2010年01月11日
防共挺身隊執行部からの除籍通知と平成の右翼
運動方針の違いと組織の維持に対する違いから、大学時代から約30年に及び所属していた防共挺身隊を辞めたのは先日の日記で書いた通り。除籍通知が出され、それに何やら、次の様なこと書かれていたらしい・・・ 「右の者、民族活動家として上下の礼節を弁えず・・・理由は如何を問わず交友等は一切堅くお断りします」。
除籍通知を出される謂れもないし、民族活動家として恥じることは一つもない。「防共挺身隊執行部」なんぞ聞いたことがない。まぁ某ヤクザの入れ知恵だろうな。
頭山満翁がその昔、社内の暗闘の際「そんなケチ臭いことでは将来の志業に大害あり」と憂いたというが、流石は大物である。国士とは斯く在りたいものである。「世の人は我を何とも言わばいへ 我が成す事は我がのみぞ知る(坂本龍馬)」
警察庁が把握している国内の右翼団体は現在約900団体(現在は恐らく3分の1程度か)に上るという。 御多分に漏れず、右翼の世界も「玉石混交」であるから、数ある団体の中には街宣車に日の丸を立てて、軍歌を流すだけの団体も在ったり、街宣車を強請り、集りの道具として使用してる自称右翼も少なくない。
世間の嘲笑や侮蔑に耐えつつも皇室の弥栄を祈り、国の行く末を憂う「純正右翼」「本流右翼」は、一体どの位存在するのか。 右翼団体の草分けは玄洋社である。頭山満翁らは明治12年、向陽社を設立したが、前述した通り、社内の暗闘を知った頭山翁は向陽社を発展的に解消し、「玄洋社」に改め組織を再編した。
玄洋社憲則
第一条 皇室を敬載す可し
第二条 本国を愛重す可し
第三条 人民の権利を固守す可し
昭和21年1月4日、GHQは所謂、超国家主義者団体の解散令を出した。荒原牧水の「大右翼史」に拠れば、終戦時の右翼は350団体、このうち追放、解散令を受けたのは210団体に及ぶという。この中には防共挺身隊初代総隊長・福田進の父である福田素顕翁の「皇道日報社(現、防共新聞社)」も一切の活動を禁じられた。
この福田素顕翁は「愛国者は国民の模範的人物にして、指導者たれ」との言葉を残してこの世を去った。民族派、右翼を自称する者の中で、果たして何人が「国民の模範」として胸を張ることが出来ようか。新右翼のカリスマだった野村秋介大人は「他を批判する者、先ず自らに峻烈でなくてはならない」と訓える。
我が胸に手を当て自省してみれば、忸怩たる思いに駆られるが「国民の模範」に成れないまでも、塵の中でもキラリと光彩を放てる右翼浪人に成りたいものだ。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。
除籍通知を出される謂れもないし、民族活動家として恥じることは一つもない。「防共挺身隊執行部」なんぞ聞いたことがない。まぁ某ヤクザの入れ知恵だろうな。
頭山満翁がその昔、社内の暗闘の際「そんなケチ臭いことでは将来の志業に大害あり」と憂いたというが、流石は大物である。国士とは斯く在りたいものである。「世の人は我を何とも言わばいへ 我が成す事は我がのみぞ知る(坂本龍馬)」
警察庁が把握している国内の右翼団体は現在約900団体(現在は恐らく3分の1程度か)に上るという。 御多分に漏れず、右翼の世界も「玉石混交」であるから、数ある団体の中には街宣車に日の丸を立てて、軍歌を流すだけの団体も在ったり、街宣車を強請り、集りの道具として使用してる自称右翼も少なくない。
世間の嘲笑や侮蔑に耐えつつも皇室の弥栄を祈り、国の行く末を憂う「純正右翼」「本流右翼」は、一体どの位存在するのか。 右翼団体の草分けは玄洋社である。頭山満翁らは明治12年、向陽社を設立したが、前述した通り、社内の暗闘を知った頭山翁は向陽社を発展的に解消し、「玄洋社」に改め組織を再編した。
玄洋社憲則
