2010年05月

2010年05月21日

口蹄疫の被害拡大の原因は赤松の外遊と政治主導という妄想である

 口蹄疫が此処まで感染が拡大した原因は赤松の外遊に因るところが大きい。口蹄疫が発生していたにも拘らず、憧れのカストロに逢いに行く為に外遊を優先し、外遊先ではゴルフ三昧だったという。ゴルフで辞任に追い込まれた人物で思い出されるのは森喜朗元総理。その後の「神の国」発言がバッシングを受けて辞任した。

 平成13年2月10日、ハワイ沖で「えひめ丸」が米国海軍の原子力潜水艦に衝突され、日本人9名が亡くなった。この一報を受けた森がゴルフ場で聞いたにも拘らずプレーを続け、危機管理の意識が欠落していると総理辞任に至る要因になった。

 今回の赤松の外遊にしろ行動や帰国後の言い訳を聞いてみても、森元首相以上に危機管理意識が皆無で、村山富市の阪神大震災時の救助の遅れを彷彿させるものだ。

 鳩山は「責任論よりも迅速な措置を取ることだ」と言うが、今更迅速な措置でもあるまい。先ずは赤松を更迭すべきで、民主党の対応の杜撰さには厭きれるばかり。

 平野官房長官は、「指示が無く、事務方が動けなかった」と赤松を擁護し詭弁を弄しているが、民主党の「政治主導」は何処へ行ったのか。官僚体制を打破し、政治主導に戻すと言いながら「事務方が動けなかった」とは開いた口が塞がらない。

 鳩山政権の迷走は、正に御粗末な政治主導の結果であろう。官僚や事務方を主導出来る能力が無いにも拘らず、描餅の如くに政治主導を訴え「内閣の一元化」の方針を掲げては見たが、民主党の取り組む政策は全て看板倒れに終わっている。

 政治主導とは、官僚任せではなく、民意を享けた政治家が主導権を握ると言う意味合いで使われる。一見聞こえは良いが、これは日本の政治にはそぐわなない。

 政治主導をしている米国を見ても、賞賛には値するものではない。自民党政権下でも、明らかに政治主導であった。経済財政諮問会議や規制改革会議が、米国の要求に沿って官僚の頭越しに我が国の経済や社会の構造を変えて行ったのは事実。

 その結果、主要国が経済成長を遂げる中で我が国だけが緊縮財政に因るデフレ不況を続け、地方は疲弊し、雇用が破綻し、自殺大国に堕ちてしまった。

  政治家よりも政策に関する専門知識や見識は官僚には敵わない。子供時代からあらゆる試験を潜り抜けて来た最優秀の頭脳集団と言っても過言ではない。

 小泉チルドレンや小沢チルドレンや次期参院選の候補者らに見られる様に、議員になるまで国政とは何の関係もないズブの素人よりも遥かに日本の為になる。

 無法な天下りを規制することや官僚に有りがちな倣岸不遜な態度を戒めるのは結構だが、排除や叩き潰すことが本来の目的ではない。官僚は政治家の様に世襲という訳には行かず、親が官僚でも全て試験に合格しなければならないのだ。政治家は、こうした官僚を上手に使うことが大事だが、世襲議員にその能力は無い。

 その点、議員は御気楽で、政治的良識や能力が皆無でも当選出来る。世襲を全て否定するものではないが、世襲議員の所為で政治に情熱を持つ優秀な人材が政界では育たない。政治家も官僚の天下り先となっているのだから然もありなん。

 今や選挙に必要な「地盤・看板。カバン」が無くければ当選は出来ない状況であり、その逆を考えれば馴れ合い政治家の力量は何年経とうが進歩はないということだ。当選しても、考えることは政策よりは次の選挙のことばかり。

「政治家は次の世代の事を考える。政治屋は次の選挙の事を考える」との言葉が有るが、その政治屋の代表格が小沢一郎だろう。小沢が画策した政策の一元化は政治主導を構築する為のものだった。その結果が普天間問題に散見する安全保障や外交政策の迷走・混迷ぶりであり、口蹄疫の被害の拡大もまた同じである。

cordial8317 at 05:12|Permalink

2010年05月20日

ゴキブリ並みに殖え続けるシナ人の蚕食を防ぐ手立てはないのか

 現在、東京都内に15万人のシナ人が巣食っているという。ここ約10年で倍に殖えている。今や永住者の数は在日を抜きシナ人がトップの約65万人。この数字に日本国籍取得者や不法滞在者を加えると100万人を超えるのではなかろうか。

