。調印を前に一杯の水を所望するが、冷たく拒否された。

 卑怯者の「ジャップ」にやる水などないという憎悪が目に見える。今も糾弾して止まない「リメンバーパールハーバー」も日本人への偏見と差別なのだろうが、先の大戦の間違いを反省すべきは日本ではなく米国である。

 昨年の12月8日未明、嘗ての盟友が幽冥界を異にした。やはり12月8日は忘れられない。

                             合掌

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cordial8317 at 11:28|Permalink

2010年12月06日

そうか、槙枝が死んだか

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 国士舘大学に入学して間もなく行動右翼・防共挺身隊に入隊した。昭和54年の頃だ。当時の右翼団体の活動の最たるものは「日教組撲滅」で、全国で開催される日教組大会には全国の右翼団体が挙って結集し抗議行動を行った。「日教組粉砕!」「槙枝殺せ!」と咽喉が掠れるのも忘れ絶叫したのが今では懐かしい。

 その時代、日教組の委員長だったのが槙枝元文だった。槙枝が日教組委員長を務めていた時代が最も教育界を蝕んだと言っても過言ではない。その槙枝が亡くなり、感慨深いと言うより未だ生きていたのかと言うのが正直な感想だ。日教組が全教と袂を分かち、壊滅すると思いきや、今や政権与党に巣食い、国家を蝕んでいるのだから世の中何が有るか分からない。 

 「ミスター日教組」に代わり「日教組のドン」「参院のドン」と称される輿石東参院議員が民主党内の左派を束ね、日本労働組合総連合(連合)との関係を深めている事実に危機感を持つ国民は多い。党内実力者は小沢ではなく輿石なのだ。

 輿石は過去の選挙で、山梨県教組の関係者が「教育公務員特例法」と「政治資金規制法」で逮捕され有罪判決を受けても関係を全面否認し、未だ責任を取ってはいない事を見ても姑息なジジイと言う他無い。

 神奈川県と山梨県の小学校教諭や山梨県教組執行委員長を歴任した輿石は、日頃から「永遠に日教組の組合員であるという自負を持って、日教組と共に戦って行く」だとか「教育の政治的中立は有り得ない」と宣っているが、「教育基本法違反」を公然と勧めるその精神異常さは、槙枝同様死んでも治らないだろう。

 輿石は、日教組の反日思想を政治の場に持ち込み、日本を罵り、蔑み、貶め、自虐史観の限りをぶち挙げ、売国法案の早期成立に躍起だ。

 「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法案」もその一つで、此れを早期に成立させ、元売春婦らへの国家賠償を企み、日本の戦争犯罪を正当化させ、自虐史観に基づく教育の徹底を謀っているが断じて阻止せねばならない。

 民主党政権下で、国のカタチが大きく変り、国家の大本である教育が大きく転換され、日教組の「反日」「自虐」史観に基づく学校教育が大っぴらに行われ、益々教育荒廃が進んで行くのを傍観し拱手している訳には行かない。

 やはり日教組は日本国内に巣食う「癌」であり、これを抉り出し、粛正しない限り教育の正常化など有得ない。歴史・伝統・文化を否定し国家解体論を標榜する売国勢力を撲滅しよう。

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cordial8317 at 07:29|Permalink

2010年12月04日

軽々しい言動を厳に慎め

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 「議会開設120年記念式典」に際し、壇上で起立のまま天皇、皇后両陛下の入場を待たれていた秋篠宮両殿下に対し、民主党の中井洽が議場から不謹慎且つ不適切な言動をしたと言うが、日頃から皇室の存在を軽々しく思っているからついついこうした言動をしてしまうのだ。国民としてに実に不快感を覚える。

 蛆虫共産党は、天皇の存在を憲法違反として、「天皇制打倒」を標榜し、陛下が御臨席なされる国会の開会式や式典は欠席する。

 「主権である我々国民が反対しているから国民の総意ではなく、天皇は憲法は違反」との屁理屈は、まともな日本人には受け容れられるものではい。日本国内に巣食う、こうした国賊は一掃すべし。

 天皇は憲法上の制約から、国事行為として「国会の開会式」「首相や最高裁長官の親任式」「大臣の認証式」など年間約60回、国賓・公賓への接遇や会見、会食などのご公務を約170回お努めになられる。

 本来、天皇にとって大事なものは「祭事」であり、「国安かれ民安かれ」と国家国民の安寧を祈る存在こそが天皇なのである。

 本来は祭事は国事行為より優先されるべきものでなくてはならないのだ。歴代天皇が古来より司って来た「祭事」は、現憲法によって天皇家の「私事」になってしまい、皇室典範の「大嘗祭」の規定は最早存在しない。