第一条 皇室を敬載す可し
第二条 本国を愛重す可し
第三条 人民の権利を固守す可し
昭和21年1月4日、GHQは所謂、超国家主義者団体の解散令を出した。荒原牧水の「大右翼史」に拠れば、終戦時の右翼は350団体、このうち追放、解散令を受けたのは210団体に及ぶという。この中には防共挺身隊初代総隊長・福田進の父である福田素顕翁の「皇道日報社(現、防共新聞社)」も一切の活動を禁じられた。
この福田素顕翁は「愛国者は国民の模範的人物にして、指導者たれ」との言葉を残してこの世を去った。民族派、右翼を自称する者の中で、果たして何人が「国民の模範」として胸を張ることが出来ようか。新右翼のカリスマだった野村秋介大人は「他を批判する者、先ず自らに峻烈でなくてはならない」と訓える。
我が胸に手を当て自省してみれば、忸怩たる思いに駆られるが「国民の模範」に成れないまでも、塵の中でもキラリと光彩を放てる右翼浪人に成りたいものだ。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
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cordial8317 at 09:14|Permalink
2010年01月08日
『ブログ開設記念』行動右翼から右翼浪人へ
国士舘大学時代に右翼団体・防共挺身隊(以下防挺)に入隊した。防挺といえば、戦後、大日本愛国党と並び行動右翼として、右翼・民族派運動に大きな役割を担ってきた団体だ。詳細はウィキペディアを参照して頂けたら幸いです。
政治に興味を抱いたのは中学時代だった。亡き親父が町会議員や衆議院議員(故・天野光晴)の秘書の様な事をやったいた影響と、担任と副担任の二人が日教組の組合員と共産党員だった事が大きく影響していると思う。親父が持ってくる「月刊自由民主」という雑誌を貪る様に読んで、辿り着いた正義感は「右翼思想」だった。
高校は地元の二本松工業高校。当時は進学するなど考えもしていないし、土方の監督かテレビドラマの「前略おふくろ様」の影響で板前にでもなろうと思っていた。
進学に傾いたのは、担任が自分だけには就職を世話しないし、シャレで受けた福島県警も不合格だったし、ならば成績は悪くは無かったので大学を「推薦」して貰って4年間遊びながら将来を考えれば良いかなんて思っていた。
そんな矢先、国防青年隊隊員で国士舘大学の3年生だったH氏による大平総理テロ未遂事件が有り、その後、直ぐこの国士舘大学への推薦を願い出た。
然し、即座に却下され「地元の日大工学部なら」ということになった。しかし、日頃父から「田舎で勉強するより、都会で昼寝しろ」と教わっていたので、地元の大学には行く気もなく、しつこく担任に国士舘大学の推薦をするよう迫ってた。
暫くして先生も根負けしたのか「坊主にしたら」という条件で推薦してくれることになった。先生にしてみりゃ絶対坊主にはしないだろうという思惑があったのだろうが、翌日五厘に刈り上げ挨拶行ったら無言で書類を作成してくれたのを思い出す。
合格し、先生方に報告に行ったら、言われたことは「五郎、右翼にだけは入るなよ!」。爾来30年、微力ではあるが愛国活動に邁進し「右翼の良識」と言われたりもしたが、力及ばず、昨年、永年共に行動してきた盟友と袂を分つた。
その盟友だった對馬則政も昨年末に多臓器不全で幽明界を異にした。今後は、正統右翼浪人として「晴耕雨読」の生き方を全うしたいと思っている。
昨今、新保守主義を掲げる学者や評論家の言動が持て囃されてはいるが、その「保守」に「尊皇」はない。彼等が「保守」したいのは、自民党や民主党の体制なのだ。反中共、反北朝鮮と耳障りの良いことを言ってるだけで、本音とも思えない。