 今後、民主党政権が推進する東アジア大交流時代の下での「ビザの簡素化」に拠って、その予想を遥かに超えて行くことは必至である。我が国に限らず、米国アフリカ大陸、ヨーロッパ、全ての都市がシナ人の繁殖で溢れ返っているという。

 大陸を出て他国に根を下ろすシナ人「華僑」「華人」は全世界で4800万にも上る。今や中共の人口は約13億4千万人となり地球上の全人口の5分の1を占める。

 国土は日本の26倍だが、不毛な土地も多く、昔から移民となって海外に出て行くものが後を絶たない。この移民が「華僑」「華人」であり、華僑は海外に移住する支那公民で、華人は居住国の国籍を取得した華僑とその子孫を指す。

 中華人民共和国(中共)が建国されたのが昭和24(1949)年10月1日。その頃の華僑、華人は1200万人というから、約60年で4倍に膨れ上がったということだ。

 ここ数年での増え方が目立つ。 昨年、米国で永住権(グリーンカード)を得た外国人は約100万人。その内シナ人は約8万人で、その半数が米国国籍を取得した。

 この数字を発表したのは、テロ攻撃や自然災害から国土を守ることを目的に設立された米国の国土安全保障省である。如何に米国は、国家の安全という観点から、シナ人「華僑」「華人」の急増に目を光らせているかが窺い知れる。

 中共は、移住者や留学生らを使い諜報活動をするのは常套手段。海外でスパイ活動を活発化させており、米国政府はこれを未然に防ぐ為に「中共が米国の機密を盗み、軍事力や経済力を強化しようとしている」との報告書を纏め警告を徹底している。

 米国に限らず世界では機密情報の漏洩には神経を尖らせ、スパイ活動で逮捕されれば極刑は免れない。映画「007」が面白いのは捕まれば殺されるというスリルが有るからで、日本の様に逮捕されても罰金刑と国外追放では映画にもならない。

 未だに日本は「スパイ天国」と侮られながらも、一向にスパイ活動が無くなる気配も、対策を講じる気配もない。スパイ活動が後を絶たないのは、諸外国に比べ量刑が軽すぎるのが原因で、「機密保護法(スパイ防止法)」の強化は喫緊の課題である。

 世界がシナ人移住者を警戒し神経を尖らせているのに、日本ではそのシナ人をビザを簡素化してまで招き入れた挙句に「参政権」を与え、更には「外国人住民基本法案」で不法入国者までをも庇護しようとしている事実は狂気の沙汰としか言いようが無い。ゴキブリ並みの繁殖力を持つ、シナ人の蚕食を許してはならない。

cordial8317 at 07:40|Permalink

2010年05月19日

歪曲、偽造、捏造の常習犯であるNHKこそ「仕分け」すべし!

  NHKも歌番組や相撲や落語くらいなら娯楽として愉しめるが、これが歴史が絡むと歪曲、偽造、捏造のオンパレード。 これで公共放送というのだから厭きれる。

 昨年春に放映されたNHKスペシャル「プロジェクトJAPAN」の第1回目「アジアの一等国」で、台湾統治を取り上げるも、台湾証言者の発言を捻じ曲げて報じた。

 日本=加害者というNHK御得意の史実歪曲、偽造、捏造を重ね、日本人のみならず台湾人も含めた1万人訴訟という前代未聞の訴訟を興され目下提訴進行中にも猛省することなく、相変らずプロジェクトシリーズ番組を垂れ流している。

「シリーズ 日本と朝鮮半島」と題された企画は、第1回目の「韓国併合への道~伊藤博文と安重根(アンジュングン)」が4月18日に放映された。本編ではなく再放送で見たが「アジアの一等国」ばりの、歴史事実を歪曲した惨たらしいものだった。

 右翼浪人として憂国の至上逞しい安重根は尊敬に値する人物で、どんな番組なのか楽しみにしていただけに落胆は大きかった。それにも況して、NHKの確信犯的捏造行為に怒り沸騰、これが公共放送だというのだから開いた口が塞がらない。

 日露戦争終結後の明治38(1905)年、「第二次日韓協約」の締結に由り韓国の外交権が我が国に委任された。協約には「韓国が富強の実を認むる時に至る迄」との期限条項が高宗の意向で盛り込まれ、高宗もこれに満足したというのが真相である。