 現憲法は歴史的な国家としての継続された「祭祀」に関する天皇の役割を否定しており、未だ占領政策の「神道指令」の呪縛が解除されない儘なのだ。

 この事実をしても現憲法は日本の最高法規としては相応しくなく、早急に破棄し、日本人の手で日本人の為の憲法を創るべきなのだ。

 天皇の祭事は、元旦早々の「四方拝」から始まり「歳旦祭」「元始祭」や毎月の旬祭など年に50回程に上る。祭儀や国事行為など、陛下の激務の御苦労を理解していない故に「早く座れよ」などと言う失言が口を衝いて出るのだ。

 国民の代表である政治家は当然、民草の一人一人が、天皇と皇室が歴史の中で果たして来られた役割や、在り方を確り学ぶ事が大事である。

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cordial8317 at 12:48|Permalink

2010年12月03日

法の不遡及を犯す韓国と

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 北朝鮮の韓国砲撃で朝鮮半島が緊迫化する中、日米共同統合演習に韓国軍が参加するという。日米韓の結束をアピールする狙いなのだろうが、反日を国是とする韓国との防衛同盟強化は一考を要する問題だろう。

 2002年、韓国16代大統領に盧武鉉が就任。盧武鉉は歴史の見直しに強い意欲を示し、100年前の日韓併合や日本統治時代の親日派、朝鮮戦争時代の韓国軍による民間人虐殺、軍事政権下での人権抑圧事件の真相究明を主張する。韓国国会では過去清算の立法を進め、真相究明や責任の追及、補償を行う為に「過去史整理基本法」を成立させる。更に日本統治時代の親日派の子孫を排斥する為「親日分子取締法」を施行し、「親日派」とする李完用元首相ら9人の子孫が所有する、財産36億ウォンと相続した土地を没収した。

 2006年には、全斗煥元大統領ら170人の叙勲を取り消す暴挙も行っている。「親日・反民族行為者の財産の国家帰属に関する特別法」に基き発足した「親日・反民族行為者真相究明委員会」は昨年12月、新たに406名を「親日派・反民族分子」と断定し追加公表した。これらの事後法は文明の原則である、法の「不遡及の原則」に反しておりまともな国際社会では許されるものではない。これらの事実を見ても韓国と胸襟を開いて付き合うなどとは笑止千万で、日韓の結束強化を図るなら先ず韓国側はこの恥ずべき法律を無効とすべきだ。

 韓国に悪しき歴史を印した盧武鉉は一昨年自裁した。妻ら親族が受け取ったとされた巨額資金を、実質的に認めた故の行動だろう。盧武鉉に限らず、韓国の歴代大統領の末路は実に不幸なものばかりで、絶対的権力が集中する大統領制が、朝鮮の民族性からか、異常な金銭欲、権力欲が不正に走らせるのだろう。初代大統領に就任した李承晩は絶大な権力を握りながらも独裁色が度を越して反感を買い、大統領選の不正で学生らのデモで退陣に追い込まれ、ハワイに亡命した後で病死した。その後の朴大統領は、暗殺計画によって夫人を失い、その後自らも暗殺された。

 全斗換大統領は、反乱首謀容疑で「死刑判決」を受け、盧泰愚大統領も収賄容疑で有罪判決を受けた。金永三大統領も、不正融資事件で近親者などが逮捕され退陣。波乱の人生を送りながら大統領にまで昇りつめた韓国初のノーベル賞受賞者の金大中も、最後は不正資金事件で息子が逮捕され退陣している。こうなると、大統領に権限が集中し過ぎることの反作用というより、道徳的価値観の無い民族性の問題だろう。

 余談だが、盧武鉉前大統領の遺書には「あんまり悲しむな。生も死も、皆自然の一欠けらではないか・・・ 火葬にしてくれ。そして小さな石碑を一つだけ残してくれ。昔から考えていたことだ。」と書かれていたと言う。この部分は小生も甚く共鳴し、既に購入している墓には、渓流釣りで訪れた川の小さな石を置こうと思っている。

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2010年12月02日

旧暦では今日が大晦日

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 日本が開国して間もない明治5年(1872年)、それまでの月の満ち欠けを中心にした太陰暦を切り替え、太陽の一太陽年を基準とする太陽暦のグレゴリオ暦を採用すると発表。明治5年(1872年)12月3日を明治6年の「元日」と決めた。つまり旧暦だと、今日12月2日が「大晦日」だったのだ。