保守主義を否定する訳ではないが、尊皇無き保守では米国や英国の保守政党、保守主義と何等変りは無いのだ。そんな中で、右翼・民族派の存在価値は年々無くなってきている様に感じるが、それは右翼人自身に問題が有る様な気がしてならない。
思想は乏しく、考えていることは「シノギ」ばかり。久しぶりに相対しても「どう、景気は」・・・だが、悲観はしていない。必ずや、この混迷、停滞から脱却し、天皇国日本を磐石の安きに導いてくれる「国士」は出現するだろうから。
右翼・民族派諸氏は原点に戻り、研鑽を積み、テロを担保しつつ啓蒙活動をして貰いたいものだ。「自己犠牲に達しない思想は卑しい思想である」(三島由紀夫)
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政治に興味を抱いたのは中学時代だった。亡き親父が町会議員や衆議院議員(故・天野光晴)の秘書の様な事をやったいた影響と、担任と副担任の二人が日教組の組合員と共産党員だった事が大きく影響していると思う。親父が持ってくる「月刊自由民主」という雑誌を貪る様に読んで、辿り着いた正義感は「右翼思想」だった。
高校は地元の二本松工業高校。当時は進学するなど考えもしていないし、土方の監督かテレビドラマの「前略おふくろ様」の影響で板前にでもなろうと思っていた。
進学に傾いたのは、担任が自分だけには就職を世話しないし、シャレで受けた福島県警も不合格だったし、ならば成績は悪くは無かったので大学を「推薦」して貰って4年間遊びながら将来を考えれば良いかなんて思っていた。
そんな矢先、国防青年隊隊員で国士舘大学の3年生だったH氏による大平総理テロ未遂事件が有り、その後、直ぐこの国士舘大学への推薦を願い出た。
然し、即座に却下され「地元の日大工学部なら」ということになった。しかし、日頃父から「田舎で勉強するより、都会で昼寝しろ」と教わっていたので、地元の大学には行く気もなく、しつこく担任に国士舘大学の推薦をするよう迫ってた。
暫くして先生も根負けしたのか「坊主にしたら」という条件で推薦してくれることになった。先生にしてみりゃ絶対坊主にはしないだろうという思惑があったのだろうが、翌日五厘に刈り上げ挨拶行ったら無言で書類を作成してくれたのを思い出す。
合格し、先生方に報告に行ったら、言われたことは「五郎、右翼にだけは入るなよ!」。爾来30年、微力ではあるが愛国活動に邁進し「右翼の良識」と言われたりもしたが、力及ばず、昨年、永年共に行動してきた盟友と袂を分つた。
その盟友だった對馬則政も昨年末に多臓器不全で幽明界を異にした。今後は、正統右翼浪人として「晴耕雨読」の生き方を全うしたいと思っている。
昨今、新保守主義を掲げる学者や評論家の言動が持て囃されてはいるが、その「保守」に「尊皇」はない。彼等が「保守」したいのは、自民党や民主党の体制なのだ。反中共、反北朝鮮と耳障りの良いことを言ってるだけで、本音とも思えない。
保守主義を否定する訳ではないが、尊皇無き保守では米国や英国の保守政党、保守主義と何等変りは無いのだ。そんな中で、右翼・民族派の存在価値は年々無くなってきている様に感じるが、それは右翼人自身に問題が有る様な気がしてならない。
思想は乏しく、考えていることは「シノギ」ばかり。久しぶりに相対しても「どう、景気は」・・・だが、悲観はしていない。必ずや、この混迷、停滞から脱却し、天皇国日本を磐石の安きに導いてくれる「国士」は出現するだろうから。
右翼・民族派諸氏は原点に戻り、研鑽を積み、テロを担保しつつ啓蒙活動をして貰いたいものだ。「自己犠牲に達しない思想は卑しい思想である」(三島由紀夫)
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。
cordial8317 at 06:56|Permalink