 こうした事実を無視し、日本軍の映像を作為的に流し、伊藤博文が然も日本軍を動員し武力に拠って威嚇し高宗に承諾させたという内容は明らかに事実と異なる。

 また、高宗の妃閔妃殺害を日本軍と壮士の犯行と断定していたが、殺害は大院君と韓国訓練隊が中心となり、陸軍中将の三浦梧楼公使や日本の有志が協力して行った事実ということは、今や歴史的にも明らかになっている事実である。

 裁判では李周會将軍ほか3名が死刑となり、殺害を実行した訓練隊長は後に逃亡先の日本で何者かに殺害されている。 こうした事実を一切無視し、日本軍犯行説を垂れ流し、反日捏造番組を放送するNHKが公共放送だというのだから恐れ入る。

 翌週の4月25日に放映されたNHKスペシャル「『上海・百年の物語』魔都を巡る激動の歴史ー戦争・革命 名門一族流転の人生ー」という長ったらしいタイトルの番組もで、相変わらず日本軍が登場し、市民殺害の悪者とされていた。

 これも「歴史歪曲捏造番組」だったことがバレた。これは最早、NHKに因る犯罪行為と言っても過言ではない。 受信料を訴訟まで起こして取り立てておきながら、国益に相応しくない番組を垂れ流す。これのどこが公共放送であろうか。

 歴史云々を語る前に、放送法で守られた親方日の丸的体質を改めるべきだ。特殊法人でありながら、幾多の株式会社の持ち株会社となり、その収益を視聴者(受信契約者)へ還元しないのは、公共性とは大きくかけ離れる。

 NHKこそ「事業仕分け」の対象として解散、若しくは民間と合併ないし民間に移行させべきである。視聴者は怒りと抗議の意味を込め、受信料を拒否しよう!

※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。

《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。

cordial8317 at 06:03|Permalink

2010年05月11日

谷亮子よ、お前もか(苦笑)

 オリンピック柔道金メダリストの谷亮子が小沢と輿石と共に記者会見し、参院選に民主党から出馬すると聞いて驚いたというより呆れたというのが正直なところ。

 オリンピックや国際大会を経験し、国民栄誉賞にも推挙されたことのある柔道家が、国旗・国歌を否定する民主党から出馬するとは笑えないジョークだろう。

 小沢なんぞは満面の笑みを見せ、「百万、千万の味方を得た気持ちで心強く思った」と強調したが、多くの国民には奇異に映ったし、谷の「小沢先生の強いリーダーシップの下・・・」の台詞には、柔道ファンも興醒めしたに違いない。

 参院選出馬を表明した谷亮子にネット上では「田村で金、谷でも金、ママでも金、政治では金(カネ)」と揶揄されているが、ネット民は巧いこと言うよな(笑)

 民主党は「外国人地方参政権」「外国人住民基本法案」「国立追悼施設の建立」「戦時性的強制被害者法案」「夫婦別姓」「戸籍法廃止」「人権救済機関の設置』といった売国政策を訴えてるが、谷亮子がそれらを知っているとは思えない。

 また「日教組主導の教育」を目指す民主党は、国旗国歌法に反対し、道徳教育の廃止しを目論んでいるということも当然知る由もないだろう。 戦後、我が国が「道徳教育」を廃止した結果が現在の教育の荒廃と家族崩壊に繋がっている。

 教育勅語に「我が臣民克く忠に克く孝に億兆心を一にして世々其の美を済せるは此れ我が国体の精華にして教育の淵源亦実に此に存す」と明解に述べている。最高の道徳である「忠」「孝」を教えることは教育にとって最も大事なのである。

 谷が柔道家としての経験から「スポーツ界の指導者を含めた人材育成や環境整備に携わりたい」と言うならば、先ずは礼節や忠孝を重んじるべきだが、民主党ではどう足掻いても無理な話し。況してや現役続行とは開いた口が塞がらない。政治をパート感覚でやろうという発想自体、政治をナメてるとしか思えない。

 谷亮子、中畑清、堀内恒夫、石井浩郎、池谷幸雄、桂きん枝、岡崎友紀、庄野真代、三原じゅん子、敏いとうといったスポーツ選手や旬が終わったタレント候補の乱立は衆愚政治の最たるもので、国民を愚弄する何物でもない。

 抑抑、参議院とは良識の府であり、その良識とは政治的良識でなくてはならないのだ。現職を見ても、女子プロレスラーや麻薬所持で実刑判決を受けた沖縄民謡歌手、部落解放同盟に元朝鮮日報支社長、日教組に元極左、不倫妻やら女子プロゴルファーの父やら挙げたら限がない無能な連中ばかりで政治的良心の欠片も感じない。

 所詮は単なる数合わせと投票要員に利用されるということさえ分かっていないだろうし、我が国の政治家としての矜持を持って政を司ることなど出来はしない。

 今やるべき改革は議員定数の削減であり、参議院の廃止であろうタレント候補の乱立は最早末期的症状で、衆議院のチェック機関として機能しておらず、税金の無駄である。無用の長物と化した参議院は即、廃止するのが最良策だ。

cordial8317 at 06:25|Permalink

2010年05月08日

名誉棋聖・藤沢秀行の破天荒な生き方に学ぶ

 破天荒な生き様をされた方には憧れや尊敬の念を抱く。豪快、華麗な棋風と酒と女と博打を愛し、破天荒な生き方で囲碁ファンを始め多くの国民を魅了した、名誉棋聖・藤沢秀行もそんな一人。藤沢名誉棋聖が84歳で逝去されて1年が経つ。

 日頃、物心両面で世話になっている、大手警備会社のテイケイで何度か拝顔の栄に欲したことがあるが、眼光鋭く、浮世離れした観は独特で、会長から「あの人が藤沢秀行さんだよ」と言われた時には妙に納得し、感激した覚えがある。

 何でも藤沢さん、若い頃に愛人を何人か囲い夫夫に子供を儲けてて、その生活費の工面を今になってもずっと続けていたそうだ。中々出来ることではない。

 著書は100冊を超え、中でも破天荒な人生を綴ったエッセイは「野垂れ死に」など面白いものが多い。若手の棋士の育成に力を注ぎ、また趙治勲25世本因坊や林海峰・名誉天元らも教えを請うた一人であり、中国本土や台湾での棋士の実力向上に大きく貢献し、訪日した鄧小平の表敬訪問を受けたこともある人物でもある。

 酒癖は悪い方ではないらしいが、酔うと「お〇〇こ」を連呼するらしく、鄧小平に会った時も酔っ払い、同じ様に「お〇〇このことを中国語では何というのだ」という話しに終始したらしく、そんなこともあって面会は途中で中止になったという。

 このエピソードを聞いた時「流石はシュウコウさん!」と爆笑したが、言わせて貰えれば、どうせ慇懃無礼なシナ人のこと、上っ面のことしか言わないだろうから、敢えて業とやったんだろう。シラフでやれば角が立つが、酔っていれば笑って許されることも承知の上での、藤沢さんらしい行動だったのではないだろうか。

 博打と女好きが高じ、ヤクザの高利な金に手を出したお蔭で莫大な借金を抱え、タイトル戦のお金で支払うしかなく、負ければお終い、首を括らねばならない情況の中での渾身の勝負は、正に鬼気迫るものがあったという。

 藤沢秀行は書も愛し、独特な迫力ある書体で個性が光る。その多くの金言の中でも「大丈夫心配ない 死ぬまで生きる」という言葉が好きで、カレンダーの切り抜きだが、神棚の下に貼って毎日拝し元気を頂いている。その趣旨は「死んだように生きてはいかん、死ぬまで生き生きと、死ぬまでは生きるのだ」というもの。

 逆境を跳ね除ける精神力と豪快さは、是非とも見習いたいものである。

cordial8317 at 06:53|Permalink

2010年05月04日

「沖縄県民大会」参加者数9万人は真っ赤な嘘だった(苦笑)

 数年前、社会科教科書の沖縄集団自決に関する記述が違うと抗議集会が開かれ、主催者側が「参加者11万人」と大々的に発表し、それを鵜呑みにした政府やマスコミが右往左往した挙句に、教科書の見直しを検討したことがあった。

 この数字に疑問を持った大手警備会社のテイケイ(株)が航空写真を分析し、参加者の実数が1万8179人と解析し直ぐに沈静化された。今回もテイケイが反対集会の9万人の実数を調べて、参加者の実数が1万1569人だったことが判明した。

 参加者数を偽ることは国民を欺くことであり、主催者は殊更反米感情を煽り日米離間を謀っている様だが、これら全て左翼団体の常套手段である。

 現在の我が国の平和は日米安保条約の下での在日米軍のお蔭であり、この現実は悲しい現実として冷静に受け止めるべきだろう。米軍が否なら国防力を整備し、在日米軍に匹敵する自衛隊を配備し平和安定に努力すれば良いだけだろうに。

 米国依存の体制から脱却し、米軍基地の県外移設に向けて盛り上がりるのは好いことが、悲しい現実として米国抜きの国防など現実的に在り得ない。民主党政権は何のことはない、米国依存から中共依存を謀っているだけに過ぎない。

 沖縄県はその位置関係故に安全保障上重要な場所であり、沖縄から米軍が撤退すれば、支那が触手を伸ばして来るのは火を見るより明らかだ。民主党が目論む「沖縄ビジョン」こそ、中共に因る「琉球処分」への報復であり陰謀である。

 沖縄普天間基地移設問題は、専ら自分達の利害や、その場凌ぎの遁辞を羅列するばかりで、国民の生命を守るという国防の在り方を論ずることは全くない。民主党の迷走ぶりは、正に「愛国心」の無さに起因すると言っても過言ではないだろう。

 愛国心なき領土防衛や国防など有り得ない。残念なことに日本人は、愛国心の無さと国防意識の欠落という点では世界に冠たる国に成り下がってしまった。

 国防という独立国としての本来の大本を米国に委ね、まやかしの平和を享受して来たことを恬として恥じない民族になってしまったのだ。 沖縄普天間問題の迷走は「愛国心」なき国防論が元凶であり、国民も沖縄県民も国防意識を覚醒せよ。

cordial8317 at 05:50|Permalink

2010年05月02日

人生を愉しみたければ釣りを覚えなさい!

「人生を一生涯愉しみたければ釣りを覚えなさい」とは釣り好きで知られる開高健の名言だが、昨年「渓流釣りに」嵌ってからは渓流釣り三昧の日々を過ごしてる。

 右翼浪人として晴耕雨読というか殆ど外出もせず家に篭っている為に、山奥での渓流釣りは気分転換には持って来いだ。福島県内は4月に渓流解禁になる。GWの昨日も友人と阿武隈川上流で竿を出してから、南会津方面の渓に向かった。

 南会津で、中々良さそうな支流を見付け崖を下り、いざ竿を出そうと準備をしていたら、何やら石ころが川に「ボトーン」。ふと見上げると向い側の崖に体長1メートル程の熊が下り様としているではないか、驚いて思わず「熊だ!」(笑)

 こっちも驚いたが、熊もさぞかし驚いたことだろう。渓流釣りを覚えて初めて熊に遭遇し、その後は後ろばかり気になって、釣りを楽しむ余裕はなかった。

 渓流釣りは、熊にも遭遇するが、もう少し暖かくなるとマムシやらアブに襲われたりもする。高が釣りだが、海釣りとは違って結構体力も要るハードな遊びで、現場によっては50メートル程の断崖を下りて行かなければならないことも。

 下りるということは、当然上らなくては帰れないので登るしかないのだがヘトヘトになる。そこまでして岩魚や山女を釣り上げた時の気分は格別である。

 危険を伴う場所で釣りをするのだから当然怪我も付き物で、足元が滑りよろけて脇腹を強打し、肋骨にヒビが入ったことも有るし、崖から転落し腰を強打したりもした。幸い大事には至らなかったが、用心に越したことはない(笑)

 渓流釣りは秋には禁漁になるので、オフシーズンは「蛸釣り」と「ヘチ釣り」にも挑戦している。蛸釣りはそれなりにやってみたが頑丈な竿さえ用意すれば誰でも釣れるし、食べても美味いから一石二鳥。だが、ヘチ釣りはそう簡単には行かない。竿はヘチ竿といって黒鯛用のものを使う。2m前後の竿で結構な値段もする。

 それに烏貝や貽貝、イソメなどを付け中階層を狙い、蛸釣りと同じくチョッとずつ移動しながら釣って行くのだが、これはセンスがものを言う釣りでもある。

 横浜で発祥した粋な釣法で、今年は是非マスターしたいと思っている。畏友でもある横浜在住の蜷川正大さんが、このヘチ釣のプロらしく御教授願う予定だ。

 子供の時に、小遣いで買った安物の釣竿を持って近所の川や池に釣りに行ったのを思い出す。全く釣れなかったが、それでも楽しかった。何時しか釣りから遠ざかってしまったが、今になって、あの頃を思い出し釣りを楽しんでいる。

 最近は、何処の川でも子供達の姿を見かけることが少なくなった。しかし、釣りを通して学べること、そしてそこから得られる感動は無限にあると実感している。

 釣りというのは奥深い遊びだ。今迄の自分と違った自分に出会えるかも知れない。たかが釣りされど釣りなのである。「人生を愉しみたければ釣りを覚えなさい」

cordial8317 at 08:59|Permalink