 旧暦では、一年が13ヶ月。それが12ヶ月になるのだから、大きな混乱や支障を生じたのは想像に余り有る。今では当り前の様に使っている西暦だが、此れはキリスト教に基くものだ。暦というのは宗教と歴史が関連するものであり、国が変われば暦も様々なものが使われている。

 では一体西暦2010年は夫々何年になるのだろう。イスラムでは太陰暦を使い、マホメットのメディナ遷宮から数えて1431年。タイでは御釈迦様の没年から数える仏暦を用いているから2553年。ユダヤ教では天地創造を起源とするユダヤ暦だから5769年。因みに北朝鮮も金日成の生誕から数え、主体(チュチュ)100年だ。本来なら日本は、神武天皇御即位の年を紀元とされる皇紀を用いるべきで、皇紀は実に2670年の輝かしい歴史である。

 暦とは別に、日本には元号が在る。節季の習俗を時代の流れに応用する先人の智慧だ。此れこそが日本文化を象徴するものだろう。西暦が世界で一般化しているとして恰も元号が古臭く時代遅れだとして反対を唱える大馬鹿者がいるが、明治に開国し、西暦を採用し混乱の中でも元号を捨て去らなかったのは、大化の改新の昔から日本の国民生活に深く定着していたからだ。

 聖徳太子の時代より歴代の天皇は、数年から十年を目途に改元して巧みに時代転換をして来た。孝明天皇は、御在位21年の間に「嘉永」「安政」「万延」「文久」「元治」「慶応」と6回も改元された。混乱の時代を如何に転換させるかの苦衷の表れである。

 師走に入り、街はクリスマス商戦一色だ。天皇陛下を戴く日本にはそぐわない景色だが、日本人はクリスマスでキリスト生誕を祝い、大晦日は寺で除夜の鐘を撞き、元旦には神社に初詣に出掛け、年賀状には元号を記す。実にいい加減、否、実に大らかな民族なのだと思う。

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2010年12月01日

朝鮮の南北分断は日本の責任に在らず

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 昭和20年(1945年)8月9日、日ソ不可侵条約を一方的に破棄しソ連が参戦。三日後の12日には朝鮮半島北部に侵攻した。

 朝鮮への侵攻準備が出来ていない米国は此れに慌て、急遽朝鮮占領の協議が行われ、結果38度線で分割する事で合意。  

 北朝鮮でソ連は、日本人の軍人・行政官・警察官を抑留すると共に親日派を一掃、共産主義者を中心に人民委員会を組織させ委譲させた。

 ソ連の傀儡として、重慶に亡命していた金日成を首班とする政権を1946年2月に誕生。

 一方南朝鮮(韓国)では、米国が総督府の残留朝鮮人官吏を活用し軍政権を敷いた。1946年1月に、間接選挙による「過度立法議院」を構成させ翌年の2月、安在鴻を長官とする過度政府を発足させた。

 ヤルタ協定では1948年3月迄、国連の信託統治を予定していたが、米ソの対立で全ての協議が決裂。

 1948年8月、米国で反日活動をしていた李承晩を初代大統領に据え、大韓民国を建国した。翌9月、北朝鮮は朝鮮民主主義人民共和国を発足した。

 韓国が昭和20年(1945年)8月15日を「光復節」として独立を祝うが、実際の独立は3年後の昭和23年である。

 北朝鮮では、金日成の支配下で着々と国政の整備が進んだのに対し、韓国は、在来の官僚や亡命先からの帰国者、米国の措置で監獄から解放された共産主義者が入り乱れ、政権は安定せず、労働組合によるストライキが多発し、社会混乱が加速した。

 1946年10月以降、それまで容共的だった米国は次第に共産党の抑圧政策に転じ、米国の傀儡李承晩は、日本と共同歩調を執ろうとした「呂運亮」を暗殺し大統領に就き、「反日・反共」を国是とした。

 李承晩が最初にやった仕事は親日派の追放で、その結果、日本に育てられた優秀な官僚は次々と追放された。

 1950年6月25日の北朝鮮の突然の侵攻で、同じ民族同士が相討つ戦争となり、数百万人が犠牲となる大惨事となったが、朝鮮戦争の勃発も、朝鮮の南北分断も、日本に責任は無く、在るとすれば大東亜戦争に敗北し、共産主義の跋扈と米国の驕逸を許した事だ。